こんにちは、とち( @tochi1203 )です。
あなたが下の悩みを持つなら、読む価値のある記事です。

「 NFTを売ってみたい。けど、たくさん出品できるマーケットがあるんだよね。自分が利用するなら、どこがいいのかな?マーケットの特徴と一緒に教えてほしい 」
本記事では、国内外のNFTマーケットプレイス9つを紹介。
冒頭から結論をいうと、NFTの売買にはOpenSea(オープンシー)を使えば問題ありません。
(通販ならAmazon使うよね、という話ですw)
OpenSea以外のマーケットプレイスを知りたい方の参考になれば幸いです。
参考 【回答】NFTどこで買える?→最初はOpenSea一択です
- OpenSea:ユーザー&取引量ともに世界最大
- LooksRare:OpenSeaを倒す存在となるかー
- MagicEden:ユーザー急増中。勢いはNO.1!
- Foundation:日本人に人気。アート系が中心
- Rarible:独自コントラクトで、出品ができる
- AtomicMarket:複合型。いわば、「モール」
- tofuNFT(国内):異色の逆輸入マーケット
- コインチェックNFT(国内):取引所が運営
- 楽天NFT(国内):第1弾は「ULTRAMAN!」
上記9つのNFTマーケットプレイスを、ユーザー&取引量等のデータも入れつつご紹介。
本記事を読めば、あなたに合ったNFTマーケットプレイスが見つかりますよ!
※ 海外のNFTマーケットプレイスを使うには、取引通貨である仮想通貨が必要です。「まだ仮想通貨を持ってない」という方は、まずはコインチェック
→ コインチェックに口座をもつ
手順解説» 【最新】コインチェック口座開設3ステップを全画像つき解説
NFTマーケットプレイス比較:①OpenSea

サービス開始 | 2017年 |
対応ネットワーク | イーサリアム、ポリゴン、ソラナ |
ジャンル | アート、コレクタブル、スポーツ…何でも |
直近1ヶ月の利用者(2022年4月) | 約384,000人 |
直近1ヶ月の取引額(2022年4月) | 約3,800億円 |
こんなクリエイターさん向け | これからNFTを始める人 |
OpenSea(オープンシー)は、世界で最も利用されているNFTマーケットプレイスです。
2021年のNFT全取引の96%を占め、「NFT界のAmazon」とも呼ばれますね。

上の表を見て「あれっ緑(LooksRare)が多いな?OpenSeaがダントツじゃないの?」と思った方は鋭い!LooksRareは2022年に開かれた新興のマーケットプレイス。取引volumeが異常に大きい理由は②LooksRareで解説します。
繰り返しですが、最初の売買はOpenSea一択でしょう。
理由は、みんなが使っていて、情報が多いから。
日本人のクリエイター(&コレクター)も、大半がOpenSeaを利用しています。
OpenSeaでNFTを出品する手順はOpenSea(オープンシー)の使い方が0から分かるで詳しく解説しているので合わせてどうぞ。
NFTマーケットプレイス比較:②LooksRare

サービス開始 | 2022年 |
対応ネットワーク | イーサリアム |
ジャンル | アート、コレクタブル…なんでも |
直近1ヶ月の利用者(2022年4月) | 約26,000人 |
直近1ヶ月の取引額(2022年4月) | 約530億円 |
こんなクリエイターさん向け | Defiにも関心がある人 |
OpenSeaのライバルになるかー、と期待される新興のマーケットプレイスがLooksRareです。
取引手数料も2%と、OpenSeaの2.5%を上回る安さ。
(ぜったい意識してますね^^;)
OpenSeaの項で掲載した、各マーケットプレイスの取引ボリューム比較の表をもう一度。
緑がLooksRare。

取引量の多さは「ウォッシュトレード(仮想売買による出来高の水増し)によるもの」との指摘があります。
LooksRareで対象のNFTを売買すると、オリジナルトークン$LOOKSがもらえるんですね。
だから$LOOKSを得るために、売ったNFTを自分で買ったりと、”架空”の取引が生まれています。
この建付けを「詐欺」と指摘する声もあります。
基本的なNFTプラットフォームとしての機能だけを期待するなら問題はないと思いますが…自己判断・自己責任でご利用くださいm(__)m
NFTマーケットプレイス比較:③MagicEden

サービス開始 | 2021年 |
対応ネットワーク | Solana |
ジャンル | アート系中心 |
直近1ヶ月の利用者(2022年4月) | 約253,000人 |
直近1ヶ月の取引額(2022年4月) | 約1,170億円 |
こんなクリエイターさん向け | ・イーサリアムのフィールドでの戦いを避けたい人 ・イーサリアムのガス代にうんざりな人 |
MagicEdenは2021年10月に開設。
新興マーケットプレイスながら、ユーザー数はOpenSeaの次点につけています。
クリエイターの審査制で質を担保しています。
取引通貨はSOL。
話題のmove to earnアプリ「STEPN」など日本のNFT界でも$SOLの利用シーンが増えています。MagicEdenも、おもしろい存在になるかもです(*´ω`*)
NFTマーケットプレイス比較:④Foundation

サービス開始 | 2021年 |
対応ネットワーク | イーサリアム |
ジャンル | アート系中心 |
直近1ヶ月の利用者(2022年4月) | 約11,000人 |
直近1ヶ月の取引額(2022年4月) | 約30億円 |
こんなクリエイターさん向け | ・招待枠が入手できる人 ・アート&写真分野の人 |
Foundationは、アート系のNFTが中心のマーケットプレイスです。
Foundationの大きな特徴の一つが招待制で、参加クリエイターを厳選することで作品レベルを担保しています。
日本の出品者も増えていて、高値がつきやすい傾向がありますね。
【落札!】この作品は、@reeeeshyさまに14.69ETHの価値を付与して頂きました!
— さいとう なおき🍀 (@_NaokiSaito) February 13, 2022
誠にありがとうございます🍀🍀🍀
Congratulations! This work has been given a value of 14.69ETH by @reeeeshy!
Thank you very much 🍀🍀🍀https://t.co/N18nFfSjfa
オークション終了しました❤️@DANKU_mj 様にfoundation!初作品の光と闇をお迎え頂けました😭❤️
— 美礼🇯🇵ワンシーン彩り Illustrator (@mire_nft) February 14, 2022
本当にありがとうございます😭❤️初の作品だけにドキドキでした❤️
本当に感謝でいっぱいです😭💓これからも精一杯作品作りに取り組みたいです🌈
応援してくださった皆様本当にありがとうございます😭❤️ pic.twitter.com/46k4LmxDdG
NFTマーケットプレイス比較:⑤Rarible

サービス開始 | 2020年 |
対応ネットワーク | イーサリアム、Flow、Tezos |
ジャンル | アート系中心 |
直近1ヶ月の利用者(2022年4月) | 約3,000人 |
直近1ヶ月の取引額(2022年4月) | 約460億円 |
こんなクリエイターさん向け | 独自コントラクトで出品したい人 |
Raribleもアート系のNFTが中心です。
RaribleでNFTを売買すると、独自通貨の「RARI」を獲得できます。
「RARI」によってコミュニティの参加権が入手でき、運営に関わることもできます。
プラットフォームにて、独自コントラクトでのNFT発行が可能です。




NFTマーケットプレイス比較:⑥AtomicMarket

サービス開始 | 2020年 |
対応ネットワーク | WAX |
ジャンル | アート、コレクタブル、トレカ…etc |
直近1ヶ月の利用者(2022年4月) | 約266,000人 |
直近1ヶ月の取引額(2022年4月) | 約35億円 |
こんなクリエイターさん向け | イーサリアムのガス代にうんざりな人 |
AtomicMarketはブロックチェーン・WAXを基盤としたマーケットプレイスです。
複数マーケットで構成されている、いわばモール。
「ストリートファイター」や「ゴジラ」といった日本の有名IPもモチーフにした作品も出されています。
【国内】NFTマーケットプレイス3つを紹介

ここから日本の代表的なNFTマーケットプレイスを紹介します。
楽天やLINE、GMOなど国内にもたくさんのNFTマーケットプレイスがありますが、世界とつながるNFTという市場で、どこまで日本のマーケットプレイスを利用する価値があるのか、僕は疑問です。(と書いたものの、僕も日本人です。OpenSeaと肩を並べるようなNFTマーケットが日本から誕生することを願っています。)
国内のNFTマーケット
⑦ tofuNFT

tofuNFTは、仮想通貨アプリ「コイン相場」のCOINJINJAが運営しています。

BSC(バイナンス・スマート・チェーン)で実績を残して、日本に進出した、いわば逆輸入マーケットプレイス。
日本のトップNFTクリエイター・おにぎりまんさんの3,000点コレクションの4時間完売で話題になりました。
3000個完売しました‼️ご購入いただいた皆さんありがとうございました‼️‼️ pic.twitter.com/Ov3mKwQIsd
— おにぎりまん⛩🍙⛩onigiriman1998.eth (@onigiriman1998) December 3, 2021
国内のNFTマーケット
⑧CoincheckNFT(β版)

メタマスク(Webウォレット)に送る作業が要らないのは、ラクですよね (*´ω`*)
国内のNFTマーケット
③楽天NFT

最後は楽天NFTです。
2022年2月に開設。
第1弾は「ULTRAMAN」でした。
その仕様が「中央集権的」「閉鎖的」とか、サービスの開始前から非難を浴びて、かわいそうなので応援しています^^;
「楽天」のような有名企業の参入は、「NFT」の認知拡大の意味で大きいことです。
ガンバレ、楽天!!
繰り返しですが、世界とつながるNFT市場で、どこまで日本のマーケットプレイスを利用する価値があるのか、僕は疑問です…。(こちらも繰り返しですが、応援はしています)
せっかくNFTをやるなら、「世界の市場」で、あなたの作品を売り込みましょう。その「世界の市場」の代表がOpenSea。ユーザー数、取引ボリュームとも世界最大で、売り手側からすれば、“お客さん”が最も多い場所といえます。
また「みんな使っているため情報が多い」こともメリットです。NFTを始めるとき、つまずくことも出てくるでしょう。その際、マイナーなマーケットプレイスを選んでしまうと、Google等で検索しようと、的確な情報が出てきません。
OpenSeaなら、日本にも利用ユーザーが多いため、困ったときに、助かる情報やニュースが出てきます。当ブログにも、OpenSeaに関する記事はたくさんありますので、ご活用ください。
» NFTマーケットプレイス記事一覧
新しいテクノロジーに挑む初心者には、「みんな使っている」は本当に大切なことです。
まずはOpenSea(開いた海)に飛び込みましょう!!

【10月最新】NFTマーケットプレイス9つを比較【どこを使えばいいかわかる】:まとめ

気になったNFTマーケットプレイスはありましたか?
最後に、おさらいしておきますね。
- OpenSea:ユーザー&取引量ともに世界最大
- LooksRare:OpenSeaを倒す存在となるかー
- MagicEden:ユーザー急増中。勢いはNO.1!
- Foundation:日本人に人気。アート系が中心
- Rarible:独自コントラクトで、出品ができる
- AtomicMarket:複合型。いわば、「モール」
- tofuNFT(国内):異色の逆輸入マーケット
- コインチェックNFT(国内):取引所が運営
- 楽天NFT(国内):第1弾は「ULTRAMAN!」
「たくさんマーケットがありすぎて、結局、どこで出品すればいいかわからない…」という方は、とりあえずOpenSeaでいいでしょう。
ユーザー数、取引量ともに、圧倒的なので。
言わずもがな、買い手がいないと物は売れないわけでして…(*´ω`*)
OpenSeaで始めつつ、自分の作風に合うマーケットをサブ的に使う感じがいいかなと。
OpenSeaでNFTを出品する手順は最も簡単にNFTアートを販売する方法【5ステップで出品】で詳しく解説しています。
Now let’s enjoy the new technology, NFT!!
(さぁ新しいテクノロジー、NFTを楽しみましょう!!)
