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NFT系コミュニティ「人数」だけ掻き集める危険性【受け皿は割れないか】

NFT系コミュニティ「人数」だけ掻き集める危険性【受け皿は割れないか】

こんにちは
とち( @tochi1203 )です。

僕の運営する『WJNC!! BLOG DAO』で
NFTを発行しています。
おかげさまで「リリース、即完売」が
続いています。

コミュニティの「人数」は少ないのに
なぜ、売れるのかー。

分析してみました。

NFT系コミュニティ「人数」だけ掻き集める危険性

NFT系コミュニティ「人数」だけ掻き集める危険性

僕の運営する『WJNC!! BLOG DAO』で、
NFTを販売しています。

きのう(2022/9/29)、NFTを追加販売して
ありがたいことに5分程度で完売しました。

これで4度リリース、50個、30個、
16個、10個と4回に分けて
109体をリリースして、その内1/3ぐらいは、
コミュニティメンバーにgiveaway、
いわゆるプレゼントですけど
半分以上、2/3ぐらいは、
おかげさまで完売しています。

ほとんどNFT販売の告知をしてないんです。
Voicyプレミアムとコミュニティ運営に
使ってるDiscordだけですね。

そのコミュニティの人数も多いって
わけじゃなく、全然少ないんですよ。
あとで人数は言いますが、少ないです。

では、なぜ小さな告知の中で、NFTを
リリースして即反応をもらって、
売れるのかって分析したら、
完全にコミュニティパワーですね。

既にいるメンバーが価値を感じて
買ってくれていると。

きのうの追加リリースは10体ですけど
その内の7、8体は、すでに
コミュニティにいた方の購入なんです。

主なNFT系コミュニティの人数は?

主なNFT系コミュニティの人数は?

WJNC!!コミュニティは、そんなに人数が
いるのかってところですけど、
250人程度です、250人。

コミュニティに入ったことのない方は
「結構いるやん!」と思うかもしれない
ですけど、全然少ないんですよ、ほんと
めちゃくちゃ少ないです。

Discordっていうチャットツールを
使っているNFT系コミュニティの
参加人数をばっと拾ってみました。

  • Ninja DAO:45,000人
  • Love Addicted Girl:24,000人
  • NEO TOKYO PUNKS:6,300人
  • Big Hat Monkeys:4,400人
  • キャラDAO:2,600人
  • NMO:2,100人
  • LLAC:5,800人
    (2022年9月時点)

あげだすとキリがないな…。
Ninja DAOってやっぱりスゴいな
と思いますね。

グローバルで見た時に
本家Nouns DAOでも13,000人ですからね。
メディア系DAOとして有名な
BanklessDAOでも28,000人ですからね…。
45,000人って、とんでもない数字だな
って改めて感じましたね。

これらの数字をとっても、いかに
WJNC!!の数が少ないかわかると
思います。全然、コミュニティのカラー、
やろうとしてることが違うので、
全く比較対象にならないですけど
「250人」って数字が。いかに少ないかって
規模感はわかってもらえたかなと思います。

多分、アクティブな人数でいうと
30名とか40名とか、そこら辺に
落ち着くかなと思うんですけど
その30−40名は全員、僕がどんな人かって
いうのは把握してるつもりです。

現状、これで十分かなと。
というか受け皿のサイズとしては
適当じゃないかってぐらいに考えています。

受け皿

受け皿を大きくして、分相応以上の人を
抱えてしまうと、皿って割れてしまう
のかなと。

フリマアプリのメルカリが、
サービスをローンチして真っ先に
強化したのがカスタマーサービス、
っていうのは有名な話。

NFTホルダーはお客さんじゃないですけど
コミュニティ運営でも参考にすべき点は
あるのかなと思います。

投稿して反応がなかったり、
初見の人がどう動いていいか
分からなかったり、こういうケースが
増えてしまうと、どうしても
ネガティブな印象を持たれてしまうし
最悪、不満分子になってしまうと。
こんな光景を山ほど見てきました笑。

白旗

全員が全員、活躍できる、満足できる、
なんてありえないのは分かってますが、
理想としては、掲げたいじゃないですか。

Ninja DAOの45,000人、改めて凄いなと。
アクティブ人数でいうと、どれぐらい
なんでしょうかね…。500人とか1000人とか
そういった人数が、動かれてるんですかね。

それも「イケハヤさん」っていう強烈な
受け皿があるから成り立つのかなと。

僕が「数は正義」とばかりに、
人ばかり集めると、コミュニティは
崩壊すると思っています。

NFT系コミュニティ「人数」だけ掻き集めると高まるリスク

NFT系コミュニティ「人数」だけ掻き集めると高まるリスク

そもそも、このWJNC!!のNFTは、
メディアで記事を執筆できる、
記事執筆権としてのユーティリティを
付随させたり、濃い活動するために
NFTが必要になりますよ、っていう
建付け。ややこしいんですよね。

将来性を感じての投資目的も嬉しい
ですけど、ユーティリティに期待して
買ってくれた人にはマニュアルの
説明責任があります。一気に100人とか
コミュニティに来られても、
無理なわけです。説明責任を果たせない。

雑なまとめをすると、何でも「数」じゃない
ですか。今の世の中って。フォロワー数で
あったり、再生数、アクセス数、販売部数…。
どうしても指標として「数」が重視される
世の中だと思うんですね。

「数」のたちの悪いところで、
「対立構造」が生まれるんですよね。

佐藤航陽さんが「世界2.0」という著書で
ネットが存在せずに、物理空間を
奪い合ってた時代を知る大人世代は
どうしても対立構造で考える思考癖が
ついてると書かれていたんですけど
まさにその通りだなと。

「奪い合い」「対立構造」が、なんとも
Web2っぽいとか、プラットフォーム思考
やなと思うわけです。

めっちゃ脱線しました…。
コミュニティの人数ですね。

コミュニティの人数だけ求めても
危険ですよって、ことですね。

きちんと価値を訴求すれば、
大きくマスに叫ばなくてもNFTって
売れるんじゃねと。その仮説が当たり
じゃないかな、という自信を深めている
この頃でございます。

Let’s enjoy the new technology, NFT!!
(新しいテクノロジー、
NFTを楽しみましょう!!)

本記事は音声配信プラットフォーム
「Voicy」で放送した内容をブログ用に
編集、データ・資料等を加えたものです。
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