
クラウドソーシングで副業する人『クラウドソーシングを使ってライターやWebサイト制作の副業をやってるけど、全然、稼げない。どうしたら、ちゃんとクラウドソーシングで稼げるようになるのかな。教えてほしい』
こういった疑問を解決する記事です。
副業や兼業でクラウドソーシングを利用している方も多いと思います。
で、稼げてますか?
おそらく大半の方が、「…う〜ん」と渋い顔をするはず。
僕は2018年からクラウドソーシングを利用してきましたが、最初は渋い顔をしていたひとりでした。
本記事でご紹介するノウハウを実行することで、クラウドソーシングでしっかり稼ぐこと(月30万円ぐらい)ができたので、是非、参考にしてみてください。
- クラウドソーシングで稼げない人の特徴
- クラウドソーシングで稼げないカラクリの理解
- クラウドソーシングでちゃんと稼ぐための方法
クラウドソーシングで稼げない人の特徴

クラウドソーシングで稼げない人には共通するポイントがあります。
- その①:プロフィールが適当
- その②:発注者のメリットが不明瞭
- その③:低単価の案件ばかりこなす
大きく分けると、上記の3つです。
順に解説します。
その①:プロフィールが適当
プロフィールが適当だと、秒で弾かれますよね。
よくある例としては、写真アイコンが「いらすとや」とかのフリー素材。
僕は発注者側の経験もありますが、もう「いらすとや」のプロフィール写真見るだけで「うわ…」とかなります^^;
(「いらすとや」のイラスト自体は好きです。めっちゃ使わせてもらってますm(_ _)m)
そもそも、写真アイコンを設定していない人すらいますよね。
デフォルトの、のっぺらぼう↓

のっぺらぼうに仕事を頼みたい人は、いませんよね…。
「だからって顔出しはちょっと…」と抵抗のある人はココナラ
その②:発注者のメリットが不明瞭
発注者側の視点で考えることも大切です。
「この人に仕事をお願いしたら、どんなメリットがあるだろう」と。
NG例は、熱意のアピールです。
たとえばWebサイト制作といった「納品=成果」となる案件で、「1日10時間作業できます」とか「この案件だけに全集中してやります」とか。
発注者からすると、別に作業時間10時間だろうが、5時間だろうが構わないし、他の案件と並行してもらってもいいですよね。要件を満たすモノを作ってくれれば。
だから熱意より、下記のような具体的なメリットの提示が大切。
- Webライターの場合→ブログをやってるのでSEOライティングができます。
- Web制作の場合→WordPressでサーバー設定からサイト公開までできます。
- 動画編集の場合→テロップやサムネイルのパターンを複数案用意できます。
上記のとおり。
具体的な強みをアピールすることが大事です。
その③:低単価案件ばかり受ける
低単価案件ばかりをこなしても、稼げないし、いずれ消耗します。
たとえばWebライターとかわかりやくて、「1文字=0.5円」とか、継続するには厳しいですよね。
仕事が取りやすいからと「1文字=0.5円」を続けても、そのうち指がもげるだけ。
僕が受けそうになった”地雷”案件ですが、Webサイトのリニューアルで、「6サイト分を2万円で」っていうのがありました。いやいや「時給100円!?」と、、、全力回避^^;
低単価案件はあくまで実績作りの土台にして、高単価へシフトしていくべきです。
自分の安売りはやめましょう。
クラウドソーシングで稼げない理由3つ(仕組みの理解)

クラウドソーシングで稼げないことは、そもそもプラットフォームの仕組みによるところがあります。
主なところは下記3つ。
- その①:単価が低い
- その②:競争が激しい
- その③:プラットフォームの利用料が引かれる
順に解説します。
その①:単価が低い
クラウドソーシングは、要するに「下請け」です。
発注者が受けた仕事を、発注者の利益分が担保された上で、単価が出されます。
たとえば同じ作業ボリュームのWebサイト制作でも
- 直案件:50万円
- クラウドソーシング案件:5万円
上記のような、意味不明な価格差が生まれたりします。
恐るべし資本主義です。
その②:競争が激しい
クラウドソーシングは、いわばコンペです。
「いい案件」には、ばっとワーカーが殺到するので、実績の薄い新規参入者には、そもそも厳しいシステムです。
その③:プラットフォームの利用料
プラットフォームの利用料って、バカにならないんですよね。
たとえば大手のクラウドワークス

10万円の報酬単価でも、2万円は手数料で引かれるみたいな…。
さらに源泉徴収がある仕事もあり、「ナンボほど持っていくんや…」となりますね。
※源泉徴収をプラットフォーム(正確にはクライアント)でするか、自分で確定申告でするかは任意です。
クラウドソーシングでしっかり稼ぐための手順5つ

ここからはクラウドソーシングで、消耗せずに、しっかり稼ぐ方法をご紹介します。
※「すぐ稼げる」魔法ではありません。
あしからず。
具体的には、下記の流れです。
- 手順①:まずスキルをつける
- 手順②:実績を発信していく
- 手順③:発注者へメリットを提案
- 手順④:高単価案件へシフトする
- 手順⑤:プラットフォームの外に出て直受注する←重要
順に説明します。
手順①:スキルをつける
そもそもスキルがないと単価の高い仕事の受注はできないので、”稼げるワーカー”になるためには必須です。
言葉悪いですが、アンケートに答え続けても、スキルは付かないし、稼げません。
クラウドソーシングの中でも、案件数が多いジャンルにWordPressがあります。
つまりWordPressのスキルを付ければ、オイシイです(*´∀`*)
クラウドソーシングのWordPress案件に必要なスキルは、【おいしい副業】WordPress案件で必要なスキルは?【3つでOK】で詳しく書きましたので、ご参考にどうぞ。
手順②:実績を発信していく
実績は、どんどん公開していきましょう。
「こんなもの実績になんて…」とか考える必要はなくて、”それ”を求める発注者もいるので、ショボいと思っても実績はどんどん発信すべき。どこで”刺さる”か、わからないですからね。
公開場所はクラウドソーシングのプロフィール欄もいいですが、せっかくならブログで広域に発信すべき。(ブログURLをプロフ欄にのせておけばOK)
ブログの始め方は、下の記事に詳しいですので、参考にどうぞ。
»【完全ナビ】ブログ副業ロードマップ〜月5万稼ぐ7ステップ〜
手順③:発注者へメリットを提案
「稼げない人の特徴」で先述しましたが、熱意より、具体的なメリットを発注者に提示しましょう。
もう一度書きますが、「魂込めて一生懸命、仕上げます!」とか熱意のゴリ押しはNGです。
手順④:高単価案件へシフトする
低単価の実績積みはそこそこに、高単価案件へとシフトしていきましょう。
低単価の”長居”は消耗だけです。
ちなみに僕はWebライターで1文字0.6円の案件を3件こなしたあと、すぐに1文字1.5円のお仕事にシフトしました。単純に3,000文字の記事が1,800円→4,500円になります。
大事なので、もう一度書くと、低単価の”長居”は消耗です。
評価をもらったら、とっとと脱出しましょう。
Webライティングの稼ぎ方は、副業Webライターで稼ぐ手順【8ステップで解説】で詳しく書いたので参考にどうぞ。
手順⑤:プラットフォームの外に出て直受注する
最終的に目指すのはココ、プラットフォームの外です。
直受注が最大限に利益を享受できますから。
発注者にも、システム利用料を利益にのせられる、または報酬にあてられるので、プラットフォーム外でのやり取りを望む方も多いです。
「目指せ、直受注!」ですね。
まとめ:【脱消耗】クラウドソーシングで稼げない理由3つと高収益策【安売りをやめよう】

副業でクラウドソーシングを使っている人が多いと思いますが、せっかく忙しい時間を割くわけだから、「稼ぎ」にコミットしましょう。
稼ぎにコミットしないと待っているのは、「低単価&単発」の消耗戦ですからね。
最後におすすめのクラウドソーシングの会社を2つ紹介しておきます。
(今さらいうまでもない、2大会社です^^;)