
実際に両テーマ使ってる人に、どっちが良いか聞きたい。
こういった悩みを解決する記事です。
僕は本記事を書く時点(20年9月)で、下記のサイトをCocoonとSWELLで運営しています。
- 当ブログでCocoonを1年使用
- 別サイトでSWELLを使用
(コーポレートサイト&プログラミングスクール紹介サイト)
テーマの乗り換えは多くても、両テーマ同時に使っている人は珍しいかなと。
リアルタイムで比較した記事なので、明確に優劣を付けています。
本記事では、人気のWordPressテーマ2つ、CocoonとSWELLを「ある&なし」視点で比較。
結論からいうとSWELLがおすすめですけど、本記事を読んでからでもSWELLは逃げません。
各々のフトコロ事情もあるでしょう。
本記事を読めば、あなたにとってどちらのテーマが合うかがわかるので、是非参考にしてください。
CocoonになくてSWELLにあるもの5つ

トップページのビジュアル
SWELLといえば、このトップページのインパクトです。

ファーストビュー(最初に読者の目に入るもの)いっぱいに拡がる画像で、強烈な印象を与えます。
さらに、SWELLトップページのメインビジュアルはカスタマイズ性も高く、以下のことがポチっと実現できます。
- 動画もOK
- フィルター加工(4種)
- スライド(最大写真4点)
- スマホ用のメインビジュアルの設定
Cocoonにも当ブログのトップページに使っているアピールエリアがありますが、フィルター加工などの細かな設定まではできません。
フルワイドブロック
フルワイドブロックとは、画面幅一杯に背景(又は画像)を設定するブロックです。
下記のようにワンカラムのサイトに映えます。

フルワイドブロックは、今、お洒落なサイトのトップページでかなりつかわれてますね。
フルワイドブロックを使うだけで、目を引くデザインになるといっても過言ではないです。
これを通常のブロック要素で使えるんだから、SWELLはスゴイ。
SWELLのフルワイドブロックを使いたくて、購入するユーザーも多いです。
ブロック下の余白調整
少し地味な設定かもですが、実はめちゃめちゃポイント高いです。
SWELLでは、次ブロックとの距離(マージン)を、個別に7段階調整できるんですね。

ブログでは利用頻度は多くないでしょうが、コーポレートサイトには重宝しまくりな機能です。
タブ切り替えボックス
SWELLにはタブでボックスの切り替えが可能なブロックもあります。
メリット&デメリット記事や比較記事など、対比させたいときにおすすめのボックスです。
導入料金
Cocoonになくて、SWELLにあるといえば、値段ですね。
Cocoonは無料で、SWELLは17,800円します。
CocoonにあってSWELLにないもの3つ

情報量
歩けば肩が触れるほどCocoonは利用者がいるので、情報に困ることがないです。
多くのブロガーがCocoon記事も書いてますし。
結論Cocoonはググれば解決です。
対してSWELLはまだ新しいテーマなので、現時点では情報量で劣ります。
ただ購入者限定のフォーラムがあるんで、不明点はそちらに投げ掛ければ解決する可能性は高いです。
伸びているテーマなので、フォーラムも活発ですよ。
囲みボックスの利便性
囲みボックスの使いやすさではCocoonに軍配が上がります。
説明不要かもですが、囲みボックスは下記のようなもの。
【Cocoon】※名称は「白抜きボックス」
白抜きボックス
【SWELL】※名称は「ボーダー」

囲みボックスは使用頻度が高いですから重要なポイントです。
Cocoonはボックスの中に、そのままポイポイとブロックを挿入できます。
対してSWELLはボーダーの中に、さらにブロックを追加してから、のひと手間が必要です。
SWELLはボーダーを選択して、中に画像などを入れようとすると一度、ボーダー(囲み)が解除されてしまいます。
ボックスカラーもCocoonは投稿画面から選べるのに対して、SWELLはダッシュボードに戻っての設定が必要です。
metaタグ出力機能
Cocoonにはmetaタグの出力設定がデフォルトで備わってますが、SWELLではプラグインが必要になります。
SWELL公式サイトでは「サイトにとって重要なメタタグの設定が、テーマの乗り換えによって影響されてはならないから」と説明されています。
メジャーな「ALL in one SEO PACK」ではなく、「SEO SIMPLE PACK」が推奨されています。
「SEO SIMPLE PACK」はSWELL開発者が作成されているプラグインなので、親和性が高いです。
以上が
CocoonになくてSWELLにあるもの5つ
CocoonにあってSWELLにないもの3つ
でした。
細かい事を挙げればまだまだありますが、僕が感じた大きな点はこんなところです。
もちろん有料(しかも、そこそこのお値段…)とあって、総じてSWELLが優れているポイントは多いです。
ただ無料で渡り合うCocoonの凄みも感じますね〜。
おさらいでまとめておきます。
- トップページのビジュアル
- フルワイドブロック
- ブロック下の余白調整
- タブ切り替えボックス
- 導入料金
- 情報量
- 囲みボックスの利便性
- metaタグ出力機能

できない!
コードを見るだけで頭痛がすごいんだァァ
Cocoonはユーザーが育てるテーマなので、思い通りに設計するには多少のプログラミング知識が必要になります。
対応策をご提案するなら
【1】カスタマイズが容易な有料テーマに変更する
【2】プログラミングを学習する
のいずれかです。
もちろん【1】が簡単ですが、プログラミングがわかるとCocoonは100倍楽しくなります。

僕は「ここの色を変えたい」みたいな感じから学習を始めて、今ではコードを書くことも仕事となりました。そんな難しいもんじゃないです、実際。
どうせなら【2】の学びに投資した方がいいと思いませんか?
プログラミング学習なら、コロナのご時世、オンラインのTechAcademy (テックアカデミー)がおすすめです。
独学はおすすめしません。
1万回の絶望が待っているので(-_-;)
CocoonになくてSWELLにあるもの5つ、SWELLになくてCocoonにあるもの3つ:まとめ

見た目にも差別化したブログを作りたくて、資金に余裕があればSWELLがいいでしょう。
当ブログも移行を考えてます、、
ただCocoonも大好きなので激しく悩み中です。
記事が溜まってる方向けに、SWELLでは「Cocoonからの移行サポートプラグイン」も用意されています(スゴイ…)。
公式ページ「CocoonからSWELLへ乗り換えるためのサポート用プラグイン」(※外部リンク)
本記事が、あなたのテーマ選びの参考になれば最高です。
では今回はこの辺で!
僕もCocoon記事、けっこう書いてます。
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