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NFT本の原稿に対する「鋭角」な疑問3つ【あなたは答えられますか?】

NFT本の原稿に対する「鋭角」な疑問3つ【あなたは答えられますか?】

こんにちは
とち( @tochi1203 )です。

本記事は音声プラットフォーム
「Voicy」で配信した内容を、
ブログ用に編集。データ・資料を
加えました。
「音声で聴く」という方は
» #120 ぐぬ…。NFT原稿に対する
「鋭角」な質問3つ

今、NFTに関する書籍を執筆中です。
(2022年11月 or 12月出版予定)

もう佳境で追い込みに入っています。
すべての原稿は一度、
編集者さんに送っていて、
レスポンスをもらったんです。

担当編集者さんからの疑問が、
すごくクリティカル
(芯をとらえた)だなと感じたんです。

1人でブログを書いていては
絶対にわからないだろうという
気づきを与えてもらいました。

たくさんあるので、ここでは
頂いた中から3つの疑問に絞って
紹介します。

NFT本の原稿に対する疑問①:NFTを送って受け取ってもらえるものですか?

1つ目は、「インフルエンサーに、
SNSアイコンに設定してもらう事は、
高い宣伝効果がありますよ」
といった内容に関するフィードバック。

編集者からの疑問が以下。

「インフルエンサーに勝手に作品を
送りつけても大丈夫なんですか?
また受け取ってもらえるもの
なんですか?」という質問。

「なるほどな」と思いましたね。
だって通常の感覚だったら、有名人に
勝手にモノを送って、さらに受け取って
もらえるのか?と思うのは普通のこと。

この視点はなかったなぁと。
結論からいうと、送れますし、
受け取りに承諾も必要ありません。

だから極論、ジャスティン・ビーバーにも
マドンナにも、ブラジルサッカー代表の
ネイマールにもNFTを送ることはできます。
(※なぜ、この3名を挙げたかというと、
みんなNFTを買っているからw)

受け手側も、特別な承認作業は要りません。
ただ、送られただけだと普通は
気づかないので、ひと言かけられるなら
DM等していくと、いいでしょう。

普段からNFTに触れていると、
この受け渡しの ”気軽さ” は
当たり前のように感じているんですけど
もう普通の感覚では、
ちょっと理解できない世界に身を
置いているんだなってことを
改めて気付かされました笑。

NFT本の原稿に対する疑問②:二次創作の許可はどこで確認できますか?

2つ目の疑問ですね。

今から何者でもない人が
NFTを作るんだったら、
有名なNFTコレクションの二次創作は
オススメですよー、
っていうことを書いたんです。

そこで編集者さんからの疑問。
「二次創作を許されているかどうかは
どこにいったらわかるんですか?」。

こちらも「なるほど」と。
原稿に配慮が足りなかったと感じました。

NFTのコレクションとかプロジェクトは
基本的には、この二次創作、ファンアートの
文化を歓迎しています。

もちろん全部が全部でないですけど、
「二次創作歓迎」、むしろ「願望」の
カルチャーすらあります。
(二次創作禁止のNFTコレクションを
探す方が難しい…)

この ”空気感” も、普段からNFTに
触れていないと分かりっこないんですよね。

だから、勝手に二次創作して
さらには作品を売る、という行為に
抵抗感を持つのは当然のこと。

やっぱり「ドラえもん」を描いて
メルカリで売ったら小学館に怒られますし、
UFOキャッチャーの商品に「鬼滅の刃柄」
(格子柄)のマスクを作った業者が
逮捕されたこともありました。

それぐらい、有名なIP(知的財産)って
いうのは著作権で守られているんです。
だからアニメとや漫画文化の
根強い日本人は、もう遺伝子レベルで
特に商用利用を伴う二次創作は
「やっちゃダメ」って刻み込れてると
思うんです。

この ”当然の感覚” を忘れていたことに
気づかされたんです。

フィードバックに対する答えがある
とするならば、コミュニティでルールを
明文化されているIPだけを二次創作したら
いいんじゃないかなと思いますね。
(※コミュニティがなければ、クリエイターや
ファウンダーに問い合わせるといいでしょう)

二次創作(ファンアート)ルールを
明示していないIPは避けたほうが
いいでしょうね。

NFT本の原稿に対する疑問③:STEPNはどれだけ走れば原資回収できますか?

最後は「STEPN」に関する疑問ですね。

書籍には「NFTの稼ぎ方」という
チャプターを設けています。
そこで、Move to Earnアプリ
「STEPN」を紹介しました。

で、コラム的な感じで
「筆者はまだ靴の原資回収すら
できていない。ブロックチェーンゲームは、
そういったリスクもあるんです」と
書きました。

そこで編集者さんの疑問がこちら。
「毎日ランニングしたら元が取れますか?
また、月にどれぐらい走ったら、
原資回収ができるかわかりますか?」と
疑問質問をいただきました。

当然の「ツッコミ」ですよね。
”原資回収すらできない” STEPNを始める
読者はいないでしょう笑。

実は、STEPNに関しての記述は
少し ”逃げて” いたんです。

だって、改めて調べて驚いたんですけど、
1GST(STEPNで稼げる通貨)が今、7円※。
盛り上がっていた2、3ヶ月前は
1GST=1,000円でした。
(※Voicyの配信日、2022年8月10日)

GSTチャート
coinmarketcap

ちょっと前まで、たとえば30分ぐらいで
10GSTでも稼ぐものなら、
それだけで「1万円ゲット!」といった
世界線だったんです。
この浮き沈みの感覚を、一般の人に
理解されるはずもなくて、さらには
”稼げる度合い” は、靴のレベルや
靴を何足持っているかにも左右される。

更新ができない”紙の本”ということもあり、
細かく記載するのは、あえて避けたのですが、
そこはさすがプロの編集者さん、
見事に赤ペンを入れられたわけです笑。

以上3つが書籍の編集者さんから
もらった疑問です。

編集者さん自身が感じたことなのか、
読者の方が疑問に思うだろうってことを
代弁して突っ込んでくださったのか、
わからないですけど
「こういう視点が必要になるのか!」と
ホント勉強になりました。

いただいたフィードバックを活かして
より、良い本に仕上げていきます!

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