【必須】仕事辞めたあとやるべき手続き6つ【僕は120万円変わった】

仕事を辞めたあとやるべき手続き6つ
tochiblog執筆者情報
悩むゴリラ
仕事を辞めたけど、やらなきゃいけない役所とかの手続きがあるんだよね。
「やっておかないと損するゾ」ての教えてくれよ!

こういった悩みを解決する記事です。

会社を辞めると、行うべき手続きがいくつかあります。

会社勤めが長いと、会社がやってくれていたことを「当たり前」と思ってしまいがちですが退職するとすべて自己責任です。
めんどいですが、やりましょう!

仕事を辞めた後のお金が心配な方も多いでしょう。
これからご説明する制度を活用できるか否かによって、100万円以上変わるケースもあります。

【勤務15年、前年度年収700万円。退職後は独立という名の下、ふらふらしていた僕の場合】

ご紹介する1〜5番(6番は適用条件満たさず)の制度を利用して、計120万円ほど変わりました。

本記事を読めば「得られる権利を知らずに放棄」を回避できますので、ぜひ参考にしてください。

仕事を辞めたあとやるべき手続き6つ
  1. 年金と保険の切り替え
  2. 失業保険の手続き
  3. 年金と保険の免除申請
  4. 税金の還付申告をする
  5. 住民税の減免、コロナ特例による猶予
  6. 住居確保給付金を申請

手続きが多いなと思うかもしれませんが、その気でやれば1日で終わります。
それでは順にご説明していきます。

仕事辞めたあとやるべき手続き1:年金と保険の切り替え

仕事辞めたあとやるべき手続き1:年金と保険の切り替え
年金と保険の切り替え
  • 手続き:住まいの市区役所・国民年金窓口、健康保険窓口
  • 持ち物:退職証明書(離職票)、年金手帳、身分証明書、印鑑

年金の切り替え

会社員は給与からの天引きで厚生年金の保険料がされています。

なので仕事を辞めたら国民年金に移行する手続きが必要です。
年金機構から送られてくる納付書で保険料を納めるかたちです。

第1号被保険者
(国民年金)
自営業者、学生、無職、その配偶者の方保険料は自分で納める
第2号被保険者
(厚生年金)
厚生年金に加入している従業員 →保険料は給与から天引き
第3号被保険者第2号被保険者に扶養されている配偶者の→保険料は納めなくてよい

保険の切り替え

在職中に使っていた健康保険証は退職時、勤務先に返却します。

保険証がなかったら病気になったとき、どうすんの?
まさか全額自費?

仕事を辞めたあとは、以下のいずれかを選択します。

  • 任意継続制度を利用:退職後も前の職場の健康保険に加入し続ける制度(期間は2年間、保険料は全額自己負担)。
  • 国民健康保険に加入:任意継続制度を利用しない場合は、国民健康保険に加入。
  • 家族の扶養に入る:年収が130万円未満の場合、家族が加入している健康保険の扶養に入れる可能性があります。

保険料を安く抑えるために、僕は一時的に妻の扶養に入りました。

扶養家族がいる方は、家族全員の保険料を負担しなくてはなりません。

任意継続制度を利用すれば、引き続き1人分の保険料で家族全員の医療費が軽減されます。

仕事辞めたあとやるべき手続き2:失業保険の手続き

仕事辞めたあとやるべき手続き2:失業保険の手続き
失業保険の手続き
  • 手続き:近くのハローワーク
  • Topics:独立起業の場合も受給できる

会社を辞めると失業保険が受給できます。(受給要件を満たす必要あり)
参考【厚生労働省HP】雇用保険(基本手当)の受給要件

給付額は在職時の所得により差がありますが、在職時の給料の5〜8割ほどです。

2020年10月より、自己都合退職の給付制限期間が3ヵ月→2ヵ月に変更されました。
僕も3ヵ月の無給期間はかなりキツかった…いい改変!

失業保険の受給は「求職中」が必須条件ですが、独立起業を考えている方も受け取れる可能性があります。

関連【失業保険】独立、開業、起業したら?いつまで受給可能?【ハロワで聞いた】

実際に僕は起業しましたが、失業保険を受給していました。
開業届の提出、会社登記をすると「求職」状態を脱したとの判断になり受給不可となりますのでご注意を。

失業保険の求職活動実績の作り方は下記の記事を参考にどうぞ。
関連【検証】求職活動実績にネット応募は通る?【失業保険申告書出してみた】

仕事辞めたあとやるべき手続き3:年金と保険の免除申請

仕事辞めたあとやるべき手続き3:年金と保険の免除申請
年金と保険の免除申請
  • 手続き:住まいの市区役所・国民年金担当窓口
  • Topics:あと払い可能

退職後すぐに就職しない場合、国民年金に必ず加入しなければいけません。
ただ収入の減少で毎月の支払いがキツい場合は、免除・猶予の制度が利用できます。

参考【日本年金機構】国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度

年金の免除って、お爺ちゃんになったとき受け取り額が減るんじゃないの?

と考えるでしょうが、年金は後から納める(追納する)ことができます。
収入に余裕ができたら「過去の分を払います」と窓口に行けばOK。

仕事辞めたあとやるべき手続き4:税金の還付申告

仕事辞めたあとやるべき手続き4:税金の還付申告
税金の還付申告
  • 手続き:税務署に確定申告の用紙を出す
  • Topics:5年間は申告可能、急がないで大丈夫

還付申告とは源泉徴収で納めすぎた税金(所得税)を返してもらう手続きです。
「払いすぎ」なので当然、還してもらいましょう

還付申告は、在職時だと年末調整を行っているので不要でした。

なんか12月は給料が多いな!
バンバン飲もう!

なんてのは年末調整の”恩恵”です。

還付申告は対象となる年の翌年1月1日から5年間は申告可能ですので、焦らなくてもOKです。

給与以外の副収入があって確定申告をされる方は、還付申告もで同時に行われるので不要です。

仕事辞めたあとやるべき手続き5:住民税の減免、コロナ特例猶予

仕事辞めたあとやるべき手続き5:住民税の減免、コロナ特例猶予
住民税の減免&コロナ特例猶予
  • 手続き:市区役所税務課(減免制度のない自治体もあり)【電話による確認&制度申請可能】
  • Topics:ドンと重い課税が来る…支払い延期が可能

住民税は前年の1月1日から12月31日の所得に対して課税されます。

つまり退職後所得がなかろうと、無慈悲にドン!と請求がきます。

僕が無収入のころに届いた請求書がこちら…30万円って無理…。

納税通知書

減免制度のない自治体もありますが、コロナ特例の猶予が受けられるケースがあります。
僕はコロナ特例を使い、住民税の支払いを1年間猶予(分割も可能)してもらいました。

猶予なので結局は支払い義務のある税金ですが、無収入時と収入がある時での請求では”重み”が違います。

納税猶予申請は2021年2月1日で終了しましたが、やむを得ない理由があると認められるときは納期限後でも申請可能です。
参考 【国税庁HP】新型コロナウイルス感染症の影響により納税が困難な方へ

仕事辞めたあとやるべき手続き6:住居確保給付金の申請

仕事辞めたあとやるべき手続き6:住居確保給付金の申請
住居確保給付金の申請
  • 手続き:住まいの市区役所(社会福祉協議会でも制度を詳しく教えてくれます)
  • Topics:世帯収入の証明が必要。奥さんに条件以上の収入がある場合などは受け取れません

「住居確保給付金」とはそのままですが、家賃の支払いが厳しいときに補助を受けられる制度。
支給額は市区町村や世帯人数により変動します。

とち
とち

僕は妻の収入、子育て給付金などを合わせると対象外でしたが、退職者でなくとも申請はできます。気になる方は一度、役所に問い合わせてみてください。

「離職・廃業から2年以内」や「個人の責任・都合によらず給与等を得る機会が離職・廃業と同程度まで減少している場合」が対象。

2020年4月に受給条件が緩和されましたが、2021年1月1日よりハローワークなどによる求職活動を行うことが受給要件となりました
参考 【東京都中央区役所】住居確保給付金を受給中の方へ(2021年1月1日制度改正)

【番外】仕事辞めたあとやるべきこと:早く「次」を探すべし

退職転職カテゴリー

最後はちょっとマインドの話ですが、なるべく早く「次」を探しましょう!
転職であれ、独立であれ。

というのも離職期間が長引くほど仕事復帰へのモチベーションは低下します。
これは本当に…。

特に今はコロナ特例による失業保険の給付延長など、ある意味で無職者へのセーフティーネットを国が施してくれています。
「無職」に甘んじやすい状況なんですよね。

失業保険まだあるし、働かなくていいっしょ

と考えていると仕事復帰への意欲は徐々に減退します。
無意識のうちに蝕まれる恐怖です(体験談)。

僕はコロナ特例による失業保険2カ月延長の該当者でした。
ただ、さすがに半年間もの失業生活となると社会に戻れない気がして、自ら打ち切りました。

独立・起業志望でも、転職志望でも、なるべく早く動いてほしいと願います。

スキルを付けたい方はハローワークの職業訓練とかなら無料で学習できます。
転職志望ならハローワークでも「掘り出し物」的な募集もあります。
給付申請のついでにでもチェックはしておいた方がいいでしょう。

ハローワークの求人が合わなければリクナビNEXTdodaといった案件数の多い転職サイトを活用しましょう。
転職サイトの活用は、そのまま失業保険の受給にも使えるんで、活用してください。

仕事辞めたあとやるべき手続き6つ【僕は120万円変わった】:まとめ

まとめ2

仕事を辞めたあとやるべき手続きを、おさらいしておきます。

仕事を辞めたあとやるべき手続き6つ
  1. 年金と保険の切り替え
  2. 失業保険の手続き
  3. 年金と保険の免除申請
  4. 税金の還付申告をする
  5. 住民税の減免、コロナ特例による猶予
  6. 住居確保給付金を申請

ご紹介した6つの制度や手続き。
知っているか、知らないかだけで、大きな差が生まれます。

退職後は一息つきたい気持ちもわかりますが、ご紹介した手続きだけは早めに済ませましょう。
※期限付きの制度もあります。

その気になれば1日で終わります。
期限5年の「税金の還付申告」以外の手続きは、まとめてやってしまった方がいいです。

ほんと知ってる、知ってないで変わりますよね。
うまく制度を利用してください。

今回はこの辺で。