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【取材回】PicFav(ピクファブ)を直撃!【話題の「いいね to Earn」NFTとは?】

【取材回】PicFav(ピクファブ)を直撃!【話題の「いいね to Earn」とは?】

こんにちは、とち( @tochi1203 )です。

今回は、話題の「いいね to Earn!」(いいねを押して稼ぐ!)NFTプロジェクト、PicFavさんにお話をうかがいました!

本記事は、音声プラットフォーム「Voicy」で配信したものを書き起こし、ブログ用に編集、データ・資料を加えたものになります。

音声でサクッと聴きたい方は↓

【取材回】PicFav(ピクファブ)を直撃!【話題の「いいね to Earn」NFTとは?】

資料提供PicFav

まず自己紹介を、お願いします!

九鬼さん
九鬼さん

 PicFavのプロデューサー兼ディレクターのKukiです。「クッキー」とか呼ばれているので、気さくにそう呼んでいただけたら嬉しいです笑。世界観やコンセプト、思想といったベースとなる部分の設計から、トークンエコノミクス・デザイン・各機能の調整まで、全体の整合とりながらプロジェクトを進めていく推進・調整役をやっています。

粕田さん
粕田さん

 粕田と申します。僕は「イラストレーター生存戦略」というメディアを運営してまして、ブログやYouTubeで、イラストレーター向けに情報発信をしてます。そういったつながりから今回PicFavというプロジェクトにお声掛けいただき、今はそのコアメンバーとしてPRだったりとか、コミュニティを盛り上げる形で関わっています。

PicFavとは、どんなサービスですか?

九鬼さん
九鬼さん

 イラストレーターさんとファンの方がアートを通じてお互いに関係を深めていける場です。2つ特徴的な要素があるのですが、1つ目は「Fav to Earn」というファンが「いいね」を押すと、あるいはイラストレーターさんが自分の描いたアートに「いいね」を押されると、トークンが稼げる仕組みです。


 2つ目は、PicFav上でアートの体験を深めていくアバター(もう一人の自分)的な役割を持つ「アカウントNFT」というNFTの存在です。アカウントNFTを通じてアートの体験を深めていく中で、ファンの方はアートとイラストレーターさんのことが好きになり、イラストレーターさんは自分を推してくれるファンの方を知ったり、つながりを深められたりすることができるようになります。

資料提供PicFav

どういう思いから、こういう「Fav to Earn」プロジェクトを?

粕田さん
粕田さん

 もともとイラストレーターさんって、あまり稼げないだったりとかの問題があったりします。クライアントワークはお金を稼ぐ手段として依頼を受けて、絵を描いて納品して、ギャラをもらうんですけども、まぁ僕もそのイラストレーターではあるんですが、絵を描くのが好きな人たちなので、クライアントワークで書いている合間にも、自分の趣味の絵を描いたりとかもあるんですね。

 でも、この趣味の絵っていうのは、お金になるわけではなくて、Twitterだったりとかイラスト投稿サイトにあげて、「いいね」されて良かったねで終わってしまう。なんですが、お金にもならないけど描いてしまう絵って、本当に描きたい絵だったりとか、表現したい世界観っていうのが、そこに詰まっていると思います。僕らは、そこに価値をつけることで、絵を描く人の新しい収益源だったりとか、そこでちょっとお金が稼げる世界が作れたらいいなというところで、構想が始まっています。

資料提供PicFav
資料提供PicFav

「いいね to Earn」とは、どういった仕組みですか?

九鬼さん
九鬼さん

 ご説明させて頂くにあたり6つの要素の紹介をさせてください。まず”イラストレーター”と”ファン”の方、その間の場である”PicFav”という3者が存在します。そして、この上にイラストレーターさんに描いて頂いた”アート”と、ファンの方が押す”いいね”と、いいねを押したときに獲得できる”トークン”の3つ、この合計6つの要素から成り立っています。

 流れとしては、まず、イラストレータさんがアートをPicFavに投稿いただき、PicFavという場にアートが溜まっていきます。ファンの方がPicFav上の絵に「いいね」を押していただくと、「いいね」を押したファンの方と、「いいね」を押された絵を描いたイラストレーターさんの両方がトークンを獲得できる、という仕組みです。

そのトークンというのは、いわゆるPicFavのオリジナルトークンですか?

九鬼さん
九鬼さん

はい、そうです。

「いいね」を押したときの、配分はありますか? クリエイターに何割とか、ファンに何割とか。

九鬼さん
九鬼さん

 分配とはイメージが少し異なっていて、「いいね」が押されたときに、ファンの方はファンの方のトークン獲得量に関するパラメーターに応じてトークンがもらえて、イラストレーターさんの方も同様のパラメーターに基づいてトークンがもらえるという感じです。そのため、たとえば「2対8」「5対5」といった割合で分配するものとは異なります。

今ですと、みなさんイメージしやすいのはSTEPNだと思うんですけど、「STEPNの靴」のイメージで近いですか? その「アカウントNFT」は?

九鬼さん
九鬼さん

 まさにですね。イメージは、その靴が一足で、トークンの渡し先が2つあると。ただ、そのトークンの渡し先の計算が分配じゃなくて、個別にそれぞれ計算する、そんな感じです。

「アカウントNFT」に物質的なイメージがあると、わかりやすくなると思います。メガホンとか、いいねを押す意味で「はんこ」とか、何か具体的にイメージできますか?

九鬼さん
九鬼さん

 PicFavのキー要素、いわゆるSTEPNで言うスニーカー、アクシー(※NFTゲーム)で言う仮想生物に相当するものは、「アバター(もう一人の自分)」になるのかなと思います。このアバターは1枚1枚ユニークなアイコン風イラストが紐づいたNFTで、PicFavという世界を生きるもう一人の自分が体験した、色々なアートとの出会いやイラストレーターさん・ファン同士の交流が蓄積されていくもの、という役割を持ちます。

資料提供PicFav

なるほど。メタバースの美術館に入るチケットみたいなイメージをしました。。

九鬼さん
九鬼さん

そのとおりですね。

そのアバターに、スペックやレベルがあるんですか?

九鬼さん
九鬼さん

あります、あります。

ざっくり、どういうパラメーターですか?

九鬼さん
九鬼さん

 トークン獲得効率を表すパラメーターと絵の体験を蓄積するパラメーターがあります。またレベルを上げる事でPicFav上の機能も開放されていきます。

 例としては、アカウントNFTをもう1つ新たに生成(ミント)できる機能であったり、イラスト掲載ページにあるアートをNFTとして買える機能(イラストレーターさんがOKして頂いた作品のみ)や、絵師さんに描いてほしい絵を依頼できる機能であったりといったものです。こういった段階的な機能開放がレベルの中に織り込まれています。

では、「アカウントNFT」自体を育てていくことが可能と?

九鬼さん
九鬼さん

はい、そうです。

資料提供PicFav

「アカウントNFT」は、どのように入手できるんですか?

粕田さん
粕田さん

 7月中にオープンベータ版をリリースする予定です。それに伴い何日か前に、一斉に販売されるんですけど、ただその前に我々プロモーションをしていまして、ホワイトリストとかを配布しています。それを獲得していただけると、優先購入権っていう形でお渡しできるので、確実に手に入ります。入手するためには、まずホワイトリストが必要かなという感じですね。

 ホワイトリストは今現在(6月)でいうと、ディスコード内で毎日企画をしています。企画に応じて参加者に例えば1日5名とかでお渡ししていたりだとか、またはTwitterのスペースで話している中で、ご質問いただいた方にお渡ししたりとか。サービスに対してちゃんと取り組んでくれる、愛してくれるような、イラストのことを好きだよっていう人にお渡ししたいと思ってまして、あえて入手方法はめんどくさくしてます笑。ちゃんと絡んでくれる人にお渡しするってかたちですね。

一般にオープンに販売される時期は?

粕田さん
粕田さん

 オープンベータ版のリリースがまだ確定していないので、それに合わせてというかたちになります。

九鬼さん
九鬼さん

 だいたい7月と想定してるんですが、ただ、クローズドベータ版は、ものすごくライトな状態からスタートするんですね。で、いろんな声とかいただきながら、高めたりとか、あるいは私たちが当初想定してた水準より、もう少し踏み込んだ要素を取り入れないと本当の意味でのPicFavの体験ができないかもと思ったときには、さらに追加するっていうの想定しています。ちょっと幅のある時間設定をオープンベータ版の開始タイミングは、させていただいている感じです。

だいたい「アカウントNFT」はいくらになりますか?

九鬼さん
九鬼さん

 議論中ですが、ざっくりと1-3万円ぐらいになるかなと。ETHにすると0.05から0.1ぐらいですかね。

ETHで購入するかたちですか?

九鬼さん
九鬼さん

 通貨は今回、polygon(ポリゴン)を予定しています。

つまり、MATICの用意がいるということですか?

九鬼さん
九鬼さん

はい、そうなります。

ホワイトリストを持っている人も、MATICの用意がいるということですね?

粕田さん
粕田さん

 はい、実施に購入いただく際に必要になります。また、さっきのキャンペーンでいうとギブアウェイも結構頻繁にやっていきますので、有名なイラストレーターさんにアカウントNFTを描いていただいて、それで当選すれば無料プレゼントというかたちです。

「いいね」を押せる上限は、どう設定してますか?

九鬼さん
九鬼さん

 押せる回数が一定時間おきに回復する仕組みです。なので、1日あたり10回押せるとか、そういうイメージです。

その回復力自体もこのアバターによって設定があって、それに応じて回復すると?

九鬼さん
九鬼さん

 そうですね。初期的には回復力に差はないんですが、今後の追加の中でそこのパラメータも加わってくるかと。基本的には、押せる回数が変わってくるイメージですね。

↓最終的に「円」にできる?↓