
「野球選手やサッカー選手といったアスリートの写真をブログに使いたい。でもどうやって探せばいいんだろう…。ネットで適当に拾ったやつを勝手に使ったら、〇〇権とか怖いし」
こういった疑問に答えます。
世界的な写真画像代理店「Getty Images(通称ゲッティ)」の素材が、無料でブログに使えます。
しかも7,000万点!
報道機関に勤める私、もちろんその社の存在は知っていましたが、まさか個人的に使えるとは知りませんでした。
スポーツ選手の写真をブログに使いたい!

イメージ写真からの脱却
私はスポーツ新聞記者という職業柄、そのスポーツをブログネタにすることも多いんですが、悩んでいたのがアスリートの写真。

会社では無尽蔵にあるデータベースからホイホイといった感じで選べるんですが、個人だとあまりに無力…。
フリー写真には「誰?」なイメージ写真がズラリだし、Googleの画像もライセンスフィルタをかけた写真にはゲンナリします。
仮に2019年W杯で列島を沸かせた「ラグビー日本代表」の写真を使用したいと、Googleで画像検索します。
「設定」→「検索オプション」→「自由に使用または共有できる」とフィルタリングした一覧がこちら。

「なんじゃこれ?」となりますよね。
すごい古い代表のものから、豆粒みたいな“引きの絵”…その辺のおじさんの草ラグビーまで入っちゃってるw
Getty(ゲッティ)なら
そこがGetty(ゲッティ)なら
松島幸太朗も
リーチ・マイケルも
「ONE TEAM」な桜の戦士たちも
このような臨場感ある写真が、わんさか出てきます。
スポーツ選手の写真「使用OK!」←ゲッティ公式

アスリートの〇〇権は?
著名人やアスリートの写真を個人的に使う時、みなさん「使って大丈夫?」と心配になると思います。
知的財産権とか著作権とか肖像権とか…小難しいやつですね。
私も新聞社に勤める身ですから、散々その煩わしさは経験していますw
ここではgettyimagesのHPから、結局白黒わからない長い規約より、ヘルプセンターからの「素材は無料で使用できるか?」のド直球質問の公式回答を引っ張ります。
「画像埋め込み」機能を使用すると、7,000万点以上の写真を“非商用目的”のウェブサイトやブログに無料で使用できます(商品/サービス販売、資金調達、販売促進、宣伝、エンドースメントなどを目的として使用することはできません)。無料で埋め込み可能な写真を見つけるには、検索結果ページの「フィルター」パネルで「埋め込み可能画像」をオンにしてください。
gettyimages公式HPより
はい、ちゃんとOK!と言ってますね。
商用目的はダメ!
ただ「商売には使うな!」ということです。
例えば、直接写真を販売するのはもちろん、上記のラグビー日本代表の写真を使って同サイトでスポーツグッズの販売をするなどもアウトですね。
Googleアドセンスやアフィリエイトを利用しているサイト自体が商用目的かどうかは、微妙なところですが、直接的に写真と関連性のあるサービス・商品を掲載しない限りは「セーフ」と判断されるようです。
当ブログもGoogleアドセンス利用しているんで、もしゲッティから「NO!」と怒られたらまたお知らせします。
【ゲッティ】スポーツ選手の写真の貼り方

ゲッティ写真のブログへの貼り方を解説します。
ゲッティ写真の貼り方
まずGetty Imagesホームページから使用したい写真を検索します。

「エディトリアル」とは報道・出版目的で撮られたもので基本こちらでOKです。
フィルタから「埋め込み可能画像」をオンにする。

使用したい写真を選び、ブログへの画像埋め込みを選択。

出てきたコードをコピーする。

ブログ編集画面に戻ってペーストすると、バン!
簡単ですね!
これ写真にもチラリと写っていますが、購入するとバカ高いですw
本当にお得なサービスをゲッティさんは提供してくれてますね。
ゲッティ写真の注意点
ただ、注意点もあります。
- サイズ変更はできない
- クレジット表記は必須
- 無料使用できるのは埋め込みコードがある写真だけ
最初に埋め込みコードを「標準」からコピペしたときには、通信環境によって「Embed from Getty Images」とだけ表示され、写真が消えてしまうケースがありました。
もう一つの「旧型コード」を貼ると消えることがなくなったんで、うまく表示されない方は試してみてください。
スポーツ選手の写真をブログに使いたい!Gettyなら著作権クリア:まとめ

『権利関係が本当にクリアか怪しい』といった疑問は晴れたのでは、と思います。
というか公式HPで回答してますしね。
そもそも「この画像どっから取ってきたんだ?」みたいなサイトより、権威性のある「Getty Images」のクレジット表記があった方が信頼は増しますよね。
ですが、くれぐれも商用厳禁で!
7000万点もの写真が入ったアルバム、うまく活用しましょう!