tochi執筆本「NFTで趣味をお金に買える」»

最も簡単にNFTアートを販売する方法【5ステップで出品】

最も簡単にNFTアートを販売する方法【5ステップで出品】

こんにちは、とち( @tochi1203 )です。
NFTアートが大好きな者です。

本記事は下の悩みを解決します。

「 最近、NFTってよく聞くけど、一体何?どうやって始めるの?私の描いた絵とか、撮った写真とか売れるの?始め方を、わかりやすく教えてほしい 」

本記事の内容
  • NFTって何?→ 簡単に解説
  • NFTアート販売への5ステップ
  • NFTアートを手数料なしで販売する方法
  • NFTアートを継続的に売っていくために

実はNFTアートの出品は、すごく簡単です。

手間でいうと、メルカリとそう変わりません。
発送がない分、一度やってしまえば、NFTの出品の方がラクなほどです。

本記事の執筆者

この記事を書く僕は、日本初のNFTアートメディア「We’re Japan NFT Creators!!」を運営。150万円以上のNFTアートを購入しているコレクター、兼クリエイター。
また、僕が書いた「NFTの始め方の本」も2022年12月に書店に並ぶ予定です。(見かけたら買ってくださいw)

ちなみに僕が出品したのは、下の”力士”と筆ペン字。

力士NFT
書道NFT

本記事はNFTアートの販売方法を全画像つきで解説。

僕がNFTアートを出品した手順を、そのままお伝えします。

手順どおりにやれば、NFTアートが販売できる構成です( ゚∀゚)o彡°

本題の前に、タイトルの説明を少し…。ぶっちゃけ、国内のNFTマーケットプレイス(売買する場所)への出品が「最も簡単」です。日本円での取引も可能ですから。
ただ、NFTのマーケットは世界です。せっかくなら、これから解説する世界最大のNFTマーケットプレイス・OpenSeaに出品してNFTの醍醐味を感じてほしいと思いますm(__)m

※ NFTを始めるには取引通貨である仮想通貨が必要です。
「まだ仮想通貨を持ってない」という方は、まずはコインチェックなどの取引所に口座開設しましょう!ちなみに、どの取引所でも口座開設は無料です。
コインチェックに口座をもつ

手順解説» 【最新】コインチェック口座開設3ステップを全画像つき解説

NFTアート販売の前に…NFTって何?【簡単に説明します】

NFTアート販売の前に…NFTって何?【簡単に説明します】

NFTとはどんな技術で、なにがスゴイのか…を簡単に解説します。

「小難しい話は抜きに売り方だけ教えてくれ」って方は、NFTアートの販売方法まで飛んでください。

NFTとは?

NFTとは Non-Fungible Token(ノンファンジブル・トークン)の略。
訳すと「非代替性トークン」。「非代替性」とか、わけわかめですよね…。

簡単にいうと、デジタルデータに「唯一無二の番号がついたもの」、それがNFT。
NFTによって「デジタルデータを所有する」概念(感覚)が生まれました。(←革命!)

NFTアートのイメージ

「NFTアート」とか表現しますが、要はjpegとかpng形式の、ただの画像・写真だったりです。

デジタル作品を唯一無二の物と証明でき、転売などの取引履歴もたどることができます。

つまり…購入者はデジタル作品に対して「これはオレの物だ!」と証明できるわけ。

デジタルデータの所有者が証明されるのが、そんなにスゴイこと?

スゴイことです。
これまで所有権があいまいだったデジタル作品に名札がつくわけですから。

なぜNFTがこれほど話題に?

NFTの認知が一気に拡大したのは、これら目玉が飛び出るニュース(*_*)

  • 2021年3月。Beepleと呼ばれる無名アーティストのNFTアート
    6900万ドル(約75億円)で落札
  • 同。米ツイッターの創業者によるツイッターの初投稿
    291万ドル(約3億2,000万円で落札

上記のような事例で、一気に火がついたことから2021年は「NFT元年」とも呼ばれています。

余談です。お急ぎの方は飛ばしてください。

無名作家の絵が75億円、ツイートの画像が3億円とか、常人には理解しがたいですよね…。
何度もいいますが、“ただの画像”です笑。これらのバブルは、単純に「お金があったから、起きた」ともいえます。

2021年初頭から、ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨が激しく値上がりしました。
NFTの取引に主に使われるイーサリアム(ETH)も、しかり。
2021年、年明けから、ぐんぐん価格が上がりました。

2021年初頭から価格が上がり始めた
ビットコイン(Bitcoin)とイーサリアム(Ethereum)

つまり、保有するイーサリアム(ETH)の価値が何倍にも膨れ上がった結果、「イーサリアム長者」なる、なんともうらやましい人が誕生し、「使えるお金が大量にある」という、なんともうらやましい状況に。

そして、使うお金の対象として、よくわからないけど面白そうな「新しいテクノロジー=NFTアート」が、偶然あった−。このように、お金持ちの娯楽として火がついた側面は、NFTアートの号砲を振り返る上で無視できないでしょう。つまり、なんともうらやましい…。

2022年2月には、最古のNFTアートともいわれる「 Crypto Punks 」が27億円で取引される衝撃!
頭おかしいですよね…。

日本だと、小学3年生が夏休みの自由研究に制作したピクセルアートが380万円の値をつけて、話題になりました。

EXILEの関口メンディーさんは、「CryptoNinja」という日本の人気NFTを660万円(14ETH)で購入。

VRアーティスト・せきぐちあいみさんのNFT作品は、なんと1,300万円で落札。

もちろん上記は特別な事例ですが、夢、ありますよね。
挑む価値は、あります。

他にも高額取引されたNFTの事例は、まだまだあります。詳しく知りたい方はNFTで売れるもの?【結論:何でも出品できる】も合わせてどうぞ。

よもやよもや、あなたの作品にもウン百万円の値がつくかもしれません…。

ここから、NFTアートを販売する方法を解説していきますね。

NFTアートを販売する方法【5ステップで出品】

NFTアートを販売する方法【5ステップで出品】

ここからNFTアートを販売する方法を解説します。
※ 2022年10月現在、最もオーソドックスな方法です。

NFTアートを販売するには、下記の手順が必要です。

  • 手順①:仮想通貨取引所で、仮想通貨を入手する
  • 手順②:メタマスク(Webウォレット)を作成する
  • 手順③:メタマスクに、仮想通貨を入金する
  • 手順④:NFTマーケットプレイス・OpenSeaにログインする
  • 手順⑤:OpenSeaでNFTアートを出品する



道のり長いな…と感じるかもしれませんが、①の「仮想通貨取引所で仮想通貨を入手する」が終われば、残りは30分もあれば完了します。

「仮想通貨取引所で仮想通貨を入手する」ことも、時間はかかりません。最初のアカウント開設時の本人確認等、セキュリティ上の審査で多少の時間がかかります。

追記

読者の方からのご質問により、以下の説明が本記事から抜けていることに気がつきました。感謝ですm(_ _)m
======
「なんでNFTを”売る”ために仮想通貨が必要なの?」ですが、NFTの初回出品時にガス代(手数料)がかかるためです。

それでは、順番に解説します。

NFTアート販売方法:手順①
仮想通貨取引所の口座を作る

NFTアート販売方法5ステップ
  1. コインチェックで口座開設し仮想通貨を入手する ← ココ
    (1.開設 → 2.入金 → 3.購入)
  2. メタマスク(Webウォレット)を作成する
  3. メタマスクに仮想通貨を入金する
  4. NFTマーケットOpenSeaにログインする
  5. OpenSeaでNFTアートを出品する

NFTアートを売買するには、仮想通貨(主にイーサリアム)が必要です。

NFT取引の大半は、イーサリアムで行われます。

イーサリアム(正確にはETH)を入手するため、まずは仮想通貨取引所のアカウントを作成します。

ここでは大手のCoincheck(コインチェック)を例に口座開設の手順を紹介しますね。

コインチェックの口座開設は、以下の流れです。

コインチェック口座開設の流れ
  1. メールアドレスとパスワードでアカウント登録
  2. SMS認証
  3. 本人確認
  4. 二段階認証の設定

順に説明します。

①メールアドレスとパスワードでアカウント登録


▼1:まずは、下記リンクから公式サイトにいき、「会員登録」ボタンをクリック。
»コインチェック
Coincheckトップページ

▼2:メールアドレスとパスワードを決めて登録

メールアドレスとパスワードを決めて登録

登録したメールアドレス宛てに、メールが送信されます。

▼3:コインチェックからのメール内URLをクリックすれば、アカウント登録完了!

コインチェックからきたメールのURLをクリックすれば、アカウント登録完了!
\NFT始めるなら/

1分で会員登録は完了します。

②SMS認証

次に電話番号の認証を行います。

電話番号の認証
  • ①電話番号を入力
  • ②「SMSを送信する」ボタンをクリック
  • ③携帯電話のSMSで送られた認証コードを入力
  • ④「認証」をクリック

③本人確認

SMS認証設定の次は「基本情報の登録」と「本人確認書類の提出」を行います。

コインチェックの本人確認は「アプリからの申し込み」と「Webからの申し込み」の2種類があり、それぞれ確認方法が異なります。

コインチェックの本人確認は「アプリからの申し込み」と「Webからの申し込み」の2種類
コインチェック公式より

本人確認は、申し込みが簡略化されているアプリ版の利用がおすすめです。

「かんたん本人確認」で審査が完了すれば、すぐに利用可能です。

「かんたん本人確認」で審査が完了すれば、すぐに利用可能です。

ちなみにWeb申し込みは、ハガキの受け取りで完了の流れになります。

「登録可能な本人確認書類」を手に持って、自分の顔と一緒に撮影しアップロードしましょう。

登録可能な本人確認書類
  • 運転免許証(表面と裏面)
  • 在留カード(表面と裏面)
  • 特別永住者証明書(表面と裏面)
  • 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
  • 住民基本台帳カード(表面と裏面)
  • 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要)
    ※通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。

本人確認完了のメールは、数日程度(最短1日)で届きます。

④二段階認証の設定

NFTで大もうけしてもハッカーに持っていかれたらパア…。
二段階認証の設定は必須です。

コインチェックで二段階認証を設定する手順は以下。

▼1:ログインし、コインチェックのメニュー画面を開く。設定を押す。

1:ログインし、コインチェックのメニュー画面を開く。

▼2:画面上部にある「二段階認証」タブをクリック。

2:画面上部にある「二段階認証」タブをクリック

▼3:スマホ端末の種類を選択し「設定する」をクリック。

3:スマホ端末の種類を選択し「設定する」をクリック

▼4:「Google認証アプリ」を取得する。

4:「Google認証アプリ」を取得する

二段階認証には、認証コードを生成する「Google認証アプリ」が必要になります。

iPhoneなら「Google Authenticator」を、Androidなら「Google認証システム」というアプリを、スマホにダウンロードします。

▼5:認証アプリからバーコードを読み取る。

5:認証アプリからバーコードを読み取る

Google認証アプリからバーコードを読み取ると、6桁の認証コードが生成されます。

生成された認証コードを4番の空欄に入力します。

2のセットアップキー(シークレットキー)は電話を紛失したときなど、アカウントに戻るために必要になるキーコードなので、メモを残しておきましょう。

認証コードはワンタイムパスワードのようなもので、変化していきます。
30秒ほどで別のコードに変わるので、素早く入力しましょう。

以上で、二段階認証の設定も完了。
口座が開設できました!!

手持ちの銀行口座から、作ったコインチェックの口座に入金すれば、仮想通貨が購入できます。

1,000円程度から入金でき、ネットバンクやコンビニ入金で即時反映も可能です。

コインチェック入金からイーサリアム購入までを参考に「入金 → 仮想通貨購入」まで進んでください。

NFTアート販売方法:手順②
メタマスクを作成する

NFTアート販売方法5ステップ
  1. コインチェックで口座開設し仮想通貨を入手する
    (1.開設 → 2.入金 → 3.購入)
  2. メタマスク(Webウォレット)を作成する ←ココ
  3. メタマスクに仮想通貨を入金する
  4. NFTマーケットOpenSeaにログインする
  5. OpenSeaでNFTアートを出品する

メタマスク(MetaMask)とは、イーサリアム系のトークン(仮想通貨)を保管するためのWebウォレットです。

簡単にいうとメタマスクとはネット上のお財布

このメタマスクを使って、NFTや仮想通貨を保管・売買をします。

メタマスク(Webウォレット)イメージ
メタマスク(Webウォレット)イメージ

メタマスクを利用するには、PCの場合はWebブラウザの拡張機能を、スマホの場合はアプリをインストールする必要があります。

ここでは、PCを使ってGoogle Chromeの拡張機能としてインストールする方法をご紹介します。

Chromeに追加&設定

Chromeウェブストアで、画面右上の「Chromeに追加」をクリックします。
»https://chrome.google.com/webstore/detail/metamask/

メタマスクを追加

インストールが終了したら、次は初期設定を行います。

まずは、インストールされたメタマスクのアイコンをクリック。

まずは、インストールされたメタマスクのアイコンをクリックしてください。

すると以下のような画面が表示されるので「Get Started」をクリック。

「Get Started」をクリック。

初めてメタマスクを作成する場合は「Create a Wallet」をクリック。

初めてメタマスクを作成する場合は、「Create a Wallet」をクリック。

「I agree」(同意します)をクリック。

「I agree」(同意します)をクリック。

画面が切り替わったら、新規パスワードを入力します。
※次回以降のログインに必要。

画面が切り替わったら、新規パスワードを入力します。

続いて、アカウントの復元に必要となる「パスフレーズ」を保存します。

下の画像の鍵マークの箇所をクリックすると、12個の英単語が表示されます。
※この12個の単語が、アカウントのパスフレーズになるので必ずメモを!

続いて、アカウントの復元に必要となる「パスフレーズ」を保存します。

パスフレーズはアカウントを復元させるのに必要になります。非常に重要なものなので、大切に保管してください(紙に書いて保管するのがベター)。

パスフレーズの保存が完了したら「次へ」をクリック。

先ほど保存したパスフレーズを、順番にクリックして並べていきます。
並べ終わったら「確認」をクリック。

先ほど保存したパスフレーズを、順番にクリックして並べていきます。

画面が切り替わったら、「全て完了」をクリック。

画面が切り替わったら、「全て完了」をクリック。

以上で、メタマスクの初期設定は終了です!

パスフレーズは、絶対に他人に教えてはいけません。

注意

大事なことなので繰り返しですが、メタマスクで設定したパスフレーズ「12個の英単語」は絶対に、他人に教えてはいけません。パスフレーズがあれば、ウォレットの中身が取り出せます。つまり、悪意ある人に渡ってしまった場合、資産が丸ごと盗まれるリスクがあります。

資産が丸ごと盗まれるリスク

仮想通貨に触れるのが初めての方だと「そんなこと起こるの?」と思うかもしれませんが、はい、起こります。実際、筆者の知る範囲でも、ウォレットの中身が盗まれた事例は、片手で数えるには足りないほど、あります。

詐欺師はTwitterなどで、あの手この手を使ってパスフレーズを聞き出そうとしてきます。健全な人物やサービスからパスフレーズを求められることは絶対にありません。仮にTwitterやWebサイト内で要求されても、無視してください。

銀行ATM

パスフレーズは「銀行の暗証番号」です。実社会で見知らぬ人から突然、暗証番号を聞かれても、絶対に教えませんよね。その意識をWebウォレットの管理にも持つことが大切です。

「なんか怖い世界…」と不安をあおってしまったかもしれませんが、紙にメモして、しっかり保管をしていれば問題ありません。くれぐれも保管場所はお忘れなきよう…。

NFTアート販売方法:手順③
メタマスクに仮想通貨を入金する

NFTアート販売の5ステップ
  1. コインチェックで口座開設し仮想通貨を入手する
    (1.開設 → 2.入金 → 3.購入)
  2. メタマスク(Webウォレット)を作成する
  3. メタマスクに仮想通貨を入金する ←ココ
  4. NFTマーケットOpenSeaにログインする
  5. OpenSeaでNFTアートを出品する

次にコインチェックのイーサリアムを、メタマスクへ送金します。

▼Chrome拡張機能から、メタマスクをクリックし起動。

メタマスクをクリックし起動

▼「0x」から始まる英数字にカーソルを合わせて、アドレスをコピー。

▼「0x」から始まる英数字にカーソルを合わせて、アドレスをコピー。

▼次にコインチェックにログイン。購入したイーサリアムをコピーしたアドレスへ送金します。

次にコインチェックにログインし、購入したイーサリアムをコピーしたアドレスへ送金
  • ① メニューから「コイン送金」を選択
  • ② 「Ethereumを送る」をクリック
  • ③ 宛先にメタマスクでコピーしたアドレスをペースト
  • ④ 送金金額を入力
  • ⑤ 「送金する」をクリック

「送金完了」から10分程度でメタマスクに、入金が反映されます。
※反映時間は混み具合により変動。

コインチェックに「クイック入金」や「コンビニ入金」を使って入金した場合、7日間はコインの送金ができません。銀行振込なら制限なし。

NFTアート販売方法:手順④
OpenSeaに”登録”する

NFTアート販売方法5ステップ
  1. コインチェックで口座開設し仮想通貨を入手する
    (1.開設 → 2.入金 → 3.購入)
  2. メタマスク(Webウォレット)を作成する
  3. メタマスクに仮想通貨を入金する
  4. NFTマーケットプレイス・OpenSeaに”ログイン”する ←ココ
  5. OpenSeaでNFTアートを出品する

下記リンクより世界最大のNFTマーケットプレイス・OpenSea(オープンシー)に”ログイン”します。
» OpenSea公式

OpenSeaの偽サイトが報告されています。Google検索などからアクセスすると偽サイトが上位に出ることがありますので注意が必要。上記リンクは安全です。

OpenSea以外にも、FoundationやRaribleなど多くのNFTマーケットプレイスがありますが、最初はOpenSeaを選べば問題ありません。
参考 【回答】NFTどこで買える?→最初はOpenSea一択です【他マーケットプレイスとの比較も】

▼①:まずOpenSea公式サイトにアクセス。

OpenSeaトップページ

はじめに、OpenSeaとメタマスクを接続します。

OpenSeaでは、いわゆる「会員登録」はメタマスクに接続するだけ。
メタマスク接続=OpenSeaに”ログイン”といったイメージです。

▼②:OpenSeaトップページのメニューから、人物アイコンをクリック。

OpenSeaトップページのメニューから、人物アイコンをクリック

▼③:メタマスクの「サインイン(Sign In)」ボタンをクリック。設定したパスワードを入力。

メタマスクの「サインイン(Sign In)」ボタンをクリックし、パスワードを入力

▼④:OpenSeaと接続するアカウントを選択し「次へ」→「接続」を押す。

OpenSeaと接続するアカウントを選択し「次へ」→「接続」を押す
OpenSeaと接続するアカウントを選択し「次へ」→「接続」を押す

以上で、メタマスクとOpenSeaの接続完了(ログイン完了)です!

「えっ?これだけ?」と思いますよね笑。
そうです、OpenSeaを利用するのにメールアドレスもパスワードもクレジットカード情報も必要ありません。

「ウォレットの接続」が、いわゆる従来の「ログイン」にあたります。Amazonや楽天で買い物するために必要な手順とは、大きく異なる点です。ラクちんでしょ笑

コラム

「web3(ウェブスリー)」の入り口へ、ようこそ―。
OpenSeaにメタマスクを接続したあなたは、「web3」の扉を開いたことになります。

「web3」の扉を開いた

「web3って、なんぞや?」を説明しますね。NFTとも密接に関わるワードです。
知っておくと、ドヤ顔できるでしょう笑。

OpenSeaに“ログイン”するのに、メールアドレスもパスワードも(もちろん受け取りがないので住所も!)不要なことに驚いた方は多いはず。

そう、個人情報を一切渡してないんですね、OpenSeaに。もちろん、メタマスクを設定する際にも、個人情報は入力していません。ここが革新的なのです。

現在は「Web2.0」の時代です。
「Web2.0」は、SNSの普及により、ユーザー同士、双方向のコミュニケーションがとれるようになった時代を指します。そう、まさに「今」です。

Web1.0-3.0

また、「Web2.0」は権力が集中しすぎている時代です。

「GAFA(ガーファ)」を、聞いたことがあるでしょうか?
アメリカの巨大テクノロジー企業4社Google、Amazon、Facebook(現Meta)、Appleの頭文字を取って、「GAFA」と呼ばれます。最近では、「GAFAM(ガーファム)」とMicrosoftも加える向きもあります。

みなさんも、なにかしら「GAFAM」のサービスを利用しているはず。調べ物、ネットショッピング、iPhone…さらにはWordといったソフトまで、ぜ〜んぶGAFAMのサービスです。

こんな経験ないでしょうか? Google検索で「日産 セレナ」と打ち込んだら、YouTubeにまで「セレナ」の広告が流れてくるみたいな。
これはGoogleが、ユーザー情報や行動履歴をつかんでおり、「あなたが関心を示す広告」を、流しているのです。(YouTubeはGoogleのサービスです)。でも正直、追われているみたいで、気持ち悪いですよね…。 

特定企業に独占的に個人情報を握られている現状に、「No!」を突きつけたのが「web3」です。中央集権的な世界からの脱却を目指すカウンタームーブメントが「web3」です。どうです? ワクワクしませんか?笑

OpenSeaの“登録”に、個人情報は一切、必要なかったですよね。メタマスクだって、そう。OpenSeaはあなたが何者だろうが、いいんです。Googleのように、広告で追いかけてもきません。誰でも飛び込める「開かれた海(OpenSea)」なのです。

改めて、いいます。
「web3」の世界へ、ようこそ!!

NFTアート販売方法:手順⑤
OpenSeaでNFTアートを出品する

NFTアート販売方法5ステップ
  1. コインチェックで口座開設し仮想通貨を入手する
    (1.開設 → 2.入金 → 3.購入)
  2. メタマスク(Webウォレット)を作成する
  3. メタマスクに仮想通貨を入金する
  4. NFTマーケットOpenSeaにログインする
  5. OpenSeaでNFTアートを出品する ←ココ

いよいよ、最後です!

OpenSeaでデジタルデータをアップロード(NFT化)します。

やることは以下の2つだけ。

  1. My Collectionを作成
  2. My Collectionにデジタルデータをアップロード

順に解説します。

My Collectionを作成

まず「My Collection」を作成します。

「My Collection」とは、出品するNFTをまとめたフォルダのようなものです。

▼①:「My Collections」→「 Create a collection」の順にクリック。

▼①My Collections → ②Create a collectionをクリック。

▼②:フォームに入力する。

 ▼フォームに入力していきましょう。
入力フォーム
  • Logo image :ロゴ画像(My Collectionのロゴになる画像)
  • Name :My Collectionの名前
  • Description:コレクションの説明文
  • Category:カテゴリー選択(検索にヒットしやすくなる)
  • Royalties:自分の商品が再販されたときのロイヤリティを設定する
  • Blockchain:EthereumかPolygonを選択(両チェーンの特徴はこの記事を)

あとから入力・修正が可能なので、ここはサクッとでOK。

以上で、My Collectionの設定完了です。

My CollectionにNFTをアップロード

次にMy Collectionにデジタルデータをアップロードします。

▼①:OpenSeaトップページから「作成」を押す。
※遷移する前にメタマスクで「署名」を求められることもあります。

① OpenSeaトップページから「作成」を押す。

▼②:出品するデジタルデータをアップロードして、詳細を記入する。

OpenSeaでアップロード可能なファイルは以下。

項目詳細
出品可能なデータタイプ画像、ビデオ、音楽、3Dモデル
ファイル形式JPG, PNG, GIF, SVG, MP4, WEBM, MP3, WAV, OGG, GLB, GLTF
サイズ上限40 MB
ファイルをアップロード

▼③:デジタルデータをアップロード後、以下の項目を入力します。

NFT詳細入力
NFT詳細入力
NFT詳細入力
入力フォーム
  • Name :作品のタイトル
  • External Link:作品のURL
  • Description:作品の説明
  • Collection:どのコレクションに属するか
  • Properties:属性や特徴を設定できる
  • Levels&Stats:レベルや能力を設定できる
  • Supply:供給数
  • Blockchain:EthereumかPolygonを選択(両チェーンの特徴はこの記事を)

あとから変更可能ですし、最初から上記すべてを埋める必要はありません。

▼④:「Create」ボタンを押して登録完了。NFTアートの完成です!

最後に「Create」ボタンを押せば、登録完了です。

ただ、この時点では売りに出されていないので注意です。

NFTの販売方式と価格設定

登録したNFTの価格を決めて、売りに出します。

▼①:My Collectionに登録したNFTを選択し、右上の「Sell(売る)」を選択。

My Collectionに登録したNFTを選択し、右上の「Sell(売る)」を選択

▼②:NFTの販売方式を決めます。
OpenSeaで選べる販売方式は以下の3つ。

OpenSeaで選べる販売方式は以下の3つ。
  • 定価販売(Set Price)
  • オークション(Highest Bid)
  • バンドル販売(Bundle):アップロード済みの他の商品と一緒に販売

OpenSeaでは定価販売が、もっとも選ばれている販売方式です。
ここからは「定価販売」で出品する方法を解説します。

▼③:価格を決めます。

次に価格を決めます。

▼④:価格を決めたら、画面右の青ボタン「Post your listing」をクリック。

価格を決めたら、画面右の青ボタン「Post your listing」をクリック。

メタマスクが開き、初回出品時のみ必要となるガス代(手数料)が表示されます。
※初めてイーサリアムのガス代を見ると「高っ!」と感じると思います…。(次項で手数料を無料にする方法を解説)

2022年10月、OpenSeaの仕様が変更になり、イーサリアムの初回出品時のガス代が不要になりました。つまり、無料で出品できます!

▼⑤:総額をチェックし「確認」を押せば、出品完了です!

▼⑤:総額をチェックし「確認」を押せば、出品完了です!
出品完了です。

以上で、NFTアートの出品完了です!
お疲れさまでした!

あとは購入者が現れることを祈るのみ、です(*´ω`*)

作品は、1日や1ヶ月単位で、リスト(販売)期間を設定できます。たとえば1ヶ月に設定し作品が売れなければ、リストは取り消されます。再び、売りに出すには、先の「NFTの販売方法と値段を決める」作業が必要です。

メールアドレスを設定(右上の人型マークから「Settings」で登録)しておくと、作品が売れた際には、OpenSeaから「Congratulations, your item sold!(おめでとう!作品が売れたよ)」の通知が届きますよ!

Congratulations, your item sold!
OpenSeaからの「売れたよ」通知

コラム

いくらで売る?

初めて作品を出品する際、最も悩むのが「値付け」でしょう。
基本は、作品を作るのにかかったコスト(お金、時間、労力)を指標として、「自分のNFTには、このぐらいの価値がある」と考える値段を付ければOKです。

そうはいっても「いくらで売れば…」と悩む人は少なくないです。
個人的な見解を述べると、最初は安く売り出すのが良いと思っています。

作品が売れるようになったタイミングで、値段を上げていけばいいと。
最初から高い値段を付けて、購入されないと、どうしても“売れ残り”感が出てしまいます。

せっかく興味をもってあなたの作品を見に来た人にも、「このコレクションは人気がないんじゃ…」と、不安を与えてしまいます。需要に合わせて、値段と供給量を調節していくのが良策だと考えます。

ガス代高すぎ…NFTアートを無料で販売する方法もある

ガス代高すぎ…NFTアートを無料で販売する方法もある

OpenSeaでは初回出品時のみ、イーサリアム利用料としてガス代(手数料)が必要になります。

2022年10月、OpenSeaの仕様が変更になり、イーサリアムの初回出品時のガス代が不要になりました。つまり、無料で出品できます!

イーサリアムのガス代(手数料)が、また高いんですよね…。
※時期によって変動。2022年10月時点、ガス代も落ち着いて(安くなって)います。
※僕の初出品時は0.02ETH=約 9,500円(当時レート)が必要でした。

Blockchainで「Polygon(ポリゴン)」を選べば手数料なしで出品できます。

Blockchainで「Polygon(ポリゴン)」を選べば手数料なしで出品できます。

Polygonはオークションが使えないといった制限はありますが、簡単に取引を始められるのでサクッとNFTデビューしたい方におすすめです!

手数料不要のPolygonは手軽に始められますが、本気でNFTを運用したいならイーサリアムかなと。理由はマーケットサイズが違うから。人が多いところに出品した方が売れる、という商いのシンプルな話です。

イーサリアムとポリゴンの違いは【OpenSea】イーサリアムorポリゴンどっちでNFTを出すべき?で詳しく解説しました。合わせてどうぞ。

「最も簡単でない」方法もある

本記事では、最も簡単にNFTアートを販売する方法をご紹介しましたが、より ”こだわって” NFTコレクションを作るやり方もあります。
※次のステップとして、試してみるのも良いかと。参考までに (*´ω`*)

NFTを購入したい人は

【参考】NFTアートを販売してから、ずっと売っていくために…

【参考】NFTアートを販売してから、ずっと売っていくために…

ここまで読んで「よーし、どんどんNFTを売るぞぉ〜!」と、鼻息を荒くしている方も多いでしょう。

急ぐ気持ちはわかりますが、ちょっとお待ちを。
本項を読んでからでも、遅くはありません。

NFTを売って稼ぐことは、そう簡単ではありません。
現実世界も仮想通貨の世界も同じです。

ここから、NFT販売して稼ぐために必要なポイントをお伝えします。

これらのことを意識するかどうかで、NFTの「成功確率」は変わってきますよ!

甘くはない【現状認識】

とうがらし

デジタルデータをNFT化したからといって、何でも飛ぶように売れるわけではありません。

「飛ぶように売れるわけではない」理由は、主に下記2つ。

  • 理由その①:まだ買い手が少ない
  • 理由その②:供給量は増えている

現状認識ですね。
順番に説明します。

①買い手が少ない

現状、まだまだNFTの買い手(コレクター・投資家)は少ないです。

世界最大のNFTマーケットプレイス・OpenSeaですら、月間ユーザーは40万人ほどです。
(※2022年データ)

「結構、多いじゃないか」と感じた方がいるかもしれませんが、「世界で・・・」ですよ。

「世界で、たった40万人」しか、NFTを売ったり買ったりはしていないわけです。
人気カードなら甲子園球場が1週間で集客する人数です。

甲子園球場

厳密にいうと40万人は、月間利用者数ではありません。数字は「つないでいる(メタマスクなどの)ウォレットの数」になります。ウォレットを複数所有している人もいるので、本来の「ユーザー数」はもっと少なくなります。

「買う人が少ないな…」と感じたでしょうね。
買い手がいなければ、当然、売れません。

花屋さんだって、八百屋さんだって同じです。
ただ、絶望するには、まだ早い。
この先、”お客さん”は増えていくでしょう。

コラム

僕は将来的に、あらゆるデジタルデータがNFTで管理される時代が来ると考えています。
実際に「国」も動き出しています。

自民党はweb3を国家戦略に据えて、NFTビジネスの発展を提言しています。
これに応じて政府も、web3推進室を発足させています。
さらに、地方でもFTやNFTを利用した地域活性の動き(新潟県・山古志地域の「デジタル住民票」など※)が拡がりつつあります。
※参考 変わったNFTの活用事例を紹介【アイデアと浪漫が詰まってます】

アートに限らず、免許証やパスポートといった公的証明書、クリーニング店の会員証から、「餃子の王将」のポイントカードまで…。日本人の0.007%(約7,500人)しか持っていないNFT…。
NFT市場は“伸びしろ”しかありません。

②供給量は増えている

小さな需要に対して、NFTの「供給量」は増えています。

個人クリエイターはもちろん、チームや企業単位の参入も盛んです。

「じゃあ今からNFTを出しても遅いでしょ」と思うかもしれませんが、まったくそんなことはありません。

供給が増えるのは、NFTが消耗品や入れ替え品ではないため、当然のことです。

「商品としてのNFT」は、基本、増えるものなのです。

また「供給する人=クリエイター」が増えているかといったら、そこまで競争が激しい印象を僕は持っていません。というのも、参入者と同じ数だけ、活動をやめてしまう人もいるからです。

僕はNFTクリエイターさんとその作品を集めた日本NFTアートメディア「We’re Japan NFT Creators!!」(https://nft-japan.works)を2021年10月から運営していますが、Webサイトオープン当初から、これまで活動を続けられてきたクリエイターさんは3割もいない印象です(しっかり数値を取っているわけではないですが…)。

”アクティブクリエイター”の数だけを見ると、決して多くはないのです。

もちろん一朝一夕ではありませんが、コツコツ地道に創作に励み、活動を続けてきた方は、認知と人気を得ています。

クリエイターから起業された方もいます。
チャンスは拡がっているのです。

コラム

プロのイラストレーターや企業も参入している中で、”戦える”のか−。
この不安を持つ個人クリエイターさんは多いでしょう。

結論からいうと、戦えます。
「土俵」が違います。

「土俵」が違います。

NFTに取り組むイラストレーター界の著名人
  • ポケモンカード公式イラストレーターのさいとうなおきさん
  • 映像イラストレーターのケイゴイノウエさん
国内大手企業のNFTマーケットプレイスと、著名人&IPのタッグ
  • 楽天NFT:ウルトラマン
  • Adam by GMO:坂本龍一氏、小室哲哉氏
  • LINE NFT:ももいろクローバーZ

通常の感覚なら、「こんな有名人や大企業と勝負するの? 無理!」と思いますよね。

いったん、白旗を置いてください笑。すでにファンを抱えている方が強いことを否定はしませんが、「著名人&有名ブランドが手掛ける=売れる」とならないのが、NFTのおもしろさです。

具体名は控えますが。誰もが知る有名人が関わって、“ズッコケた”NFTプロジェクトは、あります…。

どうでしょうか?
「ももクロ(ももいろクローバーZ)」のファンは多いと思いますが、NFTを買いましたか?
1990年代のJ-popを席巻した「小室サウンド」が好きな方もいるでしょう。NFTを買いましたか?

おそらく、99%が「NO」でしょう。
「知名度がある」ことは武器ですが、NFTを売るための要素の一つに過ぎないのです。

「ぴぴぴ」さん @pipipipikyomu というクリエイターは、1枚のNFTアートによって350万円の借金を返済しました(『ぴぴぴ物語』として感動を呼びました)。「うじゅうな」さん @ujuuna999 は、「貯金もなく、固定費と生活費を払ったらギリギリという中で生きていた…『白飯のみの3食』とかで食いつないでいた」生活(ご本人談)から、「CNPJ」というNFTプロジェクトを立ち上げ、1日1,000万円を売り上げました。

こういった「NFTドリーム」が生まれています。万人にチャンスがある−。
これぞクリエイターエコノミーを、けん引するNFTの可能性です。

NFTを売るために宣伝しよう

NFTを売るために宣伝しよう

どれだけ良い作品でも、知ってもらえないと、売れません。
NFTを売っていくため(稼ぐため)に、積極的に、発信しましょう!

発信が苦手、もしくは作品制作に手一杯で宣伝活動まで及ばないクリエイターさんが、マーケターとタッグを組むケースも増えています。「クリエイターが作り、マーケターが売る」。チーム戦ですね。

どうやって発信していくのか−。
NFT活動の発信に、相性の良いものを3つ選びました。どれも今すぐ始められるものです。
制作活動と並行して、取り組んでみてください。

NFT活動をアピールしよう!
  • 発信方法①:SNS(Twitter・Instagram)
  • 発信方法②:音声(Voicy、stand.fm)
  • 発信方法③:ホームページ

順番に見ていきます。

①SNS(Twitter・Instagram)

NFTに関わる人の多くが、Twitterを利用しています。
TwitterはNFT情報を発信(&取得)するなら、必須ともいえるSNSです。

NFT作品をPRするTwitter活用法
  • Giveaway(プレゼント)でフォロワーを獲得する
  • Twitterスペースでアピール
  • インフルエンサーへの”営業”

順に解説します。

« Giveawayでフォロワーを獲得する »
Giveawayでフォロワーを獲得する

Twitter活用といっても、ある程度のフォロワー数がいないと、効果的なPRはできません。
(具体的な数値をあげると、フォロワー1,000人は欲しいところですね)。

フォロワー数を増やすために、Giveaway企画は、おすすめの方法です。
GiveawayとはNFTの無料プレゼントです。

たとえば、よくある「Giveawayツイート」はこちら。
(僕が打った企画ですw)

上記のようなツイートで企画を打ち、フォロワーと作品の認知を獲得していきます。

特に「二次創作×Giveaway」はおすすめです。原作者(一次創作者)にメンション(呼び出すこと)を付ければ、拡散してもらえる可能性も高いです。
二次創作されるような人気ブランドを手掛けている時点で、原作者は相当数のフォロワーを抱えているでしょう。強いアカウントに拡散してもらうことで、あなたの活動と作品の認知も、効果的に拡がります。

コラム

Giveaway企画を打ちつつ、日々のツイートでも発信を続ければ、フォロワー数1,000人というのは、そう遠くはありません。運用が上手な人なら、1ヶ月あれば到達する数字でしょう。

僕はクリエイターとしてNFT活動を始めた頃、1日2回(朝晩)ツイートすることを心掛けました。

さらに、積極的にフォローをして、「いいね」を押して、「リプライ(コメント)」をして、交流の輪を拡げることを意識しました。こういった“絡み”が、フォロワー数の増加につながります。

\TwitterでNFT情報発信中!/

« Twitterスペースでアピール »
Twitterスペースでアピールする

Twitterに「スペース」という機能があることを、ご存知でしょうか?

Twitter内の「音声コミュニケーション機能」です。
通常1〜3人がホスト&スピーカー(話し手)になり、不特定多数のリスナー(聞き手)が話を聞きます。

NFTの関係者(コレクター、クリエイター、マーケター)の多くが、頻繁にTwitterの「スペース」を開催しています。

自身がホスト(スペースを開く人)になってもよし、登壇(ホストと話す人)してもよし、多くのクリエイターがTwitterスペースで作品をPRしています。

フォロワー数が少ない状態でホストとしてスペースを開くと、“閑散”とするのがオチ(リスナー0でも話せる!という鉄のハートの持ち主はどうぞ笑)なので、ある程度、影響力が付くまでは「リスナー→登壇」を狙うのがおすすめです。

NFTクリエイターをフォローすると、たくさんの人がスペースを利用していることがわかるでしょう(スペース参加者はアイコンが紫に変わります)。作品のPRを自由にどうぞ、というスペースも毎日のように開かれています。そこで自分のコレクションに込めた思いや展望、値段や点数などをPRしてみましょう!

« インフルエンサーへの”営業”→アイコン利用 »
インフルエンサーへの”営業”→アイコン利用

“爆発力”はバツグンです。
インフルエンサーに「自分の作品をTwitterアイコンに使ってください」と営業をかけます。
「成功」したとき、その広告力は凄まじいものがあります。

高級NFTの代表「Bored Ape Yacht Club(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ)」や、最古のNFTアート「CryptoPunks(クリプト・パンクス)」はセレブやインフルエンサーにアイコン利用されることで、その人気と価値を高めてきました。
日本でも、インフルエンサーがSNSアイコンに利用したことで、人気を獲得したコレクションの事例も出てきています。

ジャスティン・ビーバー
ネイマール
関口メンディー

②音声(Voicy、stand.fm)

音声メディアの活用も増えています。
ラジオパーソナリティとなって、音声で自身の作品をPRします。

Voicy(ボイシー)のパーソナリティになるには、審査をクリアする必要がありますが、stand.fm(スタンド・エフエム)なら、誰でもチャンネル開設ができます。

多くのクリエイターさんが、Voicyやstand.fmで音声発信し、自身のNFT作品をPRしています。
参考 【まとめ】NFTクリエイター取材回【at Voicy】

「ラジオのパーソナリティとか絶対無理!」と思う方もいるでしょう。
発信媒体の一つとして「音声」は今、その手軽さと、情報の届けやすさから、注目されています。
ホットなんです。「恥ずかしい…」で捨てるには、あまりにもったいない。

stand.fmなら、アプリをダウンロードすれば、誰でも即「ラジオパーソナリティ」です。
自身の作品を、「声」で思い切りPRしてください。

ちなみに筆者もVoicyで自分のチャンネル(「#とちラジオ」)を開設しています。最初は顔から火が出るほど恥ずかしかったです。すぐに慣れます笑

③ホームページ

NFTコレクションのホームページも作った方がいいでしょう。
より深く作品を知りたい人への案内はもちろん、”本気度を見せる“ために、用意しておくべきです。

お客さんの立場になってみましょう。会社(や事業)にホームページがないと、普通は不安になりますよね…。ましてや、NFTは“手で触れられる”商品ではありません。実店舗がありません。
余計に「デジタルの店舗(=ホームページ)」を、しっかり構える必要があるのです。
NFTコレクションも「事業」です。ホームページがないことは、多くの“見込み顧客”を逃していると同義です。

Wix(ウィックス)やJimdo(ジンドゥー)など、簡単にホームページが作成できるツールもあります。プログラミング不要で直感的にホームページが作れるので、ぜひ、挑戦してみてください。

最も簡単にNFTアートを販売する方法【5ステップで出品】:まとめ

まとめ2

NFTアート販売の5ステップを、おさらいしておきます。

NFTアート販売方法5ステップ
  1. コインチェックで口座開設し仮想通貨を入手する
    (1.開設 → 2.入金 → 3.購入)
  2. メタマスク(Webウォレット)を作成する
  3. メタマスクに仮想通貨を入金する
  4. NFTマーケットOpenSeaにログインする
  5. OpenSeaでNFTアートを出品する

本記事が、あなたの「NFTデビュー」を飾るものとなれば、喜びです (*´ω`*)

では、最後にもっとも大切なことを!

Now let’s enjoy the new technology, NFT!!
(さぁ新しいテクノロジー、NFTを楽しみましょう!!)

\TwitterでNFT情報発信中!/

  1. 大変分かりやすかったです。ありがとうございます。
    コインチェックでETHの購入が必要なのは、初回出品の際にガス代がいるからという理解でよかったでしょうか。
    恐縮ですが、最初のETH購入の部分でその点について少し触れて頂くといいかと思います。
    私も含めてNFTの販売方法を探している人は出品目的ですので、こちらが売るのになぜ最初にETH購入が必要なの?と他記事でも常に疑問に思うので。

    • ETHの購入が必要なのは、おっしゃる通りです!
      OpenSeaではイーサリアムでの初回出品時にガス代が必要になります。
      たしかに説明が必要なところでしたね。
      追記いたします。貴重な御意見、ありがとうございます!