こんにちは、とち( @tochi1203 )です。
職業はブログ書いたり、経営者やったりです。
「NFTクリエイター」が「職業」となる社会の到来を望んでいます。
先日、以下のツイートをしました。
昨年9月。僕はクリエイターでNFTに参入したけど、すぐ周りのレベルに自信を失い、発信側へ舵切りしました。勝手に比較し、勝手に自爆した奴です。NFT界には自分でコントラクトまで書いちゃう強絵師がいるけど、比べず、焦らず、進んでほしい。「NFTクリエイター」を続けてるだけで、もう十分に強者😊
もちろん、本心。
「NFTクリエイター」を続けるのは、スゴイことだと思っています。
難解な世界ですからね。
で、タイトルのとおり。
「職業、NFTクリエイターです。」が生まれる社会を願っています。

【前提】本業のNFTクリエイターはゼロ

前提なので、サクッといきます。
現地点(2022年3月)で、僕の観測する範囲ですが、個人で「NFTクリエイター」を本業としている人はいません。
データで示すべきでしょうが、「前提」なのでサクッといかせてください。
市場がないですからね、まだ日本には個人で食べていけるほどの市場が。
なお「本業 = NFTクリエイター1本で食べていけてる」の意味です。
「本業のNFTクリエイターはいない」ことを前提に、次進みます。
「職業、NFTクリエイターです。」と名乗れる社会は健全だと思う

「NFTクリエイター」を本業とできる社会(未来)は、以下のような素晴らしい世界ではないでしょうか。
- クリエイティブが加速する
- 中間搾取のない「正当な報酬」が得られる
- ファンと「壁のない」つながりの中、活動できる
このままじゃ、意味不明ですね。
順に説明します。
クリエイティブが加速する

「NFTクリエイター」を職業とできる社会は、クリエイティブ(想像性)が加速する世界でしょう。
表現カッコつけましたが、要は「創作活動に専念できる」という当たり前のことを言いたいだけです m(_ _)m
正直キツイですよね、こんな現状では…。
- 1日営業に回ったあとに創作活動
- 1日事務作業やったあとに創作活動
- 小さな子どもを抱えながらの創作活動
上記のとおり。
こんな状態では、脳が稼働しませんよね。
ただ、このキツイ状態が「日本の今のNFT界」の現状でしょう。
すべてが創作活動のために使われると、そりゃクリエイティブは加速しますよね。
芸術は爆発だ!!

正当な報酬が得られる

「職業、NFTクリエイターです。」を名乗る人がいる社会は、きっと「正当な報酬」が得られている社会になっているはず。
現状、イラストを販売する際、たとえばココナラとか使ったりすると思いますが、手数料高すぎません?
個別のサービスを挙げて申し訳ないですが、ココナラなんて手数料27.5%(税込)ですよ…。
ほんと申し訳ないですが、ちょっと引くレベルです。
ぶっちゃけ、以下のことができればいいですよね。
- 依頼者は、マッチする受注者が見つかればいい
- 受注者は、マッチする依頼者が見つかればいい
上記だけの話で、やり取りまで ”そのプラットフォームに縛られる”のは、合理的じゃないなと。
脱線でした。
(ココナラさん、すいません。好きです。)
対して、NFT。
プラットフォーム手数料は、たとえば世界最大NFTマーケットプレイス・OpenSeaでわずか2.5%。
参考 【2022年最新】NFTマーケットプレイス9つを紹介
クリエイターが、創作物に対して「正当な報酬」を受け取れる世界と言えます。
余談ですが、クラウドソーシングの手数料とか一様に高すぎですよね…。
人と人が直に繋がれる社会で、手数料・二十数%とかのマッチングサービスにどこまで価値があるのか微妙に思うところです。
ファンと「壁のない」つながりの中、活動できる

NFTにはクラウドファンディングの側面もあります。
つまり購入者は、クリエイターやプロジェクトを応援(賛同)する気持ちも込めて、作品を買います。
クリエイターとファンが、直に繋がる感じですね。
今の世界は?
わかりやすいのが芸能界ですかね。
たとえば、めちゃめちゃ推しのアイドルとかいても、きっと「壁」ありますよね?
事務所によるガードみたいな。(すいません、そんなにアイドル界のこと詳しくありません…)
NFTのコミュニティは、もっと密接に、クリエイターとファンが交わるイメージです。
【現実】「副業」NFTクリエイターは早晩、厳しくなる

ここからは、少し厳しい現実の話。
個人の「副業NFT」では、近いうちに厳しくなると感じています。
理由は下記3つ。
- 有名IPが増える
- 本気度が見られる
- チーム・企業発のプロジェクトが増える
上記のとおり。
順に解説します。
有名IPが増える

すでに「ワンピース」や「鉄腕アトム」「火の鳥」といった手塚治虫の作品(IP:知的財産)がNFT化されています。
2021年12月、鉄腕アトムのモザイクアートは、OpenSeaにて5,600万円で落札。
日本発NFTに最高落札額を記録しました。5,600万!!!
今後も有名なタイトルが、どんどんNFT界に入ってくるでしょうね。
本気度が見られる

ここは「買う側」の視点。
たとえば、以下の2人がいるとします。
- 「副業で絵描きやってます」
- 「絵描き1本で、やってます」
購入側として、どちらの作品を欲しいと思うでしょうか?
どちらのクリエイターを、応援したいと思うでしょうか?
大半が「後者」でしょう。
現状、供給が多い日本NFT市場(※)で、コレクターはクリエイターの ”本気度” を観察します。
「仕事が忙しくて、なかなか描けないんですけど…」といった感じでは、厳しくなってくると思います。
チーム・企業発のプロジェクトが増える

本記事を書いている2022年3月時点。
プロジェクトは「団体戦」に入ってきている流れかなと。
海外だと、アディダスやgucciがNFT事業に乗り出していますね。
有名ブランドのNFT進出は、海外ではもはや珍しくもないですね。
参考 アディダス公式サイト
さて、日本の話。
まだまだ「個々のクリエイターが制作して、NFTにして販売。販促する」が大半ですが、「クリエイターとマーケター」でタッグを組むといった形も出てきています。
有名な事例でいうと「CryptoNinja」でしょうか。CryptoNinjaはイラストをRii2さんが、プロモートをインフルエンサーのイケハヤさんが担当。タッグを組んで、日本を代表するNFTコレクションに成長させています。
参考 CryptoNinja(OpenSea)
「エンジニアとクリエイター」とかタッグの形は様々。
先に挙げた手塚治虫作品など、企業・組織発のプロジェクトは、今後増えていくでしょうね。
僕も一介のクリエイターですが、個人だと忙しすぎるんですよね…NFTやるのって^^;
「本業、NFTクリエイターです。」が生まれる社会を願っています:まとめ

まとめると
「職業、NFTクリエイターです。」が増える社会は、すごくいい。
現実的には、
「職業、NFTクリエイターです。」と名乗るためにはチーム、組織単位で戦う必要がある。
って感じです。
「仕事はNFTクリエイターです。」と名刺を差し出す人に会える未来、楽しみでしょうがないです(*´ω`*)
未来のために、NFTクリエイターを応援するサイトも立ち上げました。
お時間のあるときにどうぞm(__)m
» We’re Japan NFT Creators!!
では!!
Let’s enjoy the new technology, NFT!!
(新しいテクノロジー・NFTを楽しみましょう!!)
