こんにちは、とち( @tochi1203 )です。
本記事は下の疑問に答えます。

「イラストの販売がしたいけど、いろんな方法がありすぎて、どうやればいいかわからない。何かいい販売方法があれば教えてほしい」
上記の疑問を解決します。
結論からいうと、NFTはいかがでしょうか?
「は? えぬ・えふ・てぃー?」
となりますよね。
既存のイラスト販売の概念を変える新しいテクノロジー・NFTを、わかりやすく解説しますので、安心してください。
本記事の内容- NFTとは? 利用メリットとデメリット
- 従来のイラスト販売方法3つを見直す
- NFTアートの販売手順は、5ステップ
本記事を読めば、NFTでイラストを販売する方法と、そのメリットが分かります。
実際に僕もNFTでイラストを販売。収益もあげています。
ちなみに出品しているのは、こちらの作品。



「まだ仮想通貨を持ってない」という方は、まずはコインチェック
→ コインチェックに口座をもつ
手順解説» 【最新】コインチェック口座開設3ステップを全画像つき解説
イラスト販売方法にNFTという新たな選択肢がある【そして最強】

NFT販売のイメージ
NFTとは「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略称。
「非代替性トークン」とか、あまりピンときませんよね。
言うなら、デジタル画像に固有のIDをつけて、販売することができます。

イラストをNFT販売するメリット
NFTでイラストを販売するメリットは下記5つ。
- 手数料が安い
- 高値で売れやすい
- ロイヤリティ
- 好きな絵を描ける
- 報酬は「即金」
上記5つ、順に解説します。
①手数料が安い

普段、みなさんが使ってるイラストの販売マーケットの手数料ってどれぐらいでしょう?
おそらく15〜20%ぐらいは、取られるんじゃないでしょうか?
NFTの世界は衝撃的ですよ。
世界最大のNFTマーケットプレイス・OpenSeaは、なんと手数料2.5%です。
1万円の絵が売れても、手数料はたった250円。
中間搾取のない、素晴らしい世界です。
②高値で売れやすい

NFTは、高値で売れやすい傾向があります。
「取引通貨が仮想通貨だから」が主な理由でしょう。
直接的に言えば現状、仮想通貨を持ってる層って、お金持ちが多いですからね。
高値で取引された例は、枚挙にいとまがないです。
たとえば、日本の代表的なNFTアートの一つ「CryptoNinja」の一次販売の落札価格は下記。

2021年12月時点で、1ETHは約50万円です。
(※ ETHはNFTの取引通貨として最も使われている仮想通貨です)
CryptoNinja#020は約700万円…。
(ちなみに、この#020の購入者はEXILEの関口メンディーさんです)
このCryptoNinjaは日本の高額NFTの代表格なので、ちょっと極端ですが、NFTマーケットの相場は全体的に、一般のイラストマーケットよりも高めな印象です。
ETHで感覚がバグるのもありますね。
「1ETH」ではたいした額に思えないですが、「50万円」となるとたいした額ですもんね^^;
③ロイヤリティ

NFTの大きな特徴の一つが、このロイヤリティです。
二次流通以降の収益の一部が、クリエイターにも入ります(パーセンテージは設定可能)。
たとえば、あなたが10%のロイヤリティを設定して、作品を売ったとします。
作品の購入者が、その作品を100万円で売ったら「10%=10万円」があなたにも入ります。
取引履歴を追跡できる、NFTならではのシステムです。
ブックオフとかじゃ、ありえないですね^^;
④好きな絵を描ける

クリエイターにとっては、この「自分の好きな絵を描いて販売できる」ことが、かなり大きなメリットではないかと。
いわゆるクライアントワークではないので、自分の感性で思い切り勝負ができます。
これって、最高じゃないですか??
⑤報酬が「即金」

NFTでは絵が売れたら、その瞬間、報酬を受け取れます。
ブロックチェーンの革命性ですよね。
絵が売れても振り込みが1~2ヶ月後というような、焦れる期間はNFTにはありません。
イラストをNFT販売するデメリット
NFTの最大のデメリットは、始めるまでがメンドイことでしょう。
仮想通貨取引所で口座開設して、Webウォレットを用意して、と出品までに少し手間がかかります。
とはいえ、手順どおりやれば難しいものではないので、「やってみたい」と思った人はNFTを販売する手順【5ステップ】へ飛んでください。
従来のイラスト販売方法を見直してみる

ではNFTの他には、どんな販売方法があるでしょうか。
従来(NFTが出てくるまで)のイラストの販売方法を見直してみます。
主な販売方法は以下3つ。
- ネットショップで売る
- クラウドソーシングで売る
- 画像提供サイトで売る
上記のとおり。
代表的なサービスを挙げつつ、解説します。
①ネットショップで売る
一番メジャーどころのネットショップというと「BASE」ですかね。

月額料金 | 無料 |
手数料 | 6.6%+40円 |
販売形式 | 自分のネットショップで販売 |
簡単に自分のショップを作って販売できるのは、いいですよね。
ただ、どうしても他販売者とページデザインが似ることや、運営者の氏名などが公開必須といった、人によっては抵抗がある点もあります。
②クラウドソーシングで売る
イラスト系のクラウドソーシングでは「ココナラ」が有名ですね。

月額料金 | 無料 |
手数料 | 20%(税込22%) |
販売形式 | オーダーを出品する |
手数料がバカ高いですね。
知名度が高いので利用者が多いのはメリットですが、ぶっちゃけ僕はこの手数料では絶対に利用しません。
③画像提供サイトで売る
画像提供サイトで、最もメジャーなのが「イラストAC」ですね。

月額料金 | 無料 |
手数料 | なし |
販売形式 | 1ダウンロードで3.56円 |
1ダウンロードごとに3.56円(一部4円)ですから、大きく稼ぐのは相当難しいでしょう。
ただマイページ・メッセージ機能があるので、仕事の依頼につながる可能性はあります。
従来(NFT以前)のイラスト販売の主な方法を挙げました。
見直してみると、僕的にはやっぱり「NFTで良くない?」となります。
手数料、収益性、将来性…イラスト販売においてNFTを使わない理由が見当たりません。
NFTを販売する手順【5ステップ】

NFTアートを販売する手順は、以下の5ステップ。
- 仮想通貨取引所で口座開設して、仮想通貨を入手する
- メタマスク(仮想通貨ウォレット)を作成する
- メタマスクに仮想通貨を入金する
- NFTマーケットOpenSeaにログインする
- OpenSeaでNFTアートを出品する
手順が多いなと思うかもですが、①の「仮想通貨取引所で口座開設して仮想通貨を入手する」さえ完了すれば、あとは30分もあれば終わります。
仮想通貨取引所の口座開設には少し時間がかかりるので、早くNFTを始めたい方は、まず口座だけ作っておくといいでしょう。
NFTを始めるにあたっての、おすすめの取引所は下の記事で比較してます。参考にどうぞ。
各手順の詳細は最も簡単にNFTアートを販売する方法【5ステップで出品】に書きました。
上の記事の手順に沿えば、つまづきなくNFT販売が始められるので、是非参考にしてください。
イラスト販売方法にNFTという新たな選択肢がある【5つのメリット】:まとめ

最後に、イラスト販売におけるNFTのメリットをおさらいしておきますね。
- 手数料が安い
- 高値で売れやすい
- ロイヤリティが入る
- 好きな絵を描ける
- 報酬は「即金」
NFTによって、新しいイラスト販売のかたちが生まれました。
これまでプラットフォームの手数料の高さや、クライアントワークに悩まされてきたクリエイターさんは是非一度、NFTの販売に挑戦してほしいなと。
きっと素晴らしい体験になるはずです!
Enjoy the new technology NFT!
(新しいテクノロジー、NFTを楽しみましょう!)