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新聞記事の書き方4ステップ【実例付きで解説します】

新聞記事の書き方4ステップ【実例付きで解説します】アイキャッチ
とち
とち

産経新聞社サンスポ記者として

  • Jリーグ
  • プロ野球
  • オリンピック
    などを担当してきた『とち』(@blue_chikippaa)です。

真面目に、かるくが執筆信条。
現在は独立して、いろいろ書きながら生きてます。

・どうやって新聞記事って書いてるんだろう?
・個人新聞を作りたくて記事の書き方を知りたい

こういった疑問を持つ人に、新聞記事の書き方を例文つきでご紹介します。

本記事の信頼性

僕は産経新聞社のサンケイスポーツ(通称サンスポ)で15年間、新聞記者&編集者やってました。

本記事は自分の経歴上、例文などでスポーツ記事をベースにしていますが、一般紙でも基本ルールは同じです。

本記事を読み終えたら新聞記事の基本構成を知ることができ、アナタも”新聞記事風”の原稿が書けるようになりますよ!

新聞記事の書き方【たった4ステップで完成】

新聞記事の書き方【たった4ステップで完成】

新聞記事の基本構成は、こちらの4ステップ。

  • STEP1
    最も伝えたいことを書く
  • STEP2
    取材したことを書く
  • STEP3
    状況、経緯、エピソードを書く
  • STEP4
    課題、展望を書く(ちょっとの感想)

ざっくり、この4ステップです。そして要約の前文(リード)を本文の前に置きます。

各ステップを深堀りします。

STEP1:最も伝えたいことを書く

「いきなり伝えたいこと書いて伝わるの?」と思うかもですが、最重要ポイントはまっ先に書く意識を持ちましょう。

なぜなら読者が最後まで読むとは限らないから。

例えばスポーツ記事だと試合結果がまずあって、その後、経過や選手のプレーの詳細が書かれます。
これがもしも時系列だったら、、、肝心の結果は文末になり、チームの勝敗を知りたい読者には回りくどいです。

少し内輪的な話ですが、新聞社では記事を書く人と、見出しをつける人は別です。つまり記者は”ここで見出しを取ってくれ”というメッセージを編集者(整理といいます)に伝えます。その共通認識が、『書き出し=最重要』です。

このあたりの執筆テクニックは【PREP法】例文付き説明!「あるある言いたい〜」なら真っ先にで詳しく書いています。

STEP2:取材したことを書く

新聞には取材が必須です。
取材なくして記事は書けません。
小手先で文量はごまかせても内容がペラペラになります。

パートとしては最も重要ですが、『書き方』が本記事のテーマなんで、取材に関しては軽く触れる程度にしておきます。

例えば下記のような書き出しの記事。

『阪神が新外国人のトム・クルーズを獲得することが5日、分かった。トムはメジャーリーグで50本塁打を記録したパワーを誇りー』

『阪神が新外国人のトム・クルーズを獲得することが分かる』には、もちろん取材が必要なわけです。

結論の根拠を導く(または示す)のが、この取材パートです。

STEP3:状況、経緯、エピソードを書く

状況や展開、客観的なデータを書いていきます。

『阪神が新外国人のトム・クルーズを獲得することが5日、分かった。トムはメジャーリーグで50本塁打を記録したパワーを誇りー』

この先ほどの書き出し記事を例にすると

『阪神はここ数年、貧打に悩まされており、大砲獲得が喫緊の課題だった。トムは、そのパワーに加えて通算打率・310とー』

といった感じで、結論に至ったまでの経緯を記します。

過去の振り返りや、多用すると無機質に感じるデータ類が並ぶので、サラリと書くのがコツかなと。

どうしても説明が必要な場合は、関連記事にしてしまうのがいいですね。

STEP4:課題、展望を書く(ちょっとの感想)

最後は総括です。

残された課題、これからの展望を書いて締めます。

事実を伝えることが新聞の基本ですが、最後、ちょっとの感情を込めるのもありだと僕は思います。

前述の書き出しの記事を締めるとすると、、、

『このトム・クルーズという新助っ人にとって、阪神を救うことは決してミッション・インポッシブルではない』

みたいな感じですね。筆者の期待が最後に込められています。

新聞記事の書き方【実例紹介】

新聞記事の書き方【実例紹介】

実際に僕が新聞で書いた原稿を紹介させてもらいます。

ロンドン五輪で女子柔道・伊調馨が金メダルを獲得した記事です。

新聞記事

前述のステップにならって、書かれていることがわかると思います。

新聞記事の書き方:注意点

新聞記事の書き方:注意点
  • 新聞記者を目指している人
  • 学級新聞を作ろうとしている人
  • ウェディング新聞を作ろうとしている人

ここまで読んでくれた人は、なにかしらの理由で”新聞記事の書き方”が知りたい人ですよね?

そこで注意点を1つ。

新聞記事を書く際に重要なことは、主観を排除すること、です。

主観があまりに入ってしまうと『思う、感じる』の感想文っぽくなってしまいます。

どういった分野の記事を書くのかにもなりますが、対象となる「人・モノ・コト」を伝えるのが新聞、自分語りは不要です。

めっちゃ語りたいことがあるねん、という場合にはコラムにして思いの丈をぶちまけましょう。

基本的な文章のルールは、下記の記事にまとめてますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
>>>文章力がない人がやってしまう読む気を失わせる11のタブー【新聞記者の書方箋】

新聞記事とWeb記事:共通書き方

新聞記事とWeb記事:共通の書き方

ブログを始めたばかりのころ、新聞とWebでのライティングの違いに戸惑うばかりでしたが、書き重ねていくうちに共通点もかなりあると感じるようになりました。

例えばPREP。

PREPという用語自体は恥ずかしながらブログを始めてから知りましたが、よくよく考えたら新聞記事でもこの文章法に沿って書いていました。

PREPについて詳しく知りたい方は、下記の記事をどうぞ。
>>>【PREP法】例文付き説明!「あるある言いたい〜」なら真っ先に

新聞記事の書き方4ステップ【実例付きで解説します】:まとめ

新聞記事の書き方4ステップ【実例付きで解説します】:まとめ

新聞記事の書き方4ステップを、おさらいしておきます。

  1. 最も伝えたいことを書く
  2. 取材したことを書く
  3. 状況、経緯、エピソードを書く
  4. 課題、展望を書く(ちょっとの感想)

もちろん新聞記事の全部が全部ではないですが、この流れが基本です。

本記事がなにかしら、あなたの記事執筆を手助けすることになれば、嬉しみでございます(*´ω`*)

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