
『Jリーグって贅沢だな』って最近、マジマジと思うんです。
思いません?
W杯得点王とか、バロンドール受賞者とか、世界的ビッグネームが続々来ますから。
そこでJリーグが始まった1993年からサッカーを見続け、スポーツ記者としてJクラブの担当歴もある僕が『Jリーグ大物外国人トップ10』を選びました。
選考基準は『マジで〇〇がJリーグに来んの!?』という衝撃度。
日本に来る前に、すでに”大物”であったということです。
ですので、例えば下記のような事例は除きました。
- 日本で名を上げた→エムボマ、パク・チソン、フッキ
- Jリーグの前身からいた→ジーコ
懐かしい名前から、最近の名前まで出てきますよ!
さあキックオフです。
Jリーグの大物外国人10位:ポドルスキ(神戸)
【ヴィッセル神戸(2017ー19)】
2014年W杯優勝を飾ったドイツ代表の10番。
大国ドイツにあって代表通算130試合、49得点はともに歴代3位というとんでもないキャリア。
一度練習で見た左足からのシュート音は、やんちゃな車から聞こえてくる重低音のようで、、、ズンズンきた。
『ポルディ&イニエスタ(後述)』ラインは震えたな。
Jリーグの大物外国人9位:ユングベリ(清水)
【清水エスパルス(2011ー12年)】
アーセナルでアンリ、ベルカンプ、キャンベルらとともに、プレミアリーグ無敗優勝を飾ったスウェーデンの人気者。
ダイナミックなプレースタイルとともに、赤髪モヒカンの風貌もインパクトがあった。
ただJリーグでインパクトは残せず…。
Jリーグの大物外国人8位:ベベット(鹿島)
【鹿島アントラーズ(2000年)】
1994・98年W杯のブラジル代表FW。
94年アメリカW杯ではロマーリオの相棒的役割で、優勝に貢献。
まぁいうならロマーリオが翼で、ベベットが岬君みたいだった。
当大会でベベットが披露した自身の子供の誕生を祝う『ゆりかごダンス』が有名になって、今でも使われてるらしいヨ。
Jリーグの大物外国人7位:イルハン(神戸)
【ヴィッセル神戸(2004年)】
2002年日韓W杯で、ベッカムとともに大和撫子のハートを鷲づかみにしたトルコの男前。
日韓W杯ではチーム最多3得点をあげて、トルコを3位に躍進させる実力も兼ね備えたFWだった。
イルハンの入団会見は生中継されるほどで、神戸は『王子』の入団に沸いたが、その後いつの間にか王子様は帰国されていました…。
Jリーグの大物外国人6位:ストイチコフ(柏)
【柏レイソル(1998ー99)】
94年アメリカW杯で得点王、バロンドールも受賞したブルガリア代表の伝説的FW。
ブルガリアといえば、ヨーグルトかストイチコフか。
とんでもない威力を持つ左足を武器に、バルセロナなどで得点を量産した。
バルセロナ時代には監督のクライフを公然と批判するなど、気性もとんでもなかった。
Jリーグの大物外国人5位:リネカー(名古屋)
【名古屋グランパス(1992ー94)】
ストイチコフに続きもう一丁、W杯得点王。
1986年メキシコW杯で6得点をあげたイングランド代表の伝説ストライカー。
当時、グランパスファンだった僕は心を踊らせたけれど、『期待しすぎてスマンなんだ』という結果でした。
現役通算568試で一度もカードをもらったことがない、ミスターイギリス紳士。
Jリーグの大物外国人4位:ドゥンガ(磐田)
【ジュビロ磐田(1995ー98)】
94年アメリカW杯を制したブラジルの主将。
しかもその翌年に日本に来たんだから、衝撃はスゴかった。
キャプテンシーは歴代外国人の中でも随一で、グラウンドでの存在感たるや『ドゥンガか、ドゥンガ以外か』って感じだった。
94年W杯で右サイドを駆け上がったジョルジーニョに、ノールックのアウトサイドパスを通すなどテクニックもあったね。
Jリーグの大物外国人3位:フォルラン(C大阪)
【セレッソ大阪(2014ー15)】
推定年俸6億円。Jリーグ自体が、久々のビッグネームだったんじゃないかな。
2010年南アフリカW杯得点王&MVPです。
こう考えるとJリーグってW杯得点王がめちゃくちゃ来る^^;
両足からゴールを奪えるストライカーの加入は、コンビを組むことになる柿谷曜一朗に『俺ら、いる?』とまで言わしめた存在だった。
Jリーグの大物外国人2位:フェルナンド・トーレス(鳥栖)
【サガン鳥栖(2018ー19)】
2008、12年ユーロ優勝。2010年南アフリカW杯優勝。
スペイン黄金期を築いた、神の子です。
アトレティコ・マドリード、リバプール、チェルシー、ミラン…ビッグクラブを渡り歩いた神が、よく鳥栖に来てくれたなと。
強さ、しなやかさにゴール嗅覚、どれも一級品。
さらにワールドクラスの男前。
華のあるFWでした。
今回のランキングに、もう一人のスペインを代表するフォワードであるダビド・ビジャを入れるか悩みました。
ただ、もうヴィッセル神戸の大型補強に慣れてしまって”衝撃度”という意味では薄くなってしまったので除外しました。
Jリーグの大物外国人1位:イニエスタ(神戸)
【ヴィッセル神戸(2018ー)】
衝撃度No.1はイニエスタ。
最近とあって記憶が新鮮なこともあるけれど、一報を聞いたときは日本のサッカーファンみんな頬をツネったんじゃないかな。
バルセロナのみならず、スペインの、世界のレジェンドです。
バルセロナ退団時、盟友メッシがかけた言葉がイニエスタのすべてを表す気がします。『君の近くでプレーできたことは、僕の最大の特権だったー』。メッシにここまで言わせる人物って、いない。
年俸33億円にはビックリしたけど、その”魔法使い”ぶりを日本でも魅せてくれてますね。
グラシアス、アンドレス。
Jリーグの大物助っ人外国人【勝手にTOP10】:まとめ
↑なんかヴィッセル神戸っぽい写真、、、メッシ来たらこんな感じになるかも。
Jリーグの大物助っ人外国人ランキング、おさらいしておきますね。
- イニエスタ(神戸)
- フェルナンド・トーレス(鳥栖)
- フォルラン(C大阪)
- ドゥンガ(磐田)
- リネカー(名古屋)
- ストイチコフ(柏)
- イルハン(神戸)
- ベベット(鹿島)
- ユングベリ(清水)
- ポドルスキ(神戸)
トーレスも引退したので、ご紹介したレジェンド達からJリーグのプレーが見れるのはイニエスタだけになりました。
コロナの影響で中断していたJリーグも、ついに再開。
イニエスタがJリーグでかける”魔法”を楽しみましょう!
しばらく無観客試合、または制限入場となるJリーグは中継で楽しみましょう。
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