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NFTに潜むリスクを解説【これだけ覚えて帰ってください】

NFTに潜むリスクを解説【これだけ覚えて帰ってください】

こんにちは、とち( @tochi1203 )です。
できるだけ安全に生きたい人間です。

下の悩みを持つ方に、読む価値のある記事です。

「 NFTをやってみたいけど、仮想通貨でしょ?なんかちょっと怖い。安全に楽しむために初心者が気をつけることを教えてほしい。」

上記の悩み、本記事で解決します。

先日、下のツイートをして大きな反響を得ました。

本記事は上記ツイートを、ブログ用に編集したものです。

世界最大のNFTマーケットが「OpenSea」、訳すと「開けた海」という名前もあり、「NFT界には海賊がいる」なんて言われ方もします^^;

自分の資産は、自分しか守れない世界です。

本記事を読んで、リスクを回避しつつ、NFTを楽しんでほしいと思います!

※NFTを始めるには取引通貨である仮想通貨が必要です。
「まだ仮想通貨を持ってない」という方は、まずはコインチェックなどの取引所に口座開設しましょう!ちなみに、どの取引所でも口座開設は無料です。
コインチェックに口座をもつ

手順解説» 【最新】コインチェック口座開設3ステップを全画像つき解説

NFTに潜むリスク①:秘密鍵/シードフレーズは教えない

NFTに潜むリスク①:秘密鍵/シードフレーズは教えない

健全なサービス(や人物)から、メタマスク等Webウォレットの秘密鍵やシードフレーズを求められることは、絶対にありません。

シードフレーズとは、12 or 24個の英単語の並べ変えで管理するパスフレーズです。

秘密鍵やシードフレーズの入力を求められたら、詐欺!

これだけは覚えて帰ってください。

秘密鍵/シードフレーズの技術的な管理方法
  • 紙で管理する
  • オンラインなら最低限、暗号化する
  • Trezor(必ず公式から入手)などのハードウェアウォレットを使用する

上記の管理で紛失リスクが0になるわけではないですが、セキュリティ対策としてやっておきたいところです。

資産が多い人の中には、紙に書いて、銀行の金庫に保管している方もいますね。

NFTに潜むリスク②:海外サービスにはGoogle検索からアクセスしない

NFTに潜むリスク②:海外サービスにはGoogle検索からアクセスしない

Googleの検索結果に、詐欺サイトが混じっているケースも多数報告されています。

下図のような感じです。

openseaの検索画像

URLは必ずチェック。

URLも巧妙に「_」が「ー」になっているだけとかもあるので、海外サービスへのGoogle検索は避けるのが無難です。

これだけは覚えて帰ってください。

偽サイトを避けるには
  • Twitterの公式リンクを踏む
    (判断基準:公式マーク、フォロワーの多さ、発信内容)
  • 1度使った公式サイトはブックマーク。以降ブクマから飛ぶ。

NFTに潜むリスク③:DiscordのDM内リンクは踏まない

NFTに潜むリスク③:DiscordのDM内リンクは踏まない

NFT界のコミュニケーションツールには、チャットアプリ「Discord」がポピュラーに使われています。

そのDiscordで海外サーバー(チャットグループのようなもの)から来るDMは99%がscam(詐欺)です!

DM内を見ると、「あなただけに」とか「もうすぐ売り切れ」とか、とにかく煽られます(^_^;)

サービスに飛ぶと、購入したはずのNFTが実は「ただ」の画像だったり、①に解説したシードフレーズの入力を求められたりします。

DiscordのDMリンクは、絶対に踏まないようにしましょう。

これだけは覚えて帰ってください。

技術的な対応策
  • あらかじめDiscordのDMをブロックしておく
    (ユーザー設定→安全/プライバシーで設定可能)
  • 万一scamサイトでApprove(承認)したらRevoke(無効化)する

NFTに潜むリスク④:PolygonのETH(WETH)は国内取引所に送らない

NFTに潜むリスク④:PolygonのETH(WETH)は国内取引所に送らない

NFTの売買には、主にイーサリアム(ETH)が使われます。

そしてETHはETHでも、イーサリアムのETHと、ポリゴンのETHがあります。
ややこしいですよね^^;

どれぐらい違うかと言うと、ネジを巻くドライバーと、ゴルフのドライバーぐらい違います。

つまり、完全なる別物です。

ポリゴンのETHは国内取引所では取り扱っていないところも多いので、送金するとセルフGOX(流出)となります。

ポリゴンのETHは国内取引所では取り扱っていないところも多いので、送金するとセルフGOX(流出)

どこかに消えたポリゴンETHは、もう戻ってこないでしょう。

ポリゴンのETHは基本、取引所に送らない。

これだけは覚えて帰ってください。

技術的な対処法
  • イーサリアムETHに変えて(swap)から送る
  • 送金の際はまず少額でテストする

NFTに潜むリスク⑤:総額を確認せず購入しない

NFTに潜むリスク⑤:総額を確認せず購入しない

コレクションの表示値段と、最終決済のメタマスクでの表示が変わっていることがあります。

メタマスクの総額表示は下の箇所。

メタマスク

金額が違う理由で考えられるのは、値付け変更の際の反映タイムラグのため。

意図的な釣り上げと見られる被害も出ているので用心が必要です。

通常、変動するガス代(手数料)の方に気をとられますからね^^;

総額は必ずチェックする。

これだけは覚えて帰ってください。

NFTに潜むリスクを解説【これだけ覚えて帰ってください】:まとめ

NFTに潜むリスクを解説【これだけ覚えて帰ってください】:まとめ

おさらいしておきます。

NFTに潜むリスクを避ける
  1. 秘密鍵/シードフレーズは教えない
  2. 海外サービスにはGoogle検索からアクセスしない
  3. DiscordのDM内リンクは踏まない
  4. PolygonのETH(WETH)は国内取引所に送らない
  5. 総額を確認せず購入しない

上記に気をつければ、すべてのリスクを避けられるわけじゃないですが、「初心者がやってしまいがちなこと」を主旨に5つ挙げさせてもらいました。

NFTというより仮想通貨界は、DYOR(Do Your Own Research)の世界です。
自分の資産は、自分で守るしかありません。

本記事が、あなたに楽しいNFTライフを贈るものとなれば幸いです(*´ω`*)

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