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SEO集客はキーワード選定が9割!やり方を5ステップで解説します

SEO集客はキーワード選定が9割!やり方を5ステップで解説します

こんにちは、とち( @tochi1203 )です。

あなたの抱える悩みが

  • まったく、サイトにアクセスがこないんだけど
  • なぜSEOでキーワードが重要なのかわからない
  • 集客できるSEOキーワードの選び方が知りたい

上記のうち、1つでも当てはまるなら、読む価値のある記事です。

当ブログの順位データ
ランクトラッカーの順位表示画面

数多くのキーワードで検索1位を取れているので、信頼性の担保になるかなと思います。

SEOは、キーワード選定で9割勝負が決まります。

どれだけ素晴らしい記事を書いても、どれだけ素晴らしい商品をサイトで販売していようと、SEOキーワードで検索上位にあがらないとサイト集客はできません。

本記事では、そんなSEOキーワードの選び方を、5ステップの手順に分けて、わかりやすく解説します。

本記事で紹介する5ステップに沿ってキーワード選定を学ぶと、SEOでサイト集客ができるようになりますよ!

それでは、参りましょう。

※即効でSEO1位を取れる技は、最後に書きました。
では、まとめで会いましょう!

STEP①:ターゲットにするキーワード候補を洗い出す

STEP①:ターゲットにするキーワード候補を洗い出す

まずは、キーワード候補を見つけます。

今回はイメージしやすいように以下の事例を出しつつ解説します。

コーヒー豆のECサイト
  • サイト → コーヒー豆のECサイト
  • ジャンル → 世界のコーヒー豆を取り扱う
  • ターゲット → コーヒー豆を通販で買いたい人
  • コンバージョン(成果の基準)→ コーヒー豆の売り上げ

上記のサイトを事例に話を進めます。

やんわりでいいので、コーヒー豆のECサイトをイメージしてみてくださいね。

まず、どんなキーワードをターゲットにすべきか、考えておく必要があります。

サイトが狙うべきキーワード候補とは?

SEOの目的は、サイトへの集客です。

キーワードを選定する理由としては、来てほしいユーザーに、来てもらうためです。

たとえばコーヒー豆のECサイトの目的は、コーヒー豆を売ること。
ネットでコーヒー豆を探している、いわゆる「見込み客」が来てくれると売れる確率が高くなります。

具体的には、 [コーヒー豆 おすすめ 通販]といったキーワードで1位を取れると、コーヒー豆は売れると思います。

このようにサイトの運営目的によって、狙うキーワードが定まります。

どんなキーワードがあるのか調べる

サイトにまつわるキーワードには、どんなものがあるのか。

調べてみましょう。

大切なのは想像ではなく、客観的な数字です。データです。

検索キーワードや、検索ボリューム数を調査できるキーワードプランナー(詳しくは後述)で [コーヒー豆]と打ち込んでみます。

Googleキーワードプランナー検索ボリューム画面

上記のように、過去に検索されたコーヒー豆に関連性のあるキーワードが表示されます。

この中から、サイトに関連しそうなキーワードを、ざっくり拾い出しておきます。

この段階では検索ボリューム数や、競合性などは気にしなくてOK。

たとえば [コーヒー豆]なら

  • 「コーヒー豆 買い方」
  • 「美味しい コーヒー豆」
  • 「酸味のある コーヒー」
  • 「コーヒー豆 エスプレッソ」

といった感じ。

[コーヒー豆 通販] なら

  • 「コーヒー豆 通販 おすすめ」
  • 「コーヒー豆 お取り寄せ」
  • 「セブンイレブン コーヒー豆 通販」

といった感じ。

上記の流れで、自サイトに関連しそうなキーワードを何個か拾い出しておきましょう。

実際にキーワードを検索する

キーワードをGoogleで検索してみましょう。

過去の検索に影響されないようシークレットモードで検索しましょう。

たとえば、 [コーヒー豆 通販]でGoogle検索をしてみると、1ページ目の上位は以下のようになりました。
※広告と地図は除外しています。

「コーヒー豆通販」の検索結果
  • 1位:総合的なコーヒー通販サイト(販売ページ)
  • 2位:楽天市場(ショッピングモール)
  • 3位:専門店のコーヒー豆通販サイト(販売ページ)
  • 4位:専門店のコーヒー豆通販サイト(販売ページ)
  • 5位:カルデイのコーヒー豆通販サイト(販売ページ)
  • 6位:個人メディア(おすすめ紹介記事)
  • 7位:専門店のコーヒー豆通販サイト(販売ページ)
  • 8位:専門店のコーヒー豆通販サイト(販売ページ)
  • 9位:企業メディア(おすすめ紹介記事)

こんな感じで、Googleがどういったサイトや記事を評価しているか、自分のサイトは、どの位置を狙えそうかを、実際に検索してチェックしましょう。

SEOの世界では「上位記事=正解」です。

STEP②:コンテンツ化するキーワードを絞り込む

STEP②:コンテンツ化するキーワードを絞り込む

次は、手順①でざっくりと出したキーワードを絞り込んでいきます

キーワードを絞り込む手順は以下のとおり。

  1. ラッコキーワードで関連ワードを取得する
  2. Googleキーワードプランナーで検索ボリューム数を調査する

上記のとおり。

順に解説します。

1:ラッコキーワードでサジェストワードを取得

関連性の高いキーワードをラッコキーワード(旧関連キーワード取得ツール)を使って調べます。

網羅的なSEOキーワードの抽出と、キーワードの抜け漏れの防止のためです。

ラッコキーワードでSEOキーワードを抽出する手順を解説します。

①ラッコキーワードで、 [コーヒー豆]と検索する。

ラッコキワード

②「全キーワードをコピー」をクリックする。
コピー成功で画面下部に「コピー完了」と出ます。

「全キーワードをコピー」をクリックする

以上です。
10秒で終わりますねw

ラッコキーワード

ラッコキーワードを使うと、サジェストキーワードと関連ワードを、両方調べることができます。

「サジェストキーワード」とは、Googleが検索時に予測してアシストしてくれる候補キーワードのこと。さらに、50音順で関連性の高いキーワードを一緒に取得してくれます。

GoogleだけでなくbingやYouTube、Amazonといったさまざまなプラットフォームのサジェストワードも拾い出すことができます。神ですね(*´∀`*)

2:検索ボリューム数を把握する

先ほどコピーした全キーワードリストの『検索ボリューム数』を調べます。

検索ボリュームとは、1ヶ月間に検索された回数のことです。

精度の信頼性から、Googleが提供している『キーワードプランナー』を使っていきます。
※キーワードプランナーは広告を出稿していないとザックリした検索ボリューム数しか表示されません。

Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べるために、まずキーワードプランナーにログインし、「ツールと設定」→「キーワードプランナー」とクリックします。

キーワードプランナー

右の「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。

キーワードプランナーの検索ボリュームを確認画面

先ほどラッコツールでコピーしたキーワードリストを貼り付けて、下の「開始する」をクリックします。

先ほどラッコツールでコピーしたキーワードリストを貼り付けて、下の『開始する』をクリック

「月間検索ボリューム」をクリックして、並び順を整理します。

『月間検索ボリューム』をクリックして、並び順を変更します。

スプレッドシート等にまとめたい人は、検索ボリュームデータをCSVでダウンロードできます。

ダウンロード可能

STEP③:キーワードを決める!ボリューム数の狙い目は

STEP③:キーワードを決める。ボリューム数の狙い目は

次はキーワードを選定をしていきます。

ボリューム数の攻めどころ

最初はビッグワードを攻めても上位表示できないため、「ボリューム数100〜1,000」が攻めどころです。

「ボリューム数100〜1,000」を狙うべき理由は下記。

  • 検索ボリューム100未満:上位は取りやすいが、アクセス数が少ない
  • 検索ボリューム1,000以上:上位を取るには、強い競合に勝つ必要がある

検索ボリュームが大きいキーワードで上位を取れば、大量のアクセスが期待できます。
ただ、検索ボリュームの大きなキーワードは競合も強く、上位表示は容易ではありません。
ジャンルによっては、順位が1つ違うだけで、数千万円単位で売上が変わります(゚д゚)!

検索ボリュームを”減らす”テクニックあり

キーワードにさらにキーワードを足します。
次項のロングテールキーワードでくわしく解説します。

なお、検索ボリューム100未満でも上位を取れれば、クエリの性質次第では売上につながるものもあります。

クエリ:ユーザーが実際に検索窓に打ち込んだワード。キーワードと似た概念ですが、微妙に違います。Know、Go、Do、Buyの4種に分類されます。

クエリの種類が、Doクエリ(したい)、Buyクエリ(買いたい)の場合

  • 「コーヒー豆 買い方」
  • 「スタバ コーヒー豆 通販」

とか、”買う気満々”なキーワードで上位が取れた場合、売上につながりやすいことは明白ですね。

キーワードの競合も調査する

実際にキーワードを検索して、上位10記事のスペックを調べます。

具体的には、下記のようなデータを調査します。

  • 文字数
  • ドメインパワー
  • サイトのブランド力

上記を自分のサイトと比べながら、いけそうなら書くという感じですね。

競合を数値化するためには、以下のツールが役立ちます。

競合調査に役立つツール

»MozBar → ドメインパワーと被リンクを確認できるツール
※MozBarの使い方はこちらの記事で詳しく説明しています。

»見出し(hタグ)抽出 →見出しやページ文字数を抽出できるツール

STEP④:キーワードを元にコンテンツを制作する

STEP④:キーワードを元にコンテンツを制作する

キーワード選定を終えたら、コンテンツの制作(=記事を書く)です。

コンテンツ制作の手順は以下のとおり。

  1. 1つのキーワードに対し1つの記事
  2. 想定読者と検索意図を明確にする
  3. ロングテールキーワードで書こう
  4. 単独で上位が難しい記事にリンク

順番に解説します。

①:1つのキーワードに1つの記事

1つのキーワードに対して、1つの記事を書きます。

1キーワードで、2本以上の記事を作るのはNGです。

理由は、検索エンジンの混乱と評価の分散です。

たとえば [コーヒー豆 おいしい 挽き方] [コーヒー豆 挽き方 コツ]は、同一記事にしましょう。
なぜなら、結局このキーワードで記事を書いたら、どっちにしても「コーヒー豆のおいしい挽き方を教える」記事になるから。

ここで「コーヒー豆 おいしい 挽き方」と「コーヒー豆 挽き方 コツ」で記事を分けたら、ページの評価が分散されて、SEO的に良くないです。

②:想定読者と検索意図を明確に

制作する記事のキーワードを決めたら、

  • 想定読者:読んでくれる読者のイメージ
  • 検索意図:読者が本質的に何を知りたいか

を考えていきましょう。

たとえば [コーヒー豆 通販]で考えます。

想定読者は、コーヒー豆を通販で購入したい人ですね。

実際にGoogle検索窓に打ち込んで、サジェストキーワードを見てみます。

コーヒー豆通販のサジェスト
  • コスパ:お買い得なコーヒー豆を探している
  • 楽天:楽天市場でコーヒー豆を探している
  • 送料無料:地方在住者が探している(推測でOK)
  • 東京:東京でコーヒー豆を販売しているお店を探している

といったユーザーのニーズ・ウォンツがわかります。

ここで検索意図を考えてみます。
顕在的ニーズ:キーワードから、すでに見えているニーズ。
潜在的ニーズ:自身すら気づいていない、本質的に知りたいこと。

顕在的ニーズ
  • 通販できるおいしいコーヒー豆が知りたい
  • 安くておいしい、つまりコスパのいいコーヒー豆を通販で入手したい
潜在的ニーズ

高くてマズいとか、コーヒー豆選びに失敗したくない

こんな感じでしょうか?

検索意図をつかむのに100%の正解はありません。
多少ズレても隠れたニーズを想像して、記事に反映させることが大切です。

「想定読者」を思い浮かべ、「検索意図」を盛り込みながら、実際に記事を書いていきましょう。

検索意図の概念は、SEOにおいて、とても重要です。
下記記事にて、検索意図をつかんだSEOライティングのやり方を解説しましたので、参考にどうぞ。
»「SEOライティングのコツを教えて」→「会話を文章化しよう!」

③:ロングテールキーワードで書こう

検索ボリュームの多いビッグワードで上位表示を狙いたいなら、最初はロングテールキーワードでコツコツとアクセスを稼ぐことが必要です。

ロングテールキーワードとは

  • 2〜4語を組み合わせたキーワード
  • 検索ボリューム数が100〜500ぐらい

といったキーワードです。

ロングテールキーワードは、SEOでもかなり重要な概念なので説明を深めます。

ロングテールキーワードの利点は主に下記3つ。

  1. 組み合わせワードが多くなるほど競合が減る
    例:「コーヒー豆」検索ボリューム→90,500
    「コーヒー豆 通販」検索ボリューム→5,400
  2. 読者のニーズが明確で記事が書きやすい【コンバージョンしやすい!】
  3. 上位が難しいキーワードにも内部リンクにより流入させることができる

たとえば [コーヒー豆]で検索する人は

  • コーヒー豆が欲しい人
  • コーヒー豆を販売したい人
  • コーヒー豆の挽き方が知りたい人

と、その検索意図を絞るのは、不可能です。

[コーヒー豆 通販]となると

  • コーヒー豆を通販で買いたい人

と絞ることができ、

[コーヒー豆 通販 送料無料]となると

  • コーヒー豆を送料無料の通販で買いたい人

とキーワードが足されるほど、検索意図が明確になります。

記事も「送料無料でコーヒー豆を通販できるお店3選」といった感じで書きやすくなり、コンバージョン率も自然、高くなりますね。

ロングテールキーワード説明図

コンバージョン:サイトの最終的な成果。ECサイトなら売り上げ、会員サイトなら登録、申込みといった感じで、運営サイトの種類によって、何をコンバージョンに設定するかは変わります。

③の「上位が難しいキーワードにも内部リンクから流入させることができる」は、次で詳しく解説します。

④:単独で上位が難しい記事にリンク

SEO上位を目指すなら、関連記事を増やすことが必須です。

なぜなら検索ボリュームの多い記事では、記事単体でSEO上位をとるのが難しいからです。

このとき、Googleに関連記事として認識してもらうために、内部リンクによるツリー構造を意識すると、SEO的に”良し”です。

たとえば [コーヒー豆 通販]を頂点にして、内部リンクをツリー構造を作ると図のとおり。

ツリー構造説明図

ツリー構造とは、上記のようなイメージです。

1つのキーワードから枝分かれして、派生キーワードにつながっているため、ツリー(木)構造と呼ばれます。

ツリー構造のメリット3つ
  • Googleの検索ロボットがサイト構造を把握しやすい
  • 読者がサイト内のどこにいるかわかりやすくユーザビリティが高い
  • 単体で上位を取ることが難しい記事に、内部リンクから流入させられる

STEP⑤:コンテンツ制作のあとは必ず「答え合わせ」

STEP⑤:コンテンツ制作のあとは必ず「答え合わせ」

コンテンツ制作の後は、必ず「順位チェック=答え合わせ」をしましょう。

答え合わせは検索順位チェックツール

SEOキーワードは、順位を計測しましょう。

測定時期の目安ですが、大体記事公開後2〜3ヶ月ぐらいです。
その頃になると、順位がほぼ固まってきます。

順位計測ツールは無料有料合わせ数多くありますが、WindowsならGRCMacならランクトラッカーがおすすめです。

※当ブログはランクトラッカーを使用しています。

順位によって、その後の対応も変わります。

参考までに、僕の検索順位の見解と対応は下記です。

  • 50位圏外:もう死んでいる
  • 30位以内:上位の芽があるな
    →大幅にリライトして、順位アップを図る。
  • 10位以内:SEO的に正解に近いな
    →上位記事を分析して、上回る可能性がありそうなら挑む。

10位以内までくると、ドメインの強さや被リンクの多さなど、自分でコントロールしにくい順位決定要因にも影響されます。

順位が上げ止まった場合、関連記事で押し上げる、サイテーションを獲得する(ネットで話題になる)など、記事単体の枠を超えた施策も必要でしょう。

まとめ:SEO集客はキーワード選定が9割!やり方を5ステップで解説します

まとめ:SEO集客はキーワード選定が9割!手順を5ステップで解説

最後に、本記事の内容をまとめます。

SEOキーワード選定の5ステップ
  1. STEP①:ターゲットにするキーワード候補を洗い出す
  2. STEP②:コンテンツ化するキーワードを絞り込む
  3. STEP③:狙うキーワードを決める
  4. STEP④:キーワードを元にコンテンツを制作する
  5. STEP⑤:コンテンツ制作のあとは必ず「答え合わせ」

上記、5つのステップでキーワードを選定し、コンテンツ制作していきましょう。

SEOは効果が表れるのに、時間のかかる施策です。

ただし、キーワードの重要性を理解し、適切な施策を続けていけば、成果は出ます。

うまくハマれば、広告費0円で、大量の集客ができます。

キーワード選定以外のSEO施策も教えてくれ!という方は、こちらの記事をどうぞ。
» やってて良かったSEO【1日2,000人に読まれるブログにする24個の施策】

ちなみに最後にコソッと言うと、SEO1位は購入できます(゚д゚)!

結論いうと、広告です。

[コーヒー豆 通販] だと、こう。

予算をかけられるなら、SEOとの両軸で展開するのもいいでしょう。

広告でクリックされるキーワードを調査し、SEOキーワード選定に生かす、というやり方もできますね。

今回はこの辺で!

では、検索結果でお会いしましょう(^^)