こんにちは、とち( @tochi1203 )です。
NFTとチケットの相性の良さよー。
「NFTチケット」によって
”ニセモノのファン”が駆逐されます。
説明します。
伊藤穣一さんの本を読んで感じたNFTチケットの革新性

きのう(2022/9/9)、伊藤穣一さんの
『テクノロジーが予測する未来』という
本を読みました。
伊藤穣一さんを軽く説明しておくと
web3とかwebの世界で有名な方で
『米マサチューセッツ工科大学MIT
メディアラボの所長を務め、2015年の
デジタル通貨イニシアティブの設立を主導。
金融庁参与を務めほにゃほにゃ…』と
肩書きがすごくて全部読めないご経歴。
その伊藤穣一さんの
『テクノロジーが予測する未来』を
読んでいて『D to F』っていうワードが
出てきたんです。
» 伊藤穣一さんwikipedia
『D to F』。これは、『B to B』とか
『C to C』、誰がどこにサービス・商品を
販売するか届けるかっていう意味での
『D to F』です。
『ダイレクト to ファン』のこと。
本には『「D to F」で変容するファン
コミュニティ』とあって、以前一読した
際には、そこまでピンときてなかったん
ですけど、自分でメタバミュージアムで
NFTチケットを活用するようになって
改めて読み直してみたら、たしかに
そうだなと思って。
おもしろい記述だなと思って
紹介させてもらいました。
NFTチケットによって「D to F」が可能になる!

伊藤穣一さんはジャニーズ事務所の顧問も
務められているみたいで、そのチケットを
NFT化する挑戦を始めてるのかな
始めようとしてるのかな、本の中では
「始めます」と記載されてるんですけど
やっぱりこのチケット管理、
特にジャニーズとか
プレミアチケット化するものは
転売が悩みの種だったみたいですね。
家族とか友人の間ですら譲渡はできない
仕様に設計してたみたいで
ファンからしたら
どうにも使い勝手は悪いと。
チケットをNFT化することによって
もちろん、譲渡はOKにしても
それは万一の時だけで、
何度も取引されているウォレットを見れば
ブロックチェーンを見れば一発。
本当のファンであるか、
はたまた転売目的で
あるかを特定できるようになると。

また”偽物のファン”にチケットが渡らない
ように、プログラムを組むことができると。
それゆえに「ファンの真贋を証明するもの」
だと書かれていてね。
(あぁ、そうかジャニーズぐらい大規模な
コンサートチケットの管理となると
そういった真贋を見極める機能も
果たすようになるのか、なるほどな)
と思って読んでいたわけです。
もう一つ、『半券チケット』。
思い出としてのNFTチケット。
これは確か半年位前にローソンチケットが
そういう取り組みを始めていたと
記憶しています。
思い出のコンサート、たとえばジャニーズの
コンサート、、、SMAPのファンならね
SMAPのコンサート行ったら
半券が残るじゃないですか。
その半券って財布に入れたりして、なぜか
手放せないものになる。当時の感動が蘇る−
そういった思い出として機能すると。
本の中には『NFTチケットは
ブロックチェーンによって、信用と安心が
担保された入場券であると同時に、
思い出という代替不可能な長期的価値を
持つものであるというわけです。
いわばチケットのNFTは仲介的な
プラットフォームを経ずにファンと
直に結びつく「D to F」、
「ダイレクト トゥ ファン」のビジネス
なのです』と、こういう流れで
『D to F』というワードが出てきた。
NFTチケットによって”偽物のファン”が可視化される

改めて自分たちでも先ほど紹介した
ような形で、チケットNFTを発行して
その利便性は、すごく感じてるんです。
たしかに、これまでのチケット発行って
先ほど出したローソンチケットしかり
チケットぴあとか楽天チケットとか
いろんなのがあるんでしょうけど、
なんらかプラットフォームが入って
そこを介してのやり取りが
これまでのファンチケットビジネスの基本。
でも、チケットぴあとか楽天チケットに
『本物のファンであるか見極めてくれ』って
なかなか無謀なお願いじゃないですか笑。
まず前提として、どうやってファンか否かを
見極めるのっていうところ。その前提が
すべてか…。ファンっていってしまえば
ファンですもんね笑。
どうしても”即席ファン” ”偽物ファン”が
出現する構造になっていて、
結局転売目的に使われると。
この「負の構造」がブロックチェーンに
よって変わるんだぞ、ということが
ざっくりいうと書かれているんですけども
改めて言語化してもらうと、
『チケットとNFT』『チケットと
ブロックチェーン』の相性ってめちゃくちゃ
いいなと思いましたね。
だって、チケットの動きが発行したあとも
分かるんですから。
誰が何回頼んでいて、またその人が、
たとえば Perfume のコンサートに
10回行ってるとか、そういうことまで管理
できるわけで、 Perfume のコンサートに
10回行っていたら、それはもう Perfume の
ファンじゃないですか。
間違いなく偽物のファンではないですよね。

そういうように『ファンの真贋を見極める』と
書いてましたけども、まさにそういう活用が
できるんだなと思ってね。
このファンコミュニティへのNFTチケットの
活用っていうのは、告知した
メタバミュージアムでも活用してますけども
間違ってなかったんだなと思いましたね。
あのー、偉そうにいってますけども
メタバミュージアムのチケットのNFT化に
関しては、僕は管理が煩雑になると感じて
やめたほうがいいと思ってたんです笑。
けど、プロデューサー陣が推し進めてくれて
今となったら感謝しております。
メタバース空間のNFTチケットという
先端的なことにも取り組めますし
手のひらを返すようですけど
導入して良かったなと思っております。
Now let’s enjoy the new technology, NFT!!
(新しいテクノロジー、NFTを楽しもう!)
