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「刺さる文章」を書くための具体的な4つの手法

こんにちは、とちです。

「どう書いたらいいかわからない…」

「あんまり言葉を知らない…」

「人に読まれるのが恥ずかしい…」

ブログを始めていろんな情報に触れるうちに気づいたんですが、ライティングに抵抗感を持っている人って多いですね

でも恐れるに足らず、です

これを読み終わるころには、あなたは立派なライターになっています

とにかく取材・情報収集

先輩記者の言葉

私がスポーツ新聞の記者として駆け出しのころ、先輩に言われて今でも覚えている言葉があります

「ちゃんと取材してエピソードが書ければ自然といい原稿になるんだ」

当時、小手先のテクニックでごまかそうとしていた私を戒めるための教えだったのかもしれません

ハッしましたね

若手記者にありがちなんですが、小難しい言葉を並べたがるんですよね

四字熟語とかことわざとか、どこぞの誰かの格言とか使って…

でもはっきり言ってオナニー、自己満足ですよね、それ

自分が気持ちよくなっているだけのことですから

私もご多分に漏れず、自己満足に浸っていたんで偉そうなことは言えませんが、先の言葉をもらって変わりましたね

読者を強烈に意識するようになりました

自分だけが知ることを

刺さる文章を書くためには取材は不可欠です

他社他人と差別化するには、まだ世間が知らない情報やエピソードを書くしかないわけです

私が身を置いているスポーツ新聞は全国発行する代表的なもので5社(報知・日刊・サンスポ・スポニチ・デイリー)あるんですが、野球を例にあげると「誰が打って、どっちが勝った」なんて、どれを読んだって同じなわけです

今の時代、その過程の攻防に至るまで、すべてネットでわかります

現場記者だけが伝えられることといえば、選手と接したからこそ得られるエピソードしかないわけです

「こんな努力を人知れずしていた」とか「奥さんや子どものこういうサポートがあった」とか

これは人を描くときだけではありません

例えばおすすめのドレッシングを書こうとするとします(急にドレッシングが頭に💡しました)

どっちが説得力ある?
  • 会社のHPやアマゾンに載っている情報だけが書かれた記事
  • スーパーに行きその購買傾向まで店員に取材して書かれた記事

答えは明らかですよね

ネットショップの商品を勧める場合でも、よりレビューをリサーチする、なんなら自分でまず購入して体験してみるといったことも立派な取材と言えます

臨場感を醸し出せ!「です・ます」調はNG

「です・ます」はリズムが狂う

刺さる文章とは人の心を動かすこと

感動、感激、歓喜、怒り、落胆…

感情の揺さぶりを呼ぶのに、「です・ます」調はリズムが狂うんですよね

私が生業としてきたスポーツ新聞は基本的に「人」を描きます

書き方一つで

例えば、ダルビッシュ(みんな知ってるかなと思って)が完封まであと一人という場面をピックアップして描くとします

さぁダルビッシュ、完封まであと一人です。迎えるバッターは〇〇です。非常に緊迫した場面です。振りかぶって投げました。ストライクです。ダルビッシュやりました。完封です。

な〜んか、アナウンサーが事務的に伝えているみたいで調子が狂いません?

「です・ます」調をやめてみます

マウンドに大粒の汗が落ちる。ダルビッシュには聞こえているだろうか、スタンドからの祈りにも似たファンの「あと1球」コール。投げたと同時、少なくともそう私には思えた、捕手のミットが乾いた音を立てる。ダルビッシュ、完封!

こんな感じだとだいぶイメージが変わりません?

語彙力不要!とにかく平易にパターン化

継続のためのパターンを作ろう

ここまで読み進められた方は実はもう大丈夫、書けます

あなたがわからない言葉は、読む人にもわかりませんから

そして書き続けることにおいて、大事な点があります

原稿をパターン化してしまえ

これは継続する上で必須ですね

いや、俺は常にオリジナルを発信していきたいんだ

自分なりの型を作るというだけで内容を固定化するわけではないです💦

自分なりの「型」はたくさん記事を量産するためには必要なことです

注意して見てもらえばわかるんですが、新聞社の原稿なんてほとんどパターンは決まっています

自然に身についた型だけど

私が勤める「〇〇スポ」でも、です

「こう書け」と強制されたわけではないですが、悲鳴的な文量に追われているうちに染みついちゃいましたね

シンプルに表すと、こんな構成です

現場・会場の雰囲気→主役のコメント→試合経過→エピソード→主役のコメント→締め

時間の短縮はもちろん、表現の多様さにも気を配れるようになるので、ライティング初心者はまず自分の型を持つことを意識してみて下さい

「かも、だろう、模様」は避ける

これはちょっとハードルが上がるかもしれませんが

できるだけ記事に「かも、だろう、模様」などの表現は避けて下さい

これ、いわゆる逃げなんですよね

本気で記事を書くなら「かも、だろう、模様」といった可能性の問題を消してから書くべき

はっきり言って、こんなワードを語尾に付ければなんでも書けちゃいます

自信の無さがにじみ出る上、まったく信頼もされないといったノーメリットなんで避けましょう

まとめ

いかがでしたでしょうか

以上の点を意識できれば、きっと読者の心に刺さる文章が書けます

今回はこの辺で

ではでは、では👋

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