こんにちは、とち( @tochi1203 )です。
下の悩みを抱えている、あなたの背中をポンと押す記事です。

「 転職したいけど、もう 39歳…転職なんて厳しいよな。結局、俺はこの会社で一生を終えるしかないのか… 」
表題の「39歳です。転職、厳しいですよね?」は、僕が転職エージェントとの初面談時、開口一番で切り出した言葉です。
大阪梅田の高層ビル、株式会社リクルートの面談室。

対面に座った担当者は、女性エージェントでした。
ニコリと両端が上がった口からは、こう返答がありました。

転職年齢には2つの川があります。1つ目は35歳、2つ目が40歳。
とちさん(仮名・ほぼ本名)は第2の川を渡る前…大丈夫です!

ほんとに?

ほんとに
天使かよ、と。
いや、ほんとに。
仕事で疲弊してた時期なので、ゴリゴリのおじさんエージェントでも天使化したでしょう。ただ勇気づけられたことは、たしかです。
結論からですが、転職エージェンント、使ってみて良かったです。
利用するまでは、懐疑的でしたけどね。
あなたが39歳なのか、はたまた少し若いのか40歳をこえているのかわかりませんが、本記事を読めば、転職エージェントの利用価値、感じると思いますよ。
※ 本記事は天使、いや転職エージェントとのやりとりを中心に進行します。
3分で読めますので、お付き合いください。
「39歳です。転職、厳しいですか?」面談でエージェントに聞いてみた

転職エージェントとの面談の記録です。
面談前に「リクルートエージェント・転職支援サービスに登録」→「面談日の決定」→「書類等準備」の手順があります。
下記のように、メールにて事前準備が必要なものはアナウンスしてくれます。

対面。
- 職種
- 年収
- 勤務地
- 転職時期
など希望条件の確認のあと、こう聞かれました。

ご立派な会社に長い間お勤めになってきたのに、どういった理由ですか?
僕は素直に答えました。

- 会社の将来が不安です。
- 同じことの繰り返しに飽きました。
- 上司が幸せそうじゃないんですよね。
面接では絶対言えないですね、こんな本音。
あくまでエージェントとは面談。カッコつけず、本音をぶつけるべしです。
新しい事に挑戦したい気持ちがあったので、その点もしっかり伝えました。

IT・Web業界に興味があるんです。

40歳前の転職希望者は、大体とちさん(仮名・ほぼ本名)と同じ理由の方が多いです。企業さんとの面接では、新しいことに挑戦したい点をプッシュしましょう。
と諭すように、応じてくれました。
マジ、天使。
「39歳、転職ほんとに厳しい?」→最初の面談日に求人企業提示

驚いたのが、最初の面談日に ”僕向け” の求人企業を紹介されたこと。
事前の入力・提出情報から、面談前に大枠で探してくれてました。
マジ、天使。
テーブルに資料が拡がった企業は9社。

えっ、いきなり9社も希望に合う企業があるのですか!?
ちなみに僕が伝えていた希望条件は下記。
- 時期:なるべく早め
- 職種:IT・Web業界(未経験可)
- 年収:多少下がってもいい
- 勤務地:大阪・京都・兵庫
- 転勤:できれば、避けたい
- 備考:満員電車は避けたい
少しばかり、わがままな条件でした。

事前に聞いていた範囲で、ご用意した企業さまです。
ご興味のないものもあると思います。

うん、あります。
Web業界を目指す僕に「王将」は…大好きですけど。
選別するうちに残ったのが3社。
エージェントからのアドバイスが入ります。

少しでも興味のある企業さんには、どんどん応募してください。
面接までいけるのが20社中2、3社といった割合なので。

その先は内定もらってから考えるぐらいの気持ちでOKです。
エージェントによると、面接まで行けば内定をもらえる確率は30〜50%もあるそう。
けっこう高い確率ですよね。
「39歳、転職ほんとに厳しい?」→希望合致企業の面接まですんなり

面談からわずか1週間
結論からいうと、僕の場合、ほぼ希望に合った企業さんとの面接までいけました。
『僕の場合』なんて書くと、すごいキャリアを積んできたみたいですが、もちろんそんなことありません。なにせ未経験業種…むしろキャリア破棄^^;
「面接決定」の報が入ったのは、エージェントとの最初の面談日から1週間後でした。
「エージェント面談 → 面接」の速さには、理由があります。
下のスクショは、1週間でエージェントから届いたメールの一部です。

募集企業の案内が、ハイペースで送られてきます。
エージェントに言われたとおり、僕は少しでも興味を持ったらすぐ応募するようにしました。
応募ボタンを押すだけと、簡略化された手続きも良かったです。
面接対策も
リクナビエージェントでは「面接力向上セミナー」と題した本番さながらの面接対策もしてくれます。
面接なぞ15年ぶりだった僕にとっては、この対策は、ありがたかった。
予想問答集もいただけました。
至れり尽くせりで、面接準備が整います。
まじ、天使。
もう、いいか^^;
僕が面接に行ったのは、京都のWeb制作会社でした。
事前対策のおかげで、ガチガチにならずに済んだ (^^)
転職エージェントを介しての活動で得た大きなもの

結論からいうと、僕は結局、独立・起業という道を選びました。
転職に限界を感じたのではなく真逆です。
転職活動を通じ、キャリアの棚卸しをして、自分の武器が見つかったからでした。
おそらく自分1人で考えていても、まず見つからなかったでしょう、自分が特別誇れるものなんて。
エージェントに発見してもらった、と言っていいです。
尊敬するブロガー、ちきりんさんの著書「マーケット感覚を身につけよう」に下記の一節があります。
一流企業に10年以上も勤めながら「自分には市場で売れる特別な能力はなにもない。組織を離れたらやっていけない」と考える人がいます。
どんな分野でも10年働いたら「自分には売れるモノなど何もない」なんてことはありえません。もしそう感じるのだとしたら、その人に足りないのは「価値ある能力」ではなく、「価値ある能力に、気がつく能力」です。
「マーケット感覚を身につけよう」より抜粋
「価値ある能力に気づく能力」を与たえてくれたのが、僕の場合、天使、いや転職エージェントでした。

申し訳ないですが、転職ではなく、独立したいと思います。

えっ、なんか涙が出そうです。そういった決断のお手伝いができたのも、アドバイザー冥利に尽きます。
と喜んでくれました。
うん、やっぱ天使。
自分の強みが分かるサービスで、この診断結果をもとに、転職エージェントに推薦文を考えてもらうのも、あなたの市場価値を高める一手です。
「転職は厳しい」と言われる39歳がエージェントを使うべき理由5つ

僕が一連の活動の中で感じた、転職エージェントを利用するメリットが下記5つです。
- 「市場での価値」を見つけてくれる
- 仕事を抱えながらでも転職活動ができる
- エージェントだけが抱える求人が多数ある
- プロに書類添削&面接対策をしてもらえる
- 無料!
順にご説明します。
①:「市場での価値」の発見
上述したとおり、転職エージェントは、あなたの ”売り” を見つけるプロです。
「こんな実績なんて…」と感じているのは、実はあなただけかもです。
②:仕事をしながら活動できる
通常の転職活動だと、すべて自分で手配・準備する必要がありますが、転職エージェントを利用するとお任せで進行できます。
③:エージェントだけが抱える求人
リクナビNEXTでいい条件になるほど、案件の取り扱いが「リクナビエージェント」にシフトしていきます。
例:リクナビNEXTで「年収500万以上」と希望した場合…

ちなみにリクルートエージェント以外にも、IT系転職に強いサイト・エージェントはあります。
こちらの記事にまとめましたので、参考にどうぞ。
»【未経験向け】IT系に強い転職サイト・転職エージェント3選
④:書類添削&面接対策
「職務経歴書を書いたことがない」「面接なんて十数年ぶり」といった方は、助かります。
(僕もそうでした。)
⑤:無料!
下記一連のサービスがすべて無料です。
- 面談
- 書類添削
- 企業紹介
- 面接対策
- 給与などの企業との条件交渉
求職者は、すべて無料です。
転職エージェントは採用が決定した際に企業側から報酬を受け取ることで成り立っている仕組みです。
Win-Winですね。
希望条件に合わない案件まで勧めてくるエージェントは要注意です。
成功報酬目当てで、求職者側に立っていません。
エージェントや会社を見極める求職者側の目も大切です。
「39歳です。転職、厳しいですよね?」エージェントに聞いてみた【体験記】:まとめ

『アラフォーの転職は厳しい』は通説です。
周りに相談しても『やめとけ』と言われるのが、関の山でしょう。
ただ動いてみると、なんなりと働き口はあることが分かります。
希望条件を高乗せして『転職が厳しい』のは、39歳だろうが、25歳だろうが同じです。
人生100年時代。
39歳なんて、まだ半分も生きちゃいない。
僕は勇気を出して、転職エージェントの扉を叩いてから、人生変わりました。
本記事が、あなたを後押しするようなものとなれば、幸いです。