
産経新聞社サンスポ記者として、Jリーグ、プロ野球、オリンピックなどを担当してきた『とち』(@blue_chikippaa)です。
真面目に、かるくが執筆信条。
現在はWeb制作会社の代表の傍ら、ブロガーとしていろいろ書きながら生きてます。

まだ手が余ってるからWebライターを始めてみたい。その方法を教えてほしい。
こういった疑問を解決する記事です。
- 副業でWebライターを始めるための手順
- Webライターでしっかり稼ぐために必要なこと
- 副業で『Webライター』を選ぶ圧倒的メリット
元新聞記者でWebライター経験のある僕が、副業ライターとして稼ぐ方法を解説します。
実は僕も最初の副業は、会社員時代に取り組んだWebライターでした。

5記事(1記事1,000文字程)書いて、3,024円でした。
会社に依存せず、自分で稼ぐ体験をすると世界が変わります。
それがたとえ1円でも、です。
自分で稼ぐ体験の入り口として、Webライターは最適でしょう。
安定して稼ぎやすく、手をつけやすい、さらにスキルアップにも繋がります。
「1文字=◯円」という分かりやすさも良き(´ε` )
本記事を読めば、副業Webライターの始め方から、稼ぐ方法、Webライティングで得られるスキルがわかります。
ではさっそく、Webライターの始め方から見ていきましょう!
未経験・初心者が副業Webライターを始めるには

副業でWebライターを始める手順は次の3つです。
- 仕事を受注する
- 文章の基礎を学習する
- 低単価からスタートする
順に説明しますね。
副業Webライター始め方
1:仕事を受注する
「え?いきなり仕事を請けるの?」と思うかもしれませんが、はい、請けましょう(^^)
どんなジャンルのライター案件があるのか、どのくらいのレベルが求められるのか、まず知るには実践しかありません。
【初心者歓迎】【未経験OK】といった案件も多数あります。
そういったお仕事は依頼主が、記事のルール、参考記事などを用意してくれていることが多いです。
僕が最初に請けたライティングのお仕事は、クライアントさんから下記のようなシートを事前にいただきました。

あらかじめ指定された「仕様書」に沿って書くだけだったんで、とても助かりましたm(_ _)m
いいクライアント(依頼主)と繋がれば記事のフィードバックももらえるので、仕事自体が最高の学習になります。
Webライターの仕事を見つけるには、下記の2つがあります。
- クラウドソーシングに登録する
- TwitterなどのSNSで直接クライアントを探す
クラウドソーシングは、仕事を探す人とお願いしたい人をつなげるプラットフォームです。
手数料はかかりますが、最初はトラブルを避けるためにもクラウドソーシングがいいでしょう。
クラウドソーシングは下記3つに登録しておけばOK(登録無料)。

ランサーズ:「クラウドワークス」と双璧なす最大級のクラウドソーシング。
クラウディア

仕事の見つけ方:クラウドワークスで説明
1:クラウドワークス

2:「ライティング・記事作成」から「記事・Webコンテンツ作成」を選択。

3:出てきたリストから興味のある案件に応募する。ただ…案件数が膨大なので(4に↓)

4:条件・キーワードで絞り込む
出てきたリストを順にチェックすると時間がかかりすぎて激しく非効率ですので、希望条件で絞り込みましょう。
『記事・Webコンテンツ作成』そのままのリストだと1,163件出てきました(2021年2月時点)。
これをすべてチェックして、比較してとか、、、記事書く前にクタクタになります。

たとえばスポーツ系が好きor得意な人なら、検索窓に『スポーツ』と入力。
条件検索で効率的に案件をサーチすることで、仕事にも早く取りかかれるので活用してください。

副業Webライター始め方
2:文章の基礎を学習する
「仕事と勉強が逆じゃない?」と思うかもしれませんが『並行』ぐらいの感じがいいです。
先に知識だけ詰め込んでも、ルールに縛られすぎて手が動かなくなります。
そもそも文章の勉強に『ここまで』みたいな線引きがないですからね。
基礎だけ抑えておけばOK!
Webライティングの基礎を学ぶなら、下記の3冊で学習すれば十分です。
・『新しい文章力の教室』
・『Webライター実戦入門 文章で生きる夢をマジメに叶えてみよう』
・『沈黙のWebライティング』
紹介した3冊の詳しい説明は下記記事に詳しいです。
>>>ライティングで月3万円稼ぐために読むべき本3選
副業Webライター始め方
3:低単価からスタート
最初は低単価案件を取りにいきましょう!
実績、もしくは専門的な知識がない限り、いきなり高単価案件は取れません。
Webライターの報酬は『1文字◯円』といった文字単価が主流です。
かなりザクっとした相場は『1文字1円』。
これを『1文字0.7円』といった単価に下げると【初心者OK】といった案件も増えてきます。
取りやすい低単価案件からスタートして実績を積み、高単価へシフトしていくのがWebライターで稼ぐ王道です。
未経験・初心者から副業Webライターで稼ぐための5ステップ

ここからはWebライターとして稼ぐための5ステップをご紹介します。
- 文字単価の相場を知る
- 好き&得意な分野で書く
- 実績スキルをつけて単価アップ交渉をする
- WordPress(ワードプレス)の投稿を覚える
- ブログを始める
副業Webライター稼ぎ方
1:文字単価の相場を知る
まず文字単価の相場を把握しておきましょう。
相場を知ることで「すぐに稼げる」といった過度な妄想を取り払え、ステップアップの指針にもなります。
僕は計1年ほどWebライターをしましたが、一般的な経験期間・文字単価・月収の関係性は下記のような感じです(ほんと大枠で)。
Webライター経験期間 | 文字単価 | 見込み月収 |
3カ月未満 | 0.5〜0.9円 | 3万円以下 |
3カ月以上〜1年未満 | 1〜1.2円 | 3〜5万円 |
1年以上〜2年未満 | 1.3円〜2円 | 5〜10万円 |
2年以上 | 2円〜 | 10万円〜 |
低単価案件を3、4件こなしたら「1文字1円以上」の案件にトライしましょう!
「1文字1円未満」を続けていると消耗します。
講師陣の実績、スクール生の成果がすばらしいです。
副業Webライター稼ぎ方
2:好き&得意な分野で書こう
誰でも好きなことを話し出すと止まりませんよね?
これはライティングの世界でも同じ。
好きなこと、得意なことは、自然と筆が進みます。
文字数が量産できます。
質の前提はありますが、『文字数が量産できる』はWebライティングの世界では正義です。
たとえば『ゲーム』に詳しいなら、ゲーム系のWebライターを募集している案件に応募するのがいいでしょう。
好きこそものの上手なれ、です!
副業Webライター稼ぎ方
3:クラウドソーシングは絞る→脱出する
登録必須と下記のクラウドソーシング3社をご紹介しましたが、メインで使うものは1つに絞った方がいいです。

ランサーズ:「クラウドワークス」と双璧なす最大級のクラウドソーシング。
クラウディア

複数のプラットフォームで案件をこなすと、実績・評価が分散しますから。
もったいないんですよね。
たとえばクラウドワークスだと、受注実績&評価が下記のように表示されます。

依頼主(発注者)はまず応募者の実績を見るので、1つに集中させておくことが重要です。
最終的にはクラウドソーシングを通さない関係を構築できたら理想です。
クラウドソーシングに支払う15%ほどの手数料がなくなるので、単価は自ずと上がります。
できればクライアント(依頼主)も絞りつつ、パートナー的にお仕事がしたいもの。
僕も発注者側に立ったことがありますが、有能なWebライターさんと継続的に仕事をさせていただくのはほんと難しいです。
企業と何度も仕事をこなし『このライターさんは手放せない』と思わせたら”勝ち”ですね!
副業Webライター稼ぎ方
4:WordPressを覚えよう
WordPress(ワードプレス)はプログラミングの知識なしに、サイト制作やブログ更新ができるシステムです。
日本でもWordPressで制作されるWebサイトは多く、自然、WordPress関連の案件も多いです。
Webライターとして『記事を書いて、WordPressで投稿』まで担えると、仕事の受注範囲がグッと広くなります。
とにかく発注者が助かるんで、当然、単価も上がりますよね。
Webライターで大きく稼ぐためには、WordPressでの投稿方法を覚えるのは必須と言えますね。
副業Webライター稼ぎ方
5:ブログを始めよう
Webライターの仕事と直接的な関係はないですが、ブログもやった方がいいです。
ライティングの仕事と、親和性がとても高いので。
SEO、セールスライティング、専門知識…
Webライターとして身につけたスキルは、そのままブログに適用できます。
Webライティングがいわゆる『労働集約型』と呼ばれるのに対して、ブログは『資産ストック型』です。
つまり1度記事を書いて読まれるよう(買われるように)になれば、半自動的に収入が生まれます。
夢、ありまくりですよね(´ε` )
ライティングに慣れたら、ぜひブログにも挑戦してみてください!
稼ぐためにブログを始めるなら、圧倒的にWordPressがおすすめです。
知識0からの副業ブログの始め方を読めば、WordPressブログの開設に迷うことはないです。
未経験・初心者が副業でWebライターを選ぶメリット3つ

副業Webライターで稼ぐメリットを3つ挙げます。
- 時間と場所に縛られない
- 稼ぐまでの障壁が低い
- 多様なスキルが身につく
副業Webライターのメリット
1:時間と場所に縛られない
パソコン1台あれば、いつでもどこでも仕事ができます。
海でも山でも、トイレでもラーメン屋の行列に並んでいる時でも、そう、いつでもどこでも。
ただ安いものでもOKなので、ノートパソコンは必要です。
スマホで書く人も増えていますが、いずれスマホ打ちでは指がもげます。
副業Webライターのメリット
2:稼ぐまでの障壁の低さ
Webライターは最初に稼ぐまでのハードルが、他の副業に比べて圧倒的に低いです。
参考 忙しいサラリーマン向けおすすめ副業9選【筆者体験ベースで厳選】
たとえばプログラミングやアフィリエイトといった分野だと、まずそれなりの学習が必要になります。
稼げるレベルに到達するまで、時間がかかるんですよね。
Webライターは、今、この瞬間、始めることができます。
日本語がキーボードで打てれば大丈夫です。
副業Webライターのメリット
3:多様なスキルが身につく
Webライティングをこなすことで、多様なスキルが身につきます。
- SEOスキル
- ライティングスキル
- Webマーケティング知識
最初はあまり意識しなくて大丈夫ですが、Webライティングをこなしていくと『SEO』が切り離せない存在であることに気づきます。
発注者側もSEOライティングを条件とすることも多いので、案件をこなすうちにSEOスキルが身につきます。
Webライターは『時間をかけた分だけ、スキルと知識が身につく副業』です。
そして経験を積んだ分だけ、稼げます。
副業は『稼げる稼げない』の前に、スキルアップできるかが前提であるべき。
自己成長のない副業なら、本業に力を入れる方が合理的でしょう。
スキルアップの観点でも、副業でWebライターはおすすめですよ!
まとめ:未経験・初心者が副業Webライターで稼ぐ手順【8ステップ】

最後に未経験・初心者が副業Webライターで稼ぐ8ステップを、おさらいしておきます。
- 仕事を受注する
- 文章の基礎を学ぶ
- 低単価からスタート
- 文字単価の相場を知る
- 好き&得意な分野で書く
- 使うクラウドソーシングは1社に絞る
- WordPress(ワードプレス)の投稿を覚える
- ブログを始めよう(WordPressブログを激しく推奨)
ご意見ご感想ぜひ!