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OpenSea(オープンシー)の使い方が0から分かる【NFTの出品も購入も簡単!】

OpenSea(オープンシー)の使い方が0から分かる【NFTの出品も購入も簡単!】

こんにちは、とち( @tochi1203 )です。
ずっと OpenSea で泳いでいます。

下の疑問を解決します。

悩む人

「 NFTを始めたいから、OpenSeaの使い方を教えてほしい。そもそも、なんでOpenSeaなの?他じゃダメなの?詳しく教えてほしい 」

本記事でわかること
  • なぜNFTを始めるのに OpenSea が最適かわかる
  • OpenSea でNFT作品を購入する手順がわかる
  • OpenSea でNFT作品を出品する手順がわかる

OpenSea(オープンシー)は世界最大のNFTマーケットプレイス(NFTの売買所)です。
「NFT界のAmazon」なんて称されることもありますね。

本記事では、なぜNFTを始めるのにOpenSeaがオススメかを解説。

その上で、OpenSeaでNFTを購入&出品する手順を、わかりやすくお伝えします。

本記事の執筆者

この記事を書く僕は、日本初のNFTアートメディア「We’re Japan NFT Creators!!」を運営。150万円以上のNFTアートを購入しているコレクター、兼クリエイター。
また、僕が書いた「NFTの始め方の本」も2022年12月に書店に並ぶ予定です。(見かけたら買ってください笑)

実際に僕がOpenSeaでNFTを売買した画面を見せながら進めます。
誰でも、簡単に、OpenSeaの使い方がわかる構成ですよ!

OpenSeaで買ったやつ
購入
OpenSeaで売ったやつ
出品

では、さっそくOpenSea(開いた海)に飛び込みましょう( ゚∀゚)o彡

では、さっそくOpenSea(開いた海)に飛び込みましょう( ゚∀゚)o彡
※ NFTを始めるには、取引通貨である仮想通貨が必要です。
「まだ仮想通貨を持ってない」という方は、まずはコインチェックなどの取引所に口座開設しましょう!ちなみに、どの取引所でも口座開設は無料です。
コインチェックに口座をもつ

手順解説» 【最新】コインチェック口座開設3ステップを全画像つき解説

なぜOpenSea(オープンシー)なの?【使い方を知る前に…】

なぜOpenSea(オープンシー)がいいの?【使い方を知る前に…】

「細かい話は抜きに、OpenSeaでのNFTの売買方法を教えてほしい」という方は、OpenSeaの使い方。登録までの4ステップへ飛んでください。

なぜNFTを始めるのに、OpenSeaがいいのかー。
理由は下記。

  • その①:もっとも大きなNFT売買所だから
  • その②:NFTを無料で作ることもできるから
  • その③:国内マーケットプレイスはちょっと微妙

上記のとおり。
順に解説しますね!

OpenSeaを使うべき理由①
利用者が多いから

1番大きいから。シンプルですね。

「利用者が多い=情報が多い」です。

NFTは、なかなかに難解な世界です。
でも、大丈夫!!

OpenSeaに関する「情報の多さ」があなたを救ってくれます。

「みんな使っているため情報が多い」のです。NFTを始めるとき、つまずくことも出てくるでしょう。その際、マイナーなマーケットプレイスを選んでしまうと、Google等で検索しようと、的確な情報が出てきません。

日本語対応

OpenSeaは、日本語にも対応しています。

OpenSeaは、日本語にも対応

OpenSeaを使うべき理由②
無料でNFTを作れる

作品のNFT化に手数料が必要なプラットフォームがあるのに対し、OpenSeaでは無料でNFTを作れます。
※ガス代と呼ばれる手数料は必要です。

仕組みを解説します。主要なNFTのマーケットプレイスの大半が備えている「mint(ミント)」と呼ばれるNFT化(マーケットによって「作成する」や「発行する」ともいいます)の機能を利用します。

2022年10月、OpenSeaの仕様が変更になり、イーサリアム(=OpenSeaのメインの「売り場」)の初回出品時のガス代が不要になりました。つまり、無料で出品できます!

OpenSeaを使うべき理由③
国内のNFTマーケットプレイスは…

実は国内にもNFTマーケットプレイスは、たくさんあります。

代表的なのは、

  • LINE NFT
  • 楽天 NFT
  • Adams by GMO
  • コインチェックNFT

といったところでしょうか…。

筆者は「Japan NFT」を応援する者ですが、現状、「日本のマーケットプレイスを使う意味は?」と聞かれると、ちょっと困ります…。

NFTの市場は「世界」です。
どうせなら、でっかい海(OpenSea)に旗を立てましょう。

以上3つが、NFTを始めるのにOpenSeaをオススメする理由です。
おさらいしておきます。

その①:もっとも大きなNFT売買所だから
その②:NFTを無料で作ることもできるから
その③:国内マーケットプレイスはちょっと微妙

「うん、やっぱり最初のNFTはOpenSeaが良さそう!」と感じてもらえたはず。

次項から、OpenSeaでNFTを始める手順を解説します( ゚∀゚)o彡

OpenSea(オープンシー)の使い方。「登録」までの4ステップ

OpenSea(オープンシー)の始め方。「登録」までの4ステップ

ここからは OpenSea を使ったNFT売買の始め方について解説します。

手順は以下のとおり。

OpenSeaの使い方4ステップ
  1. コインチェックで口座開設し、イーサリアム(ETH)を購入
    (1.開設 → 2.入金 → 3.購入)
  2. MetaMask(メタマスク)を作成
  3. イーサリアムをMetaMaskへ送金
  4. OpenSeaに ”アカウント登録”

「やること多いな」と思うかもしれませんが、①の「口座開設 → ETH購入」が完了すれば、残りの工程は20分もあれば終わります。

順に解説しますね。

OpenSeaの使い方STEP
コインチェックで口座開設

OpenSeaの使い方4ステップ
  1. コインチェックで口座開設し、イーサリアム(ETH)を購入 ←ココ
    (1.開設→2.入金→ 3.購入)
  2. MetaMask(メタマスク)を作成
  3. イーサリアムをMetaMaskへ送金
  4. OpenSeaに “アカウント登録”

NFT取引の大半は、イーサリアムで行われます。

イーサリアム(ETH)を入手するため、まずは仮想通貨取引所のアカウントを作成します。

ここでは大手のCoincheck(コインチェック)を例に、口座開設の手順を解説しますね。
僕はビットフライヤーDMM Bitcoinなど複数の仮想通貨取引所の口座を持ってますが、コインチェックがもっとも使いやすい印象です。まぁ、でも相性なので、ご自身で試してみてください。手数料も各取引所で違います。

参考» NFTやるならコインチェック?ビットフライヤー?

コインチェックの口座開設は、以下の流れです。

コインチェック口座開設の流れ
  • ①:メールアドレスとパスワードでアカウント登録
  • ②:SMS認証
  • ③:本人確認
  • ④:二段階認証の設定

順に説明します。

①メールアドレスとパスワードでアカウント登録


1:まずは、下記リンクから公式サイトにいき、「会員登録」ボタンをクリック。
»コインチェック

Coincheckトップページ

2:メールアドレスとパスワードを決めて登録

メールアドレスとパスワードを決めて登録

登録したメールアドレス宛てに、メールが送信されます。

コインチェックからきたメールのURLをクリックすれば、アカウント登録完了!

コインチェックからきたメールのURLをクリックすれば、アカウント登録完了!

②SMS認証

次に電話番号の認証を行います。

電話番号の認証
  • ①電話番号を入力
  • ②「SMSを送信する」ボタンをクリック
  • ③携帯電話のSMSで送られた認証コードを入力
  • ④「認証」をクリック

③本人確認

SMS認証設定の次は「基本情報の登録」と「本人確認書類の提出」を行います。

コインチェックの本人確認は「アプリからの申し込み」と「Webからの申し込み」の2種類があり、それぞれ確認方法が異なります。

コインチェックの本人確認は「アプリからの申し込み」と「Webからの申し込み」の2種類があり、それぞれ確認方法が異なります。
コインチェック公式より

申し込みが簡略化されているアプリ版がおすすめです。

「かんたん本人確認」で審査が完了すれば、すぐに利用可能です。

「かんたん本人確認」で審査が完了すれば、すぐに利用可能です。

ちなみにWeb申し込みは、ハガキの受け取りで完了です。
気持ちが高ぶっているときなのに、これでは時間がかかりますね…。

「登録可能な本人確認書類」を手に持って、自分の顔と一緒に撮影しアップロードしましょう。

登録可能な本人確認書類
  • 運転免許証(表面と裏面)
  • 在留カード(表面と裏面)
  • 特別永住者証明書(表面と裏面)
  • 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
  • 住民基本台帳カード(表面と裏面)
  • 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要)
    ※通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。

本人確認完了のメールは、数日程度(最短1日)で届きます。

④二段階認証の設定

NFTで大もうけしてもハッカーに持っていかれたらパアなので、二段階認証の設定は必須です。

コインチェックで二段階認証を設定するのは簡単です。

1:ログインし、コインチェックのメニュー画面を開く。

1:ログインし、コインチェックのメニュー画面を開く。

2:画面上部にある「二段階認証」タブをクリック

2:画面上部にある「二段階認証」タブをクリック

3:スマホ端末の種類を選択し「設定する」をクリック

3:スマホ端末の種類を選択し「設定する」をクリック

4:「Google認証アプリ」を取得する

4:「Google認証アプリ」を取得する

二段階認証には、認証コードを生成する「Google認証アプリ」が必要になります。

iPhoneなら「Google Authenticator」を、Androidなら「Google認証システム」というアプリを、スマホにダウンロードします。

5:認証アプリからバーコードを読み取る

5:認証アプリからバーコードを読み取る

Google認証アプリからバーコードを読み取ると、6桁の認証コードが生成されます。

生成された認証コードを4番の空欄に入力します。

2のセットアップキー(シークレットキー)は電話を紛失したときなど、アカウントに戻るために必要になるキーコードなので、メモを残しておきましょう。

認証コードはワンタイムパスワードのようなもので、変化していきます。
30秒ほどで別のコードに変わるので、素早く入力しましょう。

二段階認証の設定も完了。
以上で口座開設が完了しました!

手持ちの口座から、作ったコインチェックの口座に入金すれば、仮想通貨が購入できます。

即時反映も可能なのでコインチェック入金からイーサリアム購入までを参考に「入金 → 仮想通貨購入」に進んでください。

OpenSeaの使い方STEP②
MetaMask(メタマスク)を作成する

OpenSeaの使い方4ステップ
  1. コインチェックで口座開設し、イーサリアム(ETH)を購入
    (1.開設 → 2.入金 → 3.購入)
  2. MetaMask(メタマスク)を作成 ←ココ
  3. イーサリアムをMetaMaskへ送金
  4. OpenSeaのアカウント登録

MetaMask(メタマスク)とは、イーサリアム系のトークンを保管するためのWebウォレットです。

かんたんに言うと、メタマスクとはネットワーク上にある仮想通貨の財布

このメタマスクでNFTアートと資金(仮想通貨)を管理します。

メタマスク(Webウォレット)イメージ
メタマスク(Webウォレット)イメージ

メタマスクを利用するには、PCの場合はWebブラウザの拡張機能を、スマホの場合はアプリをインストールする必要があります。

ここでは、PCを使ってGoogle Chromeの拡張機能としてインストールする方法をご紹介します。

Chromeに追加&設定

Chromeウェブストアで、画面右上の「Chromeに追加」をクリックします。
»https://chrome.google.com/webstore/detail/metamask/

メタマスクを追加

インストールが終了したら、次は初期設定を行います。

まずは、インストールされたメタマスクのアイコンをクリック。

まずは、インストールされたメタマスクのアイコンをクリックしてください。

すると以下のような画面が表示されるので「Get Started」をクリック。

「Get Started」をクリック。

初めてメタマスクを作成する場合は「Create a Wallet」をクリック。

初めてメタマスクを作成する場合は、「Create a Wallet」をクリック。

「I agree」(同意します)をクリック。

「I agree」(同意します)をクリック。

画面が切り替わったら、新規パスワードを入力します。
※次回以降、ログインする際に必要。

画面が切り替わったら、新規パスワードを入力します。

続いて、アカウントの復元に必要となる「パスフレーズ」を保存します。

下の画像の鍵マークの箇所をクリックすると、12個の英単語が表示されます。
※この12個の単語が、アカウントのパスフレーズになるので必ずメモを!

下の画像の鍵マークの箇所をクリックすると、12個の英単語が表示されます

パスフレーズはアカウントを復元させるのに必要になります。非常に重要なものなので、大切に保管するようにしましょう(紙に書いて保管するのがベター)。

パスフレーズの保存が完了したら「次へ」をクリック。

先ほど保存したパスフレーズを、順番にクリックして並べていきます。
並べ終わったら「確認」をクリック。

並べ終わったら「確認」をクリックしてください

画面が切り替わったら、「全て完了」をクリック。

画面が切り替わったら、「全て完了」をクリック。

以上で、メタマスクの初期設定は終了です!

パスフレーズは、絶対に他人に教えてはいけません。

注意

大事なことなので繰り返しですが、メタマスクで設定したパスフレーズ「12個の英単語」は絶対に、他人に教えてはいけません。パスフレーズがあれば、ウォレットの中身が取り出せます。つまり、悪意ある人に渡ってしまった場合、資産が丸ごと盗まれるリスクがあります。

資産が丸ごと盗まれるリスク

仮想通貨に触れるのが初めての方だと「そんなこと起こるの?」と思うかもしれませんが、はい、起こります。実際、筆者の知る範囲でも、ウォレットの中身が盗まれた事例は、片手で数えるには足りないほど、あります。

詐欺師はTwitterなどで、あの手この手を使ってパスフレーズを聞き出そうとしてきます。健全な人物やサービスからパスフレーズを求められることは絶対にありません。仮にTwitterやWebサイト内で要求されても、無視してください。

銀行ATM

パスフレーズは「銀行の暗証番号」です。実社会で見知らぬ人から突然、暗証番号を聞かれても、絶対に教えませんよね。その意識をWebウォレットの管理にも持つことが大切です。

「なんか怖い世界…」と不安をあおってしまったかもしれませんが、紙にメモして、しっかり保管をしていれば問題ありません。くれぐれも保管場所はお忘れなきよう…。

OpenSea使い方STEP③
メタマスクに仮想通貨を送金する

OpenSeaの使い方4ステップ
  1. コインチェックで口座開設し、イーサリアム(ETH)を購入
    (1.開設 → 2.入金 → 3.購入)
  2. MetaMask(メタマスク)を作成
  3. イーサリアムをMetaMaskへ送金 ←ココ
  4. OpenSeaのアカウント登録

次にコインチェックのイーサリアムを、メタマスクへ送金します。

Chrome拡張機能から、メタマスクをクリックし起動します。

メタマスクをクリックし起動

下のアカウントにカーソルを合わせると「クリップボードにコピー」と表示されるのでクリック。

下のアカウントにカーソルを合わせると「クリップボードにコピー」と表示されるのでクリック

次にコインチェックにログインし、購入したイーサリアムをコピーしたアドレスへ送金します。

次にコインチェックにログインし、購入したイーサリアムをコピーしたアドレスへ送金します。
  • ① メニューから「コイン送金」を選択
  • ② 「Ethereumを送る」をクリック
  • ③ 宛先にメタマスクでコピーしたアドレスをペースト
  • ④ 送金金額を入力
  • ⑤ 「送金する」をクリック

「送金完了」から10分程度でメタマスクに、入金が反映されます。
所要時間は変動します。

コインチェックに「クイック入金」や「コンビニ入金」を使って入金した場合、7日間はコインの送金ができません。銀行振込なら制限なし。

OpenSea使い方STEP④
OpenSeaに”登録”

次にOpenSea(オープンシー)に”登録”します。

OpenSeaの使い方4ステップ
  1. コインチェックで口座開設し、イーサリアム(ETH)を購入
    (1.開設 → 2.入金 → 3.購入)
  2. MetaMask(メタマスク)を作成
  3. イーサリアムをMetaMaskへ送金
  4. OpenSeaに “登録” する ←ココ

まずOpenSeaの公式サイトにいきます。
»Opensea公式サイト

OpenSeaの偽サイトが報告されています。Google検索などからだと詐欺サイトが上位にある場合もあるので注意が必要。上記リンクは安全です。

OpenSeaトップページ

はじめにOpenSeaとメタマスクを接続します。

OpenSeaには、いわゆる会員登録といったものはありません。メタマスクと接続するだけでOK。メタマスクアカウント=OpenSeaアカウントみたいな感じです。

OpenSeaトップページのメニューから、人物アイコンをクリックします。

OpenSeaトップページのメニューから、人物アイコンをクリック

メタマスクの「サインイン(Sign In)」ボタンをクリックし、パスワードを入力。

メタマスクの「サインイン(Sign In)」ボタンをクリックし、パスワードを入力

OpenSeaと接続するアカウントを選択し「次へ」→「接続」を押す。

OpenSeaと接続するアカウントを選択し「次へ」→「接続」を押す
OpenSeaと接続するアカウントを選択し「次へ」→「接続」を押す

これでメタマスクとOpenSeaの接続(事実上の会員登録)完了です!
ゴニョゴニョ入力する手間がなく簡単ですね(*´ω`*)

コラム

「web3(ウェブスリー)」の入り口へ、ようこそ―。
OpenSeaにメタマスクを接続したあなたは、「web3」の扉を開いたことになります。

「web3」の扉を開いた

「web3って、なんぞや?」を説明しますね。NFTとも密接に関わるワードです。
知っておくと、ドヤ顔できるでしょう笑。

OpenSeaに“ログイン”するのに、メールアドレスもパスワードも(もちろん受け取りがないので住所も!)不要なことに驚いた方は多いはず。

そう、個人情報を一切渡してないんですね、OpenSeaに。もちろん、メタマスクを設定する際にも、個人情報は入力していません。ここが革新的なのです。

現在は「Web2.0」の時代です。
「Web2.0」は、SNSの普及により、ユーザー同士、双方向のコミュニケーションがとれるようになった時代を指します。そう、まさに「今」です。

Web1.0-3.0

また、「Web2.0」は権力が集中しすぎている時代です。

「GAFA(ガーファ)」を、聞いたことがあるでしょうか?
アメリカの巨大テクノロジー企業4社Google、Amazon、Facebook(現Meta)、Appleの頭文字を取って、「GAFA」と呼ばれます。最近では、「GAFAM(ガーファム)」とMicrosoftも加える向きもあります。

みなさんも、なにかしら「GAFAM」のサービスを利用しているはず。調べ物、ネットショッピング、iPhone…さらにはWordといったソフトまで、ぜ〜んぶGAFAMのサービスです。

こんな経験ないでしょうか? Google検索で「日産 セレナ」と打ち込んだら、YouTubeにまで「セレナ」の広告が流れてくるみたいな。
これはGoogleが、ユーザー情報や行動履歴をつかんでおり、「あなたが関心を示す広告」を、流しているのです。(YouTubeはGoogleのサービスです)。でも正直、追われているみたいで、気持ち悪いですよね…。 

特定企業に独占的に個人情報を握られている現状に、「No!」を突きつけたのが「web3」です。中央集権的な世界からの脱却を目指すカウンタームーブメントが「web3」です。どうです? ワクワクしませんか?笑

OpenSeaの“登録”に、個人情報は一切、必要なかったですよね。メタマスクだって、そう。OpenSeaはあなたが何者だろうが、いいんです。Googleのように、広告で追いかけてもきません。誰でも飛び込める「開かれた海(OpenSea)」なのです。

改めて、いいます。
「web3」の世界へ、ようこそ!!

次から、NFTの買い方&出品方法を解説します。

OpenSea(オープンシー)の使い方:NFTの買い方

OpenSea(オープンシー)の使い方:NFTの買い方

「OpenSeaでNFTを買う」といっても、Amazonとそう変わりません。
※受取りがない分、Amazonよりラクチンですw

  1. 作品を探す
  2. 購入したい作品を決済する

上記のとおり。
ほんと、これだけ。

ポピュラーな販売方式であるSet Price(固定価格)での購入方法を、実際に僕が買った流れを見せつつ解説します。

OpenSeaの使い方:購入STEP①
作品を探す

OpenSeaでは、さまざまなフィルター検索が可能です。

OpenSeaでは、さまざまなフィルター検索が可能です。

表示結果の並び替えも、多くのパターンがあります。

表示結果の並び替えも、多くのパターンがあります。

♡をクリックするとお気に入りに保存できます。
あとで比較するときに便利です。

♡をクリックするとお気に入りに保存できます。

正直、OpenSeaの検索だけだと”目当て”に出会うのは難しいです。

下記コラムを参考に、”あなたの求めるNFT作品”を探してみてください。

毎日、大量に生まれるNFT作品から、”目当て”を見つけるのは大変…。
効率的にNFTアート情報を得るなら、下の3つがおすすめです。

NFTアートの探し方
  • その①:OpenSeaランキング(←海外作品)
  • その②:We’re Japan NFT Creators!!(←国内作品)
  • その③:Twitterのクリエイターまとめリスト(←国内作品)
①OpenSeaランキング

海外のNFTコレクションを探すなら、OpenSeaのランキングが使えます。
各種条件をつけて(7日間の取引量やカテゴリーなど)の検索も可能なので、値段が手頃なものも見つけることができます。

OpenSeaランキング
②We’re Japan NFT Creators!!

手前味噌ですが、僕が運営している日本初のNFTアートメディアです。
日本のトップNFTクリエイターさんと、その作品が、まとめて見られますので、是非お越しくださいませm(__)m

③Twitterリスト

miinさんという方が作った、日本のNFTクリエイターリストがあります。
フォローしておくと、沢山のクリエイターさんの情報をゲットできますよ。

僕のTwitter(@tochi1203)のリストからフォローできますので、ぜひ。

Twitterリスト・フォロー方法

正直、OpenSeaの検索だけだと、”目当て”に出会うのは難しいです。
こちらの記事で効率的なNFTアートの探し方を紹介していますので、どうぞ。

OpenSeaの使い方:購入STEP②
決済する

①ビビッときた作品が見つかれば「BUY NOW」をクリック。

①ビビッときた作品が見つかれば「BUY NOW」をクリック。

②作品データが表示されるので、問題なければチェックを入れる

②作品データが表示されるので問題なければチェックを入れる

③チェックアウト(支払い)をクリック

③チェックアウト(支払い)をクリック

④メタマスクが開くので手数料をチェックし、問題なければ「確認」を押し、購入完了です。

④メタマスクが開くので手数料をチェックし、問題なければ「確認」を押し、購入完了です。

コレクションの表示価格とメタマスクの確認画面の価格が違った詐欺被害が報告されています。必ず合計額をチェックしてから「確認」を押してください。

⑤取引履歴で、間違いなく自分の”モノ”になったか確認しましょう。

⑤取引履歴で、間違いなく自分の”モノ”になったか確認しましょう。

OpenSeaからメールも来ます。

OpenSeaからメールも来ます。

ちなみに上の作品は「Shazam(シャザム)」という映画のヒーローです。かわいいでしょ(*´ω`*)

「ちょっと高い」場合には…

「買いたいけどちょっと高い…」といった場合に、希望価格を提示してオファーを出すこともできます。

①「Make offer」をクリック。

①「Make offer」をクリック。

②希望金額を提示する

②希望金額を提示する

「WETH」で希望価格を求められます。

普通に定額で販売されているNFTには「ETH」が必要ですが、オークションやオファーには「WETH」が必要になります(ややこしい…)。
「Convert ETH」で、ETHをWETHに変換することで、WETHを使えるようになります。
※「1ETH=1WETH」です。

Convert ETHの画面で、ETHをWETHに変換することで、WETHを使えるようになります。

オファーを出したら、取引履歴に申し出中であることが表示されます。

オファーを出したら、取引履歴に申し出中であることが表示されます

あとは提示価格で応じてくれるのを祈るのみ (*´ω`*)

OpenSea(オープンシー)の使い方:NFTの出品方法

OpenSea(オープンシー)でのNFT作品の売り方

OpenSeaでNFTを出品するには、買うことより若干手順が多いため、最も簡単にNFTアートを販売する方法【5ステップで出品】に詳しくまとめました。
合わせてどうぞ!

OpenSea(オープンシー)利用上の注意点とその対策

OpenSea(オープンシー)の注意点・デメリット

さいごに、OpenSeaを利用する際の注意点です。

OpenSeaの注意点
  • その①:ガス代(手数料)が高い
  • その②:ポリゴンの動作が不安定
  • その③:hiddenにスパムがくる
  • その④:法定通貨の対応なし

順に解説します。

OpenSea利用時の注意点①
ガス代(手数料)が高い

イーサリアムのガス代(手数料)が、いいお金を取られます。

イーサリアムネットワークの利用料なので、OpenSeaに限った手数料ではありません。
イーサリアム上のNFTを扱う他のマーケットプレイスでも同じです。

先ほど購入過程をお見せした下の作品でも手数料は約36ドル(約4,000円)かかってきます。
作品自体の価格31ドルより、手数料の方が高くついてます(^_^;)

イーサリアムのガス代は時期、混み具合よって変動します。本記事を更新している2022年10月現在、比較的ガス代は落ち着いている状況です。
また同月、OpenSeaの仕様が変更になり、イーサリアムの初回出品時のガス代が不要になりました。つまり、無料で出品できます!

ニュース!

2022年4月、OpenSeaがソラナ(Solana)という新しいブロックチェーンに対応しました。
ガス代も激安(1円未満)なので、OpenSeaに出品する際は、ソラナも検討してみてください!
※2022年10月現在、ソラナで出品できるのは一部承認されたコレクションのみ。

OpenSea利用時の注意点②
ポリゴンの動作が不安定

一切、手数料のかからないポリゴン(polygon)ですが、挙動が不安定な印象です。

コレクションが作成できなかったり、トランザクション(取引)が通らなかったり…。

OpenSeaのポリゴンを使うなら「安いなりの理由がある」ことは、覚悟しておいた方がいいでしょう。

イーサリアム or ポリゴン

OpenSeaで出品するには、「Ethereum(イーサリアム)」か「Polygon(ポリゴン)」かを選べます。これいうなら「高島屋」で売るか、「大丸」で売るか、みたいなもの。つまり、販売場所の選択です。

以下が、この”両店”の特徴です。

 イーサリアム店ポリゴン店
利用者多い少ない
取引量大きい小さい
商品の価格帯高額商品多い少額商品多い
ガス代(手数料)必要※なし※
オークション販売可能できない
購入者の負担高額なガス代通貨入手の手間
処理速度遅い(選択可能)速い
※2022年10月、イーサリアム店の初回出品時に必要だったガス代が不要になりました!
※ポリゴンに「ガス代(手数料)が、かかるようになる」というウワサもあります…。

OpenSea利用時の注意点③
hiddenフォルダにスパム

OpenSeaには「hiddenフォルダ」があり、送付されたNFTは基本、このフォルダに入ります。

hiddenフォルダには、たくさんのスパム(迷惑NFT)が送られてきます。

覚えのないNFTは無視しましょう!
※通常のフォルダに移す作業(unhide)を行うとウォレットの中身が抜かれる恐れもあります。触らぬが無難です…。

OpenSea「hiddenフォルダ」

OpenSeaの注意点④
法定通貨に対応してない

OpenSeaはイーサリアムのプラットフォームを採用しているため、作品の売買にはイーサリアム(ETH)などの仮想通貨が必要になります。

そのため円やドルといった法定通貨は利用できず、クレジットカード決済にも対応していません。

OpenSeaは将来的にクレジットカード決済に対応することを表明しています。
メタマスクの設定などの手間なしに、OpenSeaが使えるようになれば、利用者は増えるでしょうね!
【追記】OpenSeaがクレジットカード決済を導入することを発表しました。
仕様は不明ですが、判明次第、本記事に追記します。

OpenSeaスマホアプリもあります

OpenSeaにはスマホで使えるアプリもあること、一応お伝えしておきます。
ご利用は、ご自身の判断・責任においてお願いしますm(__)m
※僕はOpenSeaアプリはメタマスクとつながず、ランキングを見る程度に使っています。
外出先でフリーWi-fiとかに接続したとき怖いなと…単純にビビりです。

OpenSea(オープンシー)の使い方が0から分かる【NFT出品も購入も簡単!】:まとめ

まとめ2

さいごに、OpenSeaでNFTを購入する手順、出品する手順をおさらいしておきます。

OpenSea使い方:NFTの買い方手順
  1. コインチェックで口座開設し、イーサリアム(ETH)を購入
    (1.開設 → 2.入金 → 3.購入)
  2. MetaMask(メタマスク)を作成
  3. イーサリアムをMetaMaskへ送金
  4. OpenSeaに”アカウント登録”する
  5. OpenSeaで作品を検索。購入する作品を決済する。
OpenSea使い方:NFTの出品手順

本記事があなたの、素晴らしい OpenSea ライフを演出するものとなれば幸いです。

売るのも、買うのも、簡単です。
さぁ、開いた海(OpenSea)に飛び込みましょう ( ゚∀゚)o彡°

さぁ、開いた海(OpenSea)に飛び込みましょう ( ゚∀゚)o彡°
\TwitterでNFT情報発信中!/

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